岩手山 新道を歩いて蟻地獄 一日二座(その1)百名山56座目
- GPS
- 05:47
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,440m
- 下り
- 1,429m
コースタイム
4:23 登山口
4:34 改め所
4:45 0.5合目
4:57 一合目
5:07 二合目
5:12 2.5合目
5:21 新道三合目
5:34 新道四合目
5:49 新道五合目
6:11 新道六合目
7:13 お鉢
7:29 岩手山頂上 7:33
7:48 不動平
7:56 八合目避難小屋 8:02
8:07 七合目
8:31 五合目
8:45 四合目
8:53 三合目
8:59 2.5合目
9:07 一合目
9:14 0.5合目
9:20 改め所
9:27 登山口
9:30 馬返し登山口駐車場
登山 3時間12分
下山 1時間57分
往復 5時間13分
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
馬返し登山口からの登山道 残雪期は旧道を進む 旧道は雪渓が一箇所しかないが新道は急登の雪渓が数箇所もある 新道は七合目付近から雪上の踏み跡不鮮明で道を間違える可能性が高い |
写真
感想
東北登山シリーズ
本日は一日二座を目指す
<馬返し登山口〜新道六合目>
AM4時すぎ馬返し登山口駐車場に到着
さっそく身支度を整え4:17登山開始
登山口から暫くはなだらかな樹林帯の登山道を進む
一合目付近からいよいよ本格的な急登が始まる
2.5合目から新道・旧道と分岐する
残雪期は旧道を進まねばならなかったが新道を進んでしまいこの後難儀する
岩手山登山道新道は谷を進んでゆく
谷を進むため残雪が多い
幸いにしてトレースも多く踏み貫くことは無かった
<新道六合目〜岩手山頂上>
七合目付近からトレースが不鮮明になりハイマツにぶち当たる
100m程度南側に登山道が見えるがハイマツ帯の藪コギをしなければならず直登してハイマツを突破する
さらに雪渓を登ってゆくと雪渓が途切れ蟻地獄のような斜面になる
一歩進んでは半歩下がるような感じで体力の消耗が激しい
少し登ると左手に不動平避難小屋が見えてきました
さらに登り詰め後ろを振り返ると足元に八合目避難小屋が見えてくる
直登はあまりにも苦しいので左手に進路を取りながら斜面を登ることにする
約20分ほどかけて斜面を斜めによじ登り登山道へ出た
登山道に出て程なくお鉢(火口壁)に辿りつく
ここからは目的地岩手山頂上を眺めるコトが出来る
お鉢の稜線を歩くこと約15分で岩手山山頂に到着
<岩手山山頂〜八合目避難小屋>
下山開始後すぐに初老と登山者とすれ違う
彼は「この季節、新道を使っちゃダメなのよ。新道は雪渓が多いが旧道なら短い雪渓が一箇所しかなく歩きやすい」
と教えてくれた。
岩手山から焼走方面の下山道を利用してお鉢から下る
頂上から15分で不動平に到着
さらに8分歩いて八合目避難小屋へ到着する
八合目避難小屋は、避難小屋と言っても夏季には管理人が常駐する山小屋らしくとても整備が行き届いている
小屋の内部を少し覗いただけだが、人さえ居れば今すぐにでも営業小屋として使用できる状態
八合目避難小屋前には水場があり、勢いよく冷たい水が流れ出ている
この水で頭を冷やしリフレッシュ
<八合目避難小屋〜馬返し登山口>
八合目避難小屋から先は急坂で一気に高度を下げる
馬返し方面へ谷を下る「新道」に対して尾根を下る「旧道」
ガレ場が多い
七合目の看板が登山時に僕が道に行き詰まった時に遠くに見えた看板でした
この七合目にて新道にて悪戦苦闘している登山者が見えました
大きな声で叫んで、この先行き詰まるので、こちらへ向こうように教えました
「新道」と「旧道」との道標をみたら多くの方は「新道」を進むだろう。一言、「残雪期新道登山禁止」とあれば良いのだが・・・
五合目を過ぎてから突如山全体を震わすような轟音と共に地響きが伝わってきた
噴火か?と思った、ふと山の下方に目を凝らすと3キロほど離れたところにある自衛隊の演習場で大砲の発射が行われている
時おり(戦車の?)大砲から赤い閃光が走ったかと思うと数秒後轟音と共に地響きが伝わってくる
初めて大砲発射を見た
このままさらに下山をして2.5号目を過ぎると登山者とすれ違うようになる
勾配もゆるくなり樹林帯を歩き馬返し登山口に下山
朝は僕のクルマ一台だけだった駐車場も10台程度クルマが停まっており、岩手山登山の人気の高さを窺い知る事が出来た
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