十枚山〜七面山〜身延山【静岡駅から】

2021年04月09日(金) ~ 2021年04月11日(日)

• GPS: 46:32
• 距離: 85.1km
• 登り: 6,466m
• 下り: 6,301m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:16

18:26 静岡駅
18:58 18:58 浅間山
19:14 19:14 賎機山
19:32 19:32 一本松
20:03 20:03 賎機タンク山
20:24 20:24 福成山
20:42 20:42 鯨ヶ池
20:50 20:58 ローソン
22:26 22:26 トリカブトの段
22:42 宿泊地

2日目

• 山行: 10:47
• 休憩: 1:24
• 合計: 12:11

5:03 宿泊地
5:48 6:01 文珠岳
6:10 6:10 竜爪山
7:16 7:21 富士見岳
8:12 8:34 真富士山
8:58 9:02 第二真富士山
10:18 10:18 大平山
10:24 10:34 青笹山
12:15 12:15 下十枚山
12:30 12:30 十枚峠
12:43 13:01 水場
13:17 13:17 十枚峠
13:34 13:35 十枚山
15:01 15:05 大光山
15:27 15:27 奥大光山
15:50 15:55 大笹ノ頭
16:45 16:47 バラの段
17:14 八紘嶺登山口（安倍峠）

3日目

• 山行: 10:11
• 休憩: 1:26
• 合計: 11:37

5:22 八紘嶺登山口（安倍峠）
5:51 5:52 富士見台
6:41 6:56 八紘嶺
8:29 8:30 1964ｍ峰
9:15 9:15 希望峰
9:32 9:46 七面山（山頂標柱場所）
10:05 10:09 敬慎院
10:30 10:30 奥の院
10:50 11:00 明浄坊
11:54 11:57 七丁目休憩所
12:08 12:08 七面山北参道登山口
12:10 12:24 角瀬登山口
12:51 12:51 赤沢宿
14:39 14:44 身延山
15:29 15:29 大光坊
15:53 15:55 身延山表参道（東コース）登山口
16:03 16:20 久遠寺三門
16:31 16:31 久遠寺総門
16:57 16:57 身延駅
16:59 ゴール地点

天候

感想欄に記載

アクセス

利用交通機関：

電車

スタートはJR静岡駅
ゴールはJR身延駅

写真

4/9 18:23

【1日目】夕方に静岡駅をスタート

4/9 18:44

神社の裏から山に入る

4/9 21:24

夜景が綺麗だった

4/9 22:59

今日の宿泊場所

4/10 5:14

【2日目】静岡の街方向
奥の半島は三保の松原かな

4/10 5:48

文珠岳

4/10 6:00

静岡の中心部方向

4/10 6:25

案内標識も多かった

4/10 7:14

歩いてきた尾根を振り返る

4/10 7:28

分かりやすい案内板

4/10 10:18

青笹山山頂までもう少し

4/10 10:38

富士山は雲が多め

4/10 12:27

十枚山

4/10 12:44

十枚山手前の水場

4/10 16:22

明日歩く七面山方向の尾根だと思う

4/10 17:13

今日の宿泊場所は八紘嶺の登山口
麓からの道は通行止めだと思う

4/11 4:51

【3日目】おはようございます

4/11 5:22

登山口

4/11 6:37

霧氷が輝いていた

4/11 6:44

八紘嶺山頂で記念撮影

4/11 7:25

何かの跡地

4/11 8:05

倒木地帯
跨いだり潜ったり

4/11 9:15

南アルプス方向
稜線付近だけ雲

4/11 9:31

七面山の山頂

4/11 10:05

敬慎院はシカが多数

4/11 10:10

敬慎院

4/11 10:29

影嚮石

4/11 10:29

富士山は山頂付近だけ

4/11 10:49

明浄坊
今はやっていないと思う

4/11 11:28

安住坊
ここもやっていないと思う

4/11 12:24

登山口のバス停

4/11 12:51

桜？

4/11 13:45

甲府の街方向

4/11 14:10

感井坊

4/11 14:41

奥之院
観光客が多かった

4/11 14:46

奥は白峰三山だと思う

4/11 14:57

身延の街を見下ろす

4/11 15:01

50丁目まであるらしい

4/11 15:56

久遠寺

4/11 16:53

富士川

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

感想

あおフクロウ

静岡駅の北側から延びている尾根は地形図を見ると南アルプスまでずっと続いている。一部は南アルプスフロントトレイルと言うらしい。ぜひ歩いてみたい。全行程一気に歩きたいところだけど休み日数の関係でそれは厳しい。今回は行けるところまで歩いてみようという計画である。

【1日目】晴れ
静岡駅に到着したのは既に夕方。駅周辺で食料と水を調達。繁華街を抜けて浅間神社の裏から山へと入る。ヘッドライトをつけて暗闇の道を進んでいく。しばらくは遊歩道。少し進むと山道っぽくなる。左右の眼下に見える街明かりが綺麗だった。鯨ヶ池まで歩いたところで街？に下りてローソンに立ち寄る。コーラ1リットルをガブ飲みした。街が近いと何かと便利。

登山道は時々車道や林道と合流する。暗闇で分岐に気付かず林道を進んでいたら途中で道がなくなる。夏道はここから上の尾根にあるようだった。分岐まで戻るのが面倒だったのでヤブ漕ぎして横の斜面を登り返すことにした。でもこれは大失敗。ツル系の植物が多くて体中に絡みつく。なかなか上がって行けなくてずいぶん難儀した。

送電線下の鉄塔まで来たところでまたルートをロスト。暗闇の中でこれ以上道を探すのが面倒になってきた。時間も既に22時40分。今日はここで泊まることにしよう。風を避けて樹林の中にツェルトを張る。目覚ましはかけずに寝た。

【2日目】曇り
昨夜は予想より寒かった。寒さで4時半頃に目が覚める。そのまま準備して5時頃に出発した。明るいとさすがに道をロストすることもなかった。黙々と登山道を進んでいく。風が冷たくて立ち止まると一気に体が冷えてくる。進行方向右側には時々富士山も見えた。

青笹山が近づくと名前の通り？ササが多くなってくる。青笹山では3人の方が休憩中だった。ここまで一人もスライドしなかったのに青笹山を過ぎると人が増えてくる。登山道も格段に良くなる。十枚山の手前で水を調達するため水場の方へ下りていく。そこそこ遠かった。十枚山を過ぎるとスライドする人もいなくなる。

今日は安倍峠の八紘嶺登山口で宿泊。トイレの裏にツェルトを張った。火気を持って来ていないため夜メシも行動食。寂しい。さっさと寝よう。標高1450mのこの場所はこの時期さすがにまだ寒かった。あまりの寒さで手持ちのエマージェンシーシートまで総動員した。夏用寝袋はまだ早すぎたか。それでもなんとか夜を過ごせた。

【3日目】晴れ
深夜にパラパラと雨が当たる音。外を見ると濃厚なガスだった。憂鬱な気分となる。4時前に起きてもまだ濃厚なガスだった。出発する気にならず二度寝。薄っすらと明るくなってきた頃にようやく重い腰を上げて準備を始めた。ビショビショになったツェルトや寝袋をザックに押し込む。出発する頃にはガスも晴れてくる。

八紘嶺までは急登が続く。上の方は霧氷が綺麗だった。足元は所々で薄っすら雪道。八紘嶺は樹林に囲まれていてあまり景色は良くなかった。山頂で朝飯後七面山へ向けて進む。標高1864m付近には超大規模な倒木地帯があり。自然の力は恐ろしい。通過は少し面倒だった。希望峰から見る南アルプスは山頂付近に雲がかかっていた。

七面山の山頂も特に展望はなし。日差しが暖かかったので濡れたツェルトを広げて乾かしてみた。でも時間が短かすぎてあまり意味はなかった。敬慎院まで下りるとシカがたくさんいた。敬慎院でお参りをして水も汲んでおく。奥之院を経由して北参道を下る。

七面山の登山口まで下りると暑いぐらいの陽気だった。桜も咲いていて完全に春の雰囲気。ここからは夜叉神峠方向へ登っていく予定としていた。でもどう考えても日数が足りない。見積もりが甘かった。いや無理すれば行けそうだけどそんな気分にならなかったのだ。予定を変更して身延山を登ることにしよう。

身延山へ向けて車道を進む。どこまで舗装路が続いているのだろうと思っていたら山頂までだった…。身延山は観光客が多数。展望台からは南アルプスが良く見えた。身延山奥ノ院でもお参りをしておいた。急な参道を下る。

身延駅まで歩きながらこれからの予定を考える。時効表を確認すると新宿までの最終直通バスにぎりぎり間に合いそうだった。間に合ったらそれに乗って間に合わなかったら身延周辺の適当な場所で野宿しよう。結果2分前ぐらいに身延駅に到着。ということで最終バスに乗った。身延駅を今回の山行のゴールとした。

全体的に歩きやすい道で人も少なくて良いルートだった。次は続きから歩こうと思う。

コメント

kirinchan

お見かけしました
こんにちは。安倍峠近くのトイレ脇にクロスオーバードームがあるのを見つけました。まさか同じようなルートだったとは（驚）
お疲れ様でした。

あおフクロウ

Re: お見かけしました
はじめまして、こんにちは！
あの時間に外から声が聞こえてきたので、どこから来てどこへ行くのか疑問に思っていました。僕と逆向きに徹夜で歩かれていたんですね。偶然です。初めての山域だったこともあって終始新鮮な気持ちで歩けました。