秋田駒ケ岳 惨敗の記録 水沢温泉から
- GPS
- 06:38
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 540m
コースタイム
10:08 水沢分岐
11:07 男岳
※ここで岩山に悩む
12:08 横岳
12:25 焼森
13:10 湯森山
13:30 笹森山下
※ここで夏道見失う
14:30 8合目
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.ugokotsu.co.jp/ug/rosen/jikoku/nyuto.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースの中では笹森山の東斜面に残雪が多く、夏道が隠れてわかりにくいです。 横岳の手前に地図では読み切れなかった岩山があり、ビビった。 今回のコースに避難小屋などなし。もちろんトイレもなし。雨が降っても雷来ても、便意が来ても、ひたすら耐えるしかない。…と思われます。 |
写真
感想
「目的」
1、昭和45年噴火の新しい火山、女岳の溶岩流および火山地形の観察
2、長ーく歩いてみよう
「結果」
1、について
悪天候とまでは行かないが、山頂付近はガスが多く、女岳付近の眺望は全く見えなかった。残念なことに溶岩流に関しては目標は達成できず。しかしながら、ところどころに火山活動のあとが見られる。ごつごつありなだらかあり、面白かった。
2、について
<ケチのつき始め>
もともとこの山行は計画段階からソロであった。しかし、同行したいという友人がいて、それなら同行しましょうかということになり、県内某所で待ち合わせ。ところが現れず…30分待っても姿が見えない。仕方がないので当初の計画通り一人で。。。いや計画通りで何かない、時間はすでに遅れている。友人は勘違いなさっていたようで、山行は9日だと。。。
待ち合わせ場所から運転してくれるとの申し出だったので、自分の車のガソリンは少なめでもいいや。。。なーんて、思っていたが、まさか自分で田沢湖まで運転する羽目になるとは!!!ガス欠寸前しかし早朝で営業しているGSもなく、かなり遠回りして24時間営業のGSで満タン。。。さらに1時間の遅れ。
ようやく田沢湖スキー場到着。しかし登山口が見つからない。バス停もどこだ???仕上げに30分の遅れ。
この時点で予定のコースは無理と判断。どこで撤退するか考えながら水沢温泉を出発した。
なんて自分あほなんだろう。
以下、またも反省点まみれのうなだれ滝汗記録です。あー恥ずかし。
<水沢コース>
標高570mから男岳1623mまで、1000m余りを一気に上り詰める急登。健脚向きとされている。急登だけなら何とかなる。ゆっくりでも歩いていればつくでしょ^^ 考えは結構安易です。途中登山道で人類1名発見。明らかに山菜採りの方。軽く挨拶するもその後は鳥の声しかしない静かな道。草の香り、笹の香り。たまらなく好きだ。眺望は無いけれど静かな森を思い切り楽しめる。
<〜男岳>
ガスで何も見えない。いかにも溶岩!って感じの岩岩岩…ザレザレザレ…男岳までも結構急でへとへと。五百羅漢の手前で今度は登山者の人類1名に出会う。いかにも北東北的イントネーション話し言葉にほっとする。この方、ぐるり一周して国見に下りるとのこと。そうかこんなコースもあるのか。
<〜横岳>
途中に自分の甘い地図読みでは読み切れなかった岩山がありました(>_<)まるで鳥海山の新山。新山ならこれでもかってペンキの表示があるけれどこちらは「ご自由にどうぞ」って自然のまま。自分で判断しろってか。ワイルドだなあ。
<〜焼森>
一転してなだらかな焼森。草も生えていないこのピーク、面白い。
<〜湯森山>
ここから不安になるくらい下りる下りる。登り返しに不安。地図で確認、湯森山は焼森よりも低いのだ。それほどきつい登り返しはないと思われる。で実際その通りだった。
<〜笹森山>
湯森山で13:00を過ぎていた。当然この後乳頭山方面は無理。ならば笹森山から乳頭温泉に下りよう。もしだめでも8合目に下りる選択もある。まずは笹森山へ向かうことにする。しかし…向こうに見える笹森山は残雪だらけじゃないか。(画像参照)不安度が一気に増す。
<〜8合目>
残雪トラバースを避け、結局8合目に向かうことにする。しかし、こちらも初めのトラバースがきつい。とても嫌な感じ。ピッケルなんて持ってきていないし、せめて支えのためにストック。この日初めて使い結構楽になった。侮れないぞストック君。
さらに、夏道が雪で消えている箇所あり。最後の最後で見失ってしまった。ここはどこだ?高度計見る。何と1240〜60mくらいを指している。8合目は1300mなのに…?かなり焦る。冷静に地図読めばいったん下がって川を渡って方向を変えて登り返すのが読み取れるのに、自分現地ではそこまで読めなかった。焦っているうちに大粒の雨が降ってきてびしょぬれ。一気にガスが立ち込め視界はぐっと利かなくなる。かなりヤバいぞ。。。
もう一度冷静になって…
道はある。きっと続いている。探せば続きがあるはずだ。
川(雪渓だけど)の向こうに夏道らしきもの発見。
それからはあの方向!!!って雪の上を歩いて夏道の端をなんとか見つける。
ようやく8合目までたどり着けた。
8合目近くでこんなに焦るとは思わなかった。
「反省と感想」
*行くか戻るか、大丈夫か危険か、確かな判断能力を身につけていない。技量がないと言う事。
*地図読み甘すぎ。もう一回勉強だね。
*車でも人任せはイクない。行くとなったらいつでも満タンで。
*色んな地形があって面白い。次はぜひ乳頭山。こわーい雪が消えたらね。
*おひとりさまって楽しい。
*あ、ヤマメモ使わなかった。
*足遅い!計画通りに出発できてもこれじゃ乳頭山まで行けたかどうか甚だ疑問
*これまでの残雪歩き(鳥海山とか)、夏道どこだ?って探すことがなかったのは、竹竿&ピンクリボンのおかげだった。技量なしってダメね。
*この日田沢湖を一度もみなかった。とっても残念(>_<)
以上、いまだに初心者丸出しでやる気と根性のみな私の、拙い記録をご覧くださりありがとうございました。
それと…
私の計画作成のためにたくさんのご意見ご助言をくださったtooleさん、有難うございました。結局計画通りにはいきませんでしたが、いつの日か再挑戦したいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人