北八ヶ岳縦走（硫黄岳〜天狗岳〜茶臼山〜縞枯山〜北横岳〜蓼科山）

2013年05月31日(金) ~ 2013年06月02日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 34.3km
• 登り: 3,083m
• 下り: 3,124m

コースタイム

＜1日目＞
6:00 美濃戸口〜6:45 美濃戸山荘〜8:15 赤岳鉱泉〜10:10 硫黄岳〜11:00 夏沢峠〜12:00 根石岳〜12:30 東天狗（デポ）〜（西天狗往復）13:30〜14:25 黒百合ヒュッテ

＜2日目＞
5:00 黒百合ヒュッテ〜5:35 中山〜6:35 高見石小屋〜7:00 丸山〜7:50 麦草ヒュッテ〜9:00 茶臼山〜9:50 縞枯山〜10:10 縞枯山荘〜10:30 ロープウェイ山頂駅〜11:30 北横岳ヒュッテ〜11:40 北横岳〜13:20 亀甲池〜14:00 双子池キャンプ場

＜3日目＞
4:30 双子池キャンプ場〜5:00 亀甲池〜5:20 天祥寺平〜5:30 蓼科山分岐〜6:40 蓼科山荘（デポ） 7:30 蓼科山〜8:00 蓼科山荘〜8:40 馬返し〜8:50 七合目登山口〜9:20 蓼科牧場

天候

1日目2日目、晴れ！3日目曇り〜晴れ間

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

美濃戸口まで車で。蓼科牧場に降りた後は、そこからタクシー（事前調達）で美濃戸まで戻るプラン。
往路：金曜日5時半美濃戸口着。5〜6台停まっているのみ。
復路：蓼科牧場バス停辺りからタクシーで美濃戸口へ（10170円）美濃戸口に戻ったときは、まだまだ駐車場に空きあり

コース状況／危険箇所等

美濃戸〜赤岳鉱泉：特になし。歩きやすい道。雪もなし
赤岳鉱泉〜硫黄岳山頂：積雪あるものの、そこまで歩きづらくはない。アイゼンなし。
硫黄岳山頂〜夏沢峠：最初は急ながれ場。積雪有るが問題なし、アイゼンなし。
東天狗〜黒百合ヒュッテ：積雪は小屋の前数メートル。それ以外は大きな岩が連続してあり不安定。登りの方が楽と思われる。
黒百合ヒュッテ〜高見石小屋：雪やぬかるみ多数。歩きづらい。中山からの下りは、アイゼンを付けた方が断然降りやすい（が、結局付けずにダッシュ）
高見石小屋〜麦草峠〜茶臼山〜雨池峠：雪とぬかるみのミックス。歩きづらい。踏み抜きもあり。
雨池峠〜ロープウェイ山頂：木道、歩きやすい。
ロープウェイ山頂〜北横岳：雪はあるものの、踏み固められているので登りやすい。
★北横岳〜亀甲池：今回一の難所。全面雪、急斜面、かつルートがはじめの方分かりづらい。非常に足場が悪い。踏み抜き、滑り、多数。ここまでに行程で初めてアイゼンを付けた物の、付けてももちろん滑る。おすすめしない。
亀甲池〜双子池：雪あり、道が分かりづらい。（踏み跡が分かりづらい）踏み抜き多数。
亀甲池〜蓼科山分岐：非常に快適な道。ぬかるみが多少有り。
蓼科山分岐〜蓼科山荘：岩場の急登。一瞬道を見失う。岩場をつめて行けば問題なし。
蓼科山荘〜蓼科山頂：アイゼンがあった方が、安心。全面積雪。
蓼科山荘〜蓼科牧場：所々雪や凍結あるものの、問題なし。快適な登山道

写真

5/31 5:58

美濃戸口から出発！

6/2 20:24

美濃戸山荘、こっから北沢へ

6/2 20:24

気持ちのいい道。南か北かだったら、断然北沢の方が好きです。

5/31 7:26

5/31 8:15

もう、すっかり解体されてますね

6/2 20:47

赤岳鉱泉

5/31 8:53

かっこいい！

6/2 20:24

硫黄岳への道のりは雪。でも比較的登りやすい。

6/2 20:47

頂上近くなると、眺めがいい

5/31 9:50

赤岩の頭

5/31 9:53

さて、硫黄岳へ。

5/31 10:25

夏沢峠への下り入口

5/31 11:00

夏沢峠到着。トイレ利用料が50円と安い。しかし、八ヶ岳は山荘が頻繁に有るのでトイレに困りません。

5/31 11:46

5/31 11:53

根石岳へのきもちいい稜線

5/31 12:00

5/31 12:02

5/31 12:13

御岳がみえる〜

5/31 12:52

6/2 20:47

黒百合ヒュッテへの下り

5/31 14:11

すりばち池

6/2 20:25

とうちゃく！

5/31 14:26

6/2 20:25

今日のご飯は、チーズリゾット。パスタソースとご飯と家から持って来た特製たまねぎみじん切りとキノコ・ベーコンを混ぜて出来上がり。うまい！

6/2 20:47

最高の夕焼け

6/1 4:57

5時でもうこんなに明るい！出発です。

6/1 5:08

綺麗な雲海！

6/1 5:09

6/2 20:25

ぬかるみ・・・・

6/2 20:47

そしてまたぬかるみ・・・・

6/1 6:36

高見石小屋

6/2 20:47

気持ちがいい樹林帯

6/1 7:20

6/1 7:50

麦草ヒュッテ。一度道路に出ます。

6/2 20:47

茶臼山への登り。ずーっとまっすぐ、登ります。

6/1 10:11

縞枯山荘。トイレだけの利用は不可らしい。

6/1 10:28

ロープウェイ山頂駅。朝早い時間だけど、沢山の人がいました。

6/1 10:54

坪庭

6/1 11:27

北横岳ヒュッテ

6/1 11:42

北横岳到着！

6/2 20:47

ココから今回の最悪で最強に疲れた道の始まり。。。

6/1 12:06

樹林帯一面を覆う雪

6/2 20:25

慎重に踏み抜かないように・・・

6/1 12:43

ここ、2mくらい滑り落ちました。下に停まれる岩があったから良かったものの、何もなかったらもっとしたまでおっこってた。。本当に危ない。この雪じゃアイゼンも効きづらいし、、、

6/1 12:43

あるきづらい！

6/1 13:18

疲労困憊で亀甲池へ

6/2 20:25

クマの爪痕のよう。ちがうかな？

6/1 13:45

双子池への道。踏み跡は見づらい。

6/1 14:18

双子池の雄池。ここの水が、飲めるようです。ちゃんと水質検査もOKなんだって！すごいね。

6/1 14:18

ちょっとゴミ浮いてるけど、ささっと取り除いてくみます。

6/1 14:47

本日の宿泊場所

6/1 15:08

気持ちのいい湖畔のテン場

6/1 15:46

今日は、早ゆでパスタのボロネーゼと

6/1 16:02

うにクリーム♪パスタのゆで汁は、家から持って来たベーコンと塩こしょう／コンソメで、スープにして頂きました。

6/2 20:47

湖畔を眺めながら、テントの中で読書（意外と寒かった）

6/2 4:32

朝の湖畔

6/2 20:26

蓼科山への登り

6/2 20:47

落とし物。

6/2 20:26

そしてまだまだ登り

6/2 6:43

蓼科山荘。開山祭とかで、若い人たちでとてもにぎわっていた！たまには小屋泊もしてみようかな。

6/2 20:26

蓼科山への登り。ここからアイゼンを付ける。

6/2 20:26

とうちゃく！

6/2 7:34

雲がかかっているものの、うっすら赤岳みえる

6/2 7:35

だだっぴろい山頂

6/2 20:48

なぜかとんで、、、もう白樺高原スキー場

6/2 9:05

こういう斜面は、スキーで滑りたい

6/2 20:48

アルパカ・・

6/2 9:23

とうちゃく！おつかれさまでした〜

撮影機器：

Canon PowerShot S95 Canon

iPhone 4S Apple

装備

個人装備

ヘッドランプ

2

予備電池

2

1/25,000地形図

1

ガイド地図

コンパス

1

笛

1

筆記具

1

ライター

1

ナイフ

1

保険証

1

飲料

1

ティッシュ

1

三角巾

バンドエイド

1

タオル

1

携帯電話

1

計画書

雨具

2

防寒着

2

スパッツ

1

手袋

2

ストック

ビニール袋

1

替え衣類

1

入浴道具

シュラフ

2

シュラフカバー

ザックカバー

2

クマよけ鈴

1

食器

2

水筒

1

時計

1

日焼け止め

1

非常食

1

共同装備

テント

1

テントマット

2

ツェルト

ランタン・マントル

コンロ

1

ガスカートリッジ

1

コンロ台

コッヘル（鍋）

2

ローソク

ファーストエイドキット

1

医薬品

1

ラジオ

トランシーバ（使用帯）

カメラ

1

ビデオカメラ

ポリタンク

1

天気図用紙

車

1

感想

acco_123

まだほとんど行った事のない、北ヤツを制覇して八ヶ岳網羅しよう！という目的。
余裕を持った行程としていたのですが、
思いがけずの雪の歩きづらさ（想像していた以上でした）で、
全体的に意外と時間がかかってしまいました。
踏み抜き、足下の悪さ、北横岳の来た斜面では滑落？と
足には多少自信があったものの、無理は禁物と心から思いました。
（たくさんの痣を作ってしまいましたw）

2泊3日で、美濃戸口〜蓼科牧場まで。
20キロ弱の荷物を背負って、1日8時間半〜9時間を2日連続で歩くのは初めてだったので
かなり疲労してしまったけれど、
人も多くなく、徐々に日が長くなって行く中テン場でのゆったりした時間や
3日間の好天を余す事なく楽しむ事が出来ました。


★山で撮った写真はこちらに載せてます
a lot of smiles
http://acccco.exblog.jp/