秘湯に泊まる那須岳周回コース
- GPS
- 28:37
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,404m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
9:50 ロープウェイ山頂駅
10:35 茶臼岳山頂
11:15 峰の茶屋ちかくの分岐
11:40 牛ヶ首
12:05 姥が平 (昼食) 12:50
13:15 沼原・三斗小屋分岐
13:50 沼原分岐
14:05 三斗小屋温泉
【5/27】
7:45 三斗小屋温泉
9:10 大峠 9:15
10:55 三本槍岳 (昼食) 11:35
12:35 熊見曽根
12:55 朝日岳
13:35 峰の茶屋跡
14:00 那須岳登山指導所
14:10 ロープウェイ山麓駅
天候 | 5/26 晴れ 5/27 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://toya108.jp/nrw/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 沢を渡るとき、足を滑らせないように。。。。 【登山ポスト】 ロープウェイ山麓駅にあります。 【温泉】 三斗小屋温泉煙草屋旅館 http://www.tabakoyaryokan.com/ |
写真
感想
今月は珍しく妻が二連休を取れたので、泊りがけの登山を計画しました。泊りがけで行きたかった雲取山はGWに行ったので、どこにしようかといろいろ思案。鳳凰山と甲武信ヶ岳が候補にあったのですが、まだまだ残雪で股下まで踏み抜くこともあるというので、雪になれていない私たちは怖くなり、那須岳&三斗小屋温泉に行くことにしました。
ヤマレコを見ると、茶臼岳や朝日岳のような荒涼とした山肌が目についたので、寒々しい感じかなとあまり期待していなかったのです。
でも、茶臼岳から姥が平まで下りたあとは、木々や草花が増え、新緑の豊かな自然を楽しむことができました。この日は日曜日だったので、茶臼岳には人がそれなりにいましたが、三斗小屋に泊まる人は少ないようで、茶臼岳を下ると静かな山歩きを楽しめました。
三斗小屋温泉は山中に宿が二軒だけの温泉。前日は多くの宿泊者がいたようですが、この日は私たち夫婦を含めて10人だけ。露天風呂もほぼ自分貸切タイムで楽しめました。女性は妻含めて二人だったので、妻ものんびり楽しめたようです。温かなお湯につかって自分だけが大自然に対峙する。素晴らしいじゃないですか!
もちろん風呂上がりのビールも欠かせません。風呂上がりのビール、素晴らしいじゃないですか!
翌日の朝は前日以上の青空で、朝風呂がやはり素晴らしい!
二日目は、三斗小屋温泉から大峠を経て、三本槍岳、朝日岳とまわりました。
三斗小屋を出た後は三本槍岳近くまで、誰とも会わず。静かすぎて怖い。熊が出たらどうしよう。
大峠までは静かな森の中、沢を幾筋か越えていきました。あまり踏まれていないせいか、渡渉では岩が滑って、脛まで水に浸かってしまいました。ビチャビチャの靴下を履き替え、気を取り直して歩くと、また次の沢。あろうことか再び滑って沢に浸かってしまいました。でも二度あることは三度ありませんでした。皆さん、三斗小屋から大峠の沢越えには気を付けてください。
大峠から三本槍へは稜線歩き。清々しい気分を満喫できました。ただ、標高差500m弱を日陰もなく登るので、暑い時期はバてそうです。
三本槍の頂上では、自衛隊の戦闘機(?)1機がカラーリングがはっきりわかるくらいの低さで飛んでいきました。とんでもない爆音で静かな山の雰囲気台無しです。ここは演習空域なのでしょうか?
三本槍からは登山者が増え、とはいうものの平日なので人は少なめと思いますが、楽しげな山歩きになりました。
そして、熊見曽根を越えると茶臼岳の大きな山体がガツーンと現れ、ド迫力でした。ここがこの山行のハイライトだったと思います。那須岳を周回するときは、時計回りでどうぞ。きっとガツーンと衝撃を受けると思います。
剣ヶ峰のあたりは鎖場続きで緊張感あり。小っちゃいですが雪渓も越えて峰の茶屋跡を過ぎて下れば、ロープウェイ山麓駅に無事に到着。
那須岳と一口に言っても色々な面があって、ルート上にはバラエティ溢れる楽しさがありました。健脚の人なら日帰り周回できるのかもしれませんが、三斗小屋温泉は宿泊しないと入浴できないし、那須岳はぜひ1泊しての山旅をおススメします!
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