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Yamareco

記録ID: 305791
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木雪渓〜蓮華岳

2013年06月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
nobou その他12人
GPS
--:--
距離
11.6km
登り
1,477m
下り
1,463m

コースタイム

8:20扇沢登山口7:00-7:22雪渓末端(堰堤)-8:21慎太郎祭祭壇-8:29ほぼ中間点?-8:41Jun1さんアイゼン装着-9:15咽喉付近-11:07針ノ木峠着・昼食11:49-12:55蓮華岳13:00-13:42針ノ木峠13:44最終堰堤15:00-15:34駐車場
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅-扇沢無料駐車場・・往復
コース状況/
危険箇所等
・雪解けが遅いためか、残雪が多い。
・中間点付近右岸側からのものと思われるからデブリが見られる。
・下山時は雪が融けてグリセード,尻セードが効くので一気に滑り降りられる。
・大沢小屋に寄らず、雪渓をそのまま歩けば大幅な時間短縮になる
6:58 勢揃い 7:00出発
6:58 勢揃い 7:00出発
6月2日(日)6:13 扇沢にて
6月2日(日)6:13 扇沢にて
6:59 天気曇り,上空はガス
6:59 天気曇り,上空はガス
7:22 雪渓末端から沢に入る
7:22 雪渓末端から沢に入る
7:53 針ノ木雪渓の下半分を見る
7:53 針ノ木雪渓の下半分を見る
同 ズームアップ 登山者10名あまり先行・・
同 ズームアップ 登山者10名あまり先行・・
同 まだ傾斜はきつくない
同 まだ傾斜はきつくない
同 突き当りから左に振れている
同 突き当りから左に振れている
8:15 まだまだ1/4程度
8:15 まだまだ1/4程度
同 渓が左に屈曲
同 渓が左に屈曲
8:21 慎太郎祭の祭壇
2
8:21 慎太郎祭の祭壇
同 どんどん追い越され・・
同 どんどん追い越され・・
8:29 振り返ると祭壇の周りに人が集まり始めている
8:29 振り返ると祭壇の周りに人が集まり始めている
同 雪渓中間付近〜咽喉はまだ見えない
同 雪渓中間付近〜咽喉はまだ見えない
8:41 Jun1さんアイゼン装着
8:41 Jun1さんアイゼン装着
同 突き当りから更に左に屈曲する
同 突き当りから更に左に屈曲する
同 徐々に人が増えてきた
同 徐々に人が増えてきた
8:47 少し前進〜すぐに息あがる
8:47 少し前進〜すぐに息あがる
8:51 遅々として進まず
8:51 遅々として進まず
同 軽い2年生を羨まず
同 軽い2年生を羨まず
8:58 迫る後続
9:06 デブリあり
9:06 デブリあり
9:12 咽喉が見えてきた
9:12 咽喉が見えてきた
9:15 咽喉元過ぎれば傾斜2倍
9:15 咽喉元過ぎれば傾斜2倍
9:23 トイレ設営中
9:23 トイレ設営中
同 ここからが正念場
同 ここからが正念場
9:42 キックステップで直登〜息が続かない
9:42 キックステップで直登〜息が続かない
同 後続元気!
9:56 まだまだ見えない
9:56 まだまだ見えない
9:59 スキーヤーはマヤクボ沢を詰める
9:59 スキーヤーはマヤクボ沢を詰める
10:10 軽々と追い越して行く4年生
10:10 軽々と追い越して行く4年生
同 追い越したり越されたり
同 追い越したり越されたり
10:21 正念場の正念場
10:21 正念場の正念場
同 振り返れば咽喉から上はスリバチ状
同 振り返れば咽喉から上はスリバチ状
11:28 誰もが真下を向いて喘ぐ
11:28 誰もが真下を向いて喘ぐ
同 休む人を休んでみている
同 休む人を休んでみている
同 ジグザグは嫌だ まっすぐ行く!
同 ジグザグは嫌だ まっすぐ行く!
10:41 見えた!
同 ?? 中学生?かよ! 山ガール
同 ?? 中学生?かよ! 山ガール
同 写真が多いのは休んでばっかりの証拠
同 写真が多いのは休んでばっかりの証拠
10:48 肉薄
同 壁の向こうに
同 壁の向こうに
11:01 先行者が消えて行く
11:01 先行者が消えて行く
11:07 針ノ木峠着
11:07 針ノ木峠着
同 昼食
11:49 空身で蓮華岳へ
11:49 空身で蓮華岳へ
12:01 ピッケルが邪魔
12:01 ピッケルが邪魔
同 木に縛りつけ『後刻回収』とメモして行く。
1
同 木に縛りつけ『後刻回収』とメモして行く。
12:06 大町労山メンバー4人はここまで
12:06 大町労山メンバー4人はここまで
12:08 Jun1さん先行〜追いつけない
1
12:08 Jun1さん先行〜追いつけない
12:11 ガス時々隙間
12:11 ガス時々隙間
12:54 お待たせ!
12:54 お待たせ!
13:00 若一王子神社 奥社である
13:00 若一王子神社 奥社である
13:26 ピッケルがなくメモだけ残されている!?
13:26 ピッケルがなくメモだけ残されている!?
13:33 他人のピッケル持って行くか・・? 
13:33 他人のピッケル持って行くか・・? 
13:44 ピッケル見つからず
13:44 ピッケル見つからず
13:44 ピッケル,アイゼン無しで降りる
13:44 ピッケル,アイゼン無しで降りる
14:25 40分で堰堤まで駆け下る
14:25 40分で堰堤まで駆け下る
〜14:55 ここでマヤクボ沢〜針ノ木岳の仲間を待つ
〜14:55 ここでマヤクボ沢〜針ノ木岳の仲間を待つ
15:00 一足先に降りて・・
15:00 一足先に降りて・・
15:34 扇沢P 解散
15:34 扇沢P 解散

感想

 大町労山の6月山行は毎年第1日曜日,針ノ木雪渓からの針ノ木岳または蓮華岳登山と決まっている。この日は恒例の慎太郎祭の日でもあり、針ノ木雪渓から針ノ木岳,蓮華岳を目指す夏山登山の幕開けともなる日なので、地元山岳会としても外せない行事となっている。

 今年は、スキーを担いでマヤクボ沢を詰め針ノ木岳を目指すグループ3名と、針ノ木峠から蓮華岳を目指すグループ5名とに分かれ、これに友好関係にあるマミクトイのグループ4名が加わって賑やかな出発となったが、先行2名(Jun1とnobou)と後続との間に大きな差がついてしまったため、針ノ木峠で追いついてきた3名と顔を合わせただけで、殆ど別行動になってしまい、会山行としては??だったが、今季初アルプスの雪渓登りと夏山の雰囲気を楽しむことが出来、上々であった。
 
 7:00発,林道の間を縫う登山道をしばらく歩いて、慎太郎祭の本部のある広場からジグザグを繰り返し、堰堤の手前から雪渓末端に取りついて堰堤を越えて雪の上を行く。小沢を越えた辺りで大沢小屋への道を見送って灌木の中の踏み跡を辿り、堰堤を2つ越えて本格的な雪渓に入る。
 下部では雪渓が痩せていて端を歩くと踏み抜きそうになるのを騙しだまししばらくと大沢小屋からのルートが入って来る。
 
 遥か前方を行く登山者は10名あまりで、先頭とは1時間程度の差か・・。
 今冬はワカンハイクのガイドを3〜4回やっただけで、長い距離を歩いていないのでやたらと靴が重く感じられ、靴の重さに慣れるだけで疲れてしまいそう。
 8:21,慎太郎祭の祭事を行う祭壇(?)を通過。ここで行われる祭事に参加することを目的とする人達も決して少なくないようだ。
 この辺りから少し傾斜が出て来てJun1さんがアイゼンを装着。自分はここでアイゼンを使ったことはなく、面倒なのでそのまま7行く。

 前方に小学生を連れたお母さんが、子どもに合わせたステップを切りながら1歩1歩ゆっくり登っている。先刻から丁度いいステップがあるのをこれ幸いにと利用させてもらっていたのは、実はこの2年生君のものだった〜と知ってはいささか恥ずい。
 雪渓の中央部にデブリの堆積が見られ、どこから来たものかと見廻すと左岸側にむき出しの崩落の跡や土砂が流れた所が見られた。
 9時過ぎてようやく咽喉と呼ばれる地点に差しかかる。この頃になると祭壇の周辺に集まる人も増え、また峠をめざす登山者もどんどん登って、元気ぞろいの若者の集団が軽々と追い越していく。

 針ノ木雪渓は緩やかに左に屈曲しており、下部から最奥部の様子を窺い知ることはできないが、高度が増すにつれて少しづつその先が見えて来る。
 『咽喉』を過ぎると斜面はいよいよ傾斜の度合いを強め、スリバチのようなその斜面を、ある者はジグザグを切り、またある者はそれを嫌って力強く蹴り込みながらまっすぐ登って行く。
 咽喉から1時間と踏んだが歩いても歩いても立ちはだかる壁は大きく、峠はなお姿を現さない。
 ジグザグに登る人には前方を見る幾分かの余裕があるが、まっすぐ登る人は足元を見つめ深く首うなだれて、歩いた時間ほど立ち止まっては息を整え、意を決っすると言うより倒れ込むかのようにまた歩いては立ち止まり、それをまた横目に見ながら自分だけのステップを登る人がいる。

 11:01,壁の向こうに消えて行く人に入れ替わって、壁から見下ろす人が見えればそこが針ノ木峠〜渾身の雪渓登りが一段落する瞬間。目の前の景観に奪われる心の余裕さえなくベンチに座り込む。

 昼食をがっついているところへ後続の3人と針ノ木峠までのマミクトイの4名が到着。これに慎太郎祭に参加した会員1名が加わって4人蓮華岳に登り、山頂で食事をすると言って出たのを、Jun1さんと2人,空身で追う。途中,ピッケルが邪魔になったので木に縛りつけて『後刻回収・木偶』と書いたメモを添えて先を急ぐ・・。
 しばらく行くと先に出た4人がのんびりと弁当を食べているのに遭遇。『ガスが湧いてきたので止めた〜』と言う。
 ここまで来て引き返す訳にはいかぬとJun1さんを追いかけて12:55に蓮華岳着。とんぼ返りで引き返す途中,ピッケルを回収しようとデポ地点に戻るとメモだけ残してピッケルがない。仲間の誰かがザックの所まで持って行ってくれたのかと思ったが、針ノ木峠にそれらしいものはなく、付近にいる人に大声で聞いてみても出て来なかった。

 結局,ピッケルなしでスリバチを下降,途中から滑っておりたかったのでアイゼンもつけず、上部ではちょっとおっかなびっくりで腰が引けた下りになったが、咽喉の辺りからは尻セードで一気に下る。ただブレーキをかけるピッケルがないので
腕で止めて方向を変えたり止まったりしながら滑り降りたために剥きだしの右腕が傷だらけだ。
 40分あまりで集合場所の最終堰堤まで駆け下ると針ノ木岳のグループはまだだった。ひと足先に降りて15:34,駐車場に着き終了とする。
 ちょっと統率を欠いた会山行ではあった。

 それにしてもピッケルを持って行かれるとは考えてもみなかったなぁ・・。去年は隠しておいたのだが、隠すほどでもあるまいとタカをくくったのが仇になった。まぁしかし、悪いのはそこに置いた方だ。

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コメント

ひどいですね〜
メモまで付けた
ピッケルを
持っていく人がいるなんて・・・・・・

悪いのはnobouじゃない!

盗んだ奴ですよ!!
2013/6/4 12:15
道具を手放してはいけませんでした
 厳冬期だったら殺人行為ですネ。尤もピッケルを手放したりもしませんが・・。
 雪が柔らかだったので油断しました。
2013/6/4 23:20
ご愁傷様です
悲しい
2013/6/5 22:41
そう言えば・・
 昔‣・,と言っても50年も前のことですが・・。
 
 富山の学友に初めて粟巣野スキー場に連れて行ってもらった時のことを思い出しました。
 一緒に行った友人の友人がスキーを置く場所に立てかけて、用事でちょっと離れた隙にスキーを盗られたと言うことがありましたっけ。

 真新しいスキーが消えてしまって呆然として立ちつくす友人の顔を今でも覚えていますヮ
2013/6/8 8:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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