陣馬山(高尾駅-小仏-城山-陣馬山-陣馬高原下バス停)
- GPS
- 05:53
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 993m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小仏から城山に直接登る道は、昭文社の地図ではバリエーションルートとしてあるが、奥多摩のへたな登山道より立派で整備もされている。取付きの場所さえ間違わなければ全く問題ない。 |
写真
感想
今週は水曜日から4泊の予定でタイにゴルフツアーに出かけることになっているので、土日でその準備をするつもりであった。しかし、粗方準備はできているし、来週は山に行けないので近場を少し歩いておきたいと思い、高尾山に行くことにした。
高尾駅に着いて高尾山口の喧騒を想像すると、京王線に乗り換える意欲が退化、そのまま歩き出してしまうのは自然の成り行きである。20号線から小仏に通じる道に入ると、小仏行きのバスに抜かされる。でも、この道は途中の民家の庭先にも花々が咲いていて、歩いていても結構楽しい。
日影沢林道の分岐を高尾山の方へ入ってすぐに城山へ直接登るルートを見つけることができた。昭文社の地図では点線になっているが、入口がちょっと明瞭でないだけで、入ってみれば立派な登山道である。
朝起きてから何も口にしていないのでさすがにお腹がすいてきた。一登りするとちょっと見通しの良い場所に出たので朝飯にする。
このルートはそれなりに知っている人が多いようで、相前後して20人くらいの人が登っている。そのうち前方から降りて来た方が前方の一行に何か話しかけている。どうやら珍しい花が咲いているといようなことを言われている。近寄ってみると、何と、ヤマシャクヤクではないか。それも紅花である。ヤマシャクヤクは私の出身地である西の方の特産かと思っていたが、図鑑で調べてみるとベニバナは九州から北海道まで分布しているとのことである。(朝日百科)
城山山頂でソフトドリンクを買って飲んでいると、シェパード犬を連れた警察官と思われる風体の方が来られて、犬に水に水をやりたいとおっしゃっている。お店の方が水を汲んでくると、犬は狂ったように飲み始め、最後は水が入っていた器に噛み付いている。まだ飲み足らないようだ。聞けば、2日間行方不明の方がおられて、山狩りをされているとのこと。御苦労さまである。
城山を後にして景信山に向かう。ようやく汗が平常になって来た。景信山の手前でいつもの景色を堪能して景信山山頂に到着。山頂標識のところに大きなヤマボウシの木があり、満開である。
その後は黙々と歩いて、陣馬山へ。いつもの記憶であると、明王峠を過ぎると陣馬山の山体が見え隠れするのであるが、今日は山体が判然としないうちに到着。考えてみればここに来るのは冬場が多いので、これだけ緑に覆われた季節に来るのは珍しいことに気づく。
陣馬山の上ではずっと思い続けていた大瓶のビールを注文。併せて味噌おでんを注文したら、できるまでのつまみにと蕗と蕗の薹の煮付けを持ってきてくれた。味噌おでんの本体よりこちらの方が美味であった。その店のオヤジのガイダンスに従ってバス出発の45分前に山頂を出たらピッタリの時間にバス停に到着した。
当初考えたよりもガッチリ歩いてしまい、また、後刻の一杯もちょっとやりすぎた一日であった。
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