花の磐梯山
- GPS
- 07:10
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,311m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<危険箇所> ・危険箇所やルートが判りにくい箇所は無い。 ・渋谷ルートは入山者が少ないようで、若干歩きにくい。(トレースが少し薄い所もあるが、迷うことはない) <宿泊> ・今回泊まった”あるぱいんロッジ”が断然お勧め。(他の多くの宿にも電話したが、今の時期色々事情があるようで、殆どに断られた。 あるぱいんロッジは福島沖地震の被災高校生と中学生40名程を受け入れ、寮として現在も世話をしている。 宿泊者に対しても非常に親切で、色々な困り事にも相談に乗って貰える。 料理はしゃれてボリュームが有り、食べきれない程である。) http://www.alpinelodge.jp/ |
写真
感想
*今回の山行の写真にはGPSデータは有りません。先月、会津磐梯山で壊したGPSの修理を間違えて、カメラへの取付が少し調子が悪いため、外してきた)
次の100名山を西吾妻山と決めたが、バス便の都合などで延び延びになってしまった。
磐梯山は、1966.12.31に登っているはずだが、吹雪で写真は赤埴山しかないし、メモも見つからない。念のために西吾妻山の前に登って置くことにした。
何時も近間の山で教えて貰っている鳥の先生に声を掛けたらO.K.と言う事で、1962.3の谷川岳以来のパートナー有りの登山になった。
・翌日の西吾妻山登山も考慮して、猪苗代に宿を取ろうとしたら、次々に断られる。今の時期は、閑散期で宿によっては色々事情があるようだ。結局”あるぱいんロッジ”と言う宿に予約が出来た。
・結果的に、この宿の選定は大正解で、色々親切に対応して貰ったり、困り事に相談に乗ってもらえた。
・猪苗代駅に迎えに来てもらった宿のマイクロバスで、宿に寄り明日からの荷物をデポさせてもらう。
・この後、バスで渋谷登山口近くまで移動する予定であったが、マイクロバスでバス停を廻ってもらい確認したら、どうもバス時刻が事前調査と合わない。猪苗代スキー場迄送ってもらい、こちら側から登り、渋谷に下山することにした。
・更に、渋谷登山口まで宿のマイクロバスで迎えに来て貰えるという、望外の親切な話になり、出発を前に元気百倍。
・スキー場登山口から、宿の人のアドバイスに従い、スキー場を直登せず、登山道(車道)を登る。
・しかし、途中でまだるっこしくなり、食べ頃のワラビ絨毯のスキー場を直登する。
・スキー場から見えたピークが赤埴山と思い、すぐと思ったらこれが大きな間違い。スカイラインが見える度に頂上と思うとまだまだ先がある。
・気分的にバテテ来た頃に、赤埴山の指導標が出た。頂上経由で沼ノ平に向かう予定なのに、何を勘違いしたか、ザックを下ろして往復することにしてしまった。
・しかし、ここから赤埴山の頂上までも直ぐに着かず、またまた何度もじらされる。
・素晴らしい展望の赤埴山から沼ノ平は指呼の間。ザックを置いてきたことをくやんでもしかたがないが、自分の馬鹿さかげんにうんざりしながら元の登山道に下る。
・今日はどうも最初から調子が良くない。空腹の為かと赤埴山分岐点で昼食を摂る。
・しかし、此処で大失敗が判明。大好きなウドンを食べようとしたら酸っぱくて食えない。うどんの素とミツカン酢を間違えて持ってきてしまった。これで、更に体調が悪くなってしまったが、頑張るしかない。
・沼ノ平先のガレ場の急登が始まった所で、次から次へと下山してくる地元高校生の団体とすれ違いになった。
・調子が悪い身には、元気に下山しながら”今日は”と挨拶する100名以上の高校生に、”今日は”と応え続けるのはなかなか辛い。
・黄金清水で少し元気を回復し、弘法清水迄頑張る。
・弘法清水には、地元中学生の団体が居て賑やか。
・ネットで名物と書いてあった、ナメコ汁を注文して、酸っぱくなったウドンを入れて食べようとしたが、ウドンはまずくてナメコ汁しか食べられない。
・それでも多少元気が出たので、頂上を目指す。
・少し登ると、さんかようの花が見つかり、その先は満開のミネザクラが次から次へと目を楽しませてくれる。
・ヘイズが多いが、頂上の展望は素晴らしい。又、丁度満開の見頃のミヤマキンバイの花畑がある。
・明日以降の目的地、吾妻連山を確認したり、展望を楽しむ。
・下って弘法清水に寄ったら、地元の山関係?の男性2人が居て、明日からの吾妻山縦走について色々助言してくれた。(要は、計画の山行は、非常にきつく、ルートファインデングも必要で、且つ天候も変わりやすいので、グランデコスキー場から西吾妻山のピストンにしておいた方が良い、とのアドバイス。)お礼を言って下山開始。
・出来れば櫛ケ峰に登って帰りたかったが、体調も悪いしコースタイムより早く歩いていないので諦めて下ることにした。
・同じコースを下るのはつまらないので、渋谷コースを下ることにする。
・分岐を過ぎて直ぐに、コイワカガミの大群生地が有った。
・更に途中でも、色々な花々が咲いていて、写真を撮るのが忙しい。
・渋谷ルートは、入山者は余り多く無さそうだが、砂防ダム手前の登山口までの登山道は良く手入れされている。
・ここからは、砂利の林道(廃棄されたファミリースノパイクスキー場へのアクセス道路だった?)歩きになる。
・鮮やかに咲き誇るタニウツギ等を眺めながら下る。
・最後は、磐梯国際スキー場の縁を廻って駐車場に到着。
・宿の好意に甘え、早速迎え依頼の電話を掛ける。
・宿の”あるぱいんロッジ”は、地震被災の中高校生40名ほどを受け入れ、今も世話をしているとのことで、二合目下で下山してきた高校生と風呂で出会うことになった。
・宿の人は親切でうどん用にミツカン酢を持ってきた話をしたら、早速そばつゆを分けて貰えた。
・更に大きなドジで、夜中に食べ物を涼しいところに置こうと、窓とダアーが開いていた空室に勝手に置かせて貰ったら、夜半に他のお客さんが入ってしまった。
宿の人に事情を話して、後で廃却して貰うようにお願いしたら、なんと代替のウドンとオレンジを戴いてしまった。感謝、感謝。
親切な宿と、美しい花々の磐梯山はやはり来て良かった。只、カッコウやムシクイ等の声が沢山聞こえるが、落ち着いて探す余裕が無く、一枚も撮影できなかったのは残念だった。
体調は復帰せず、美味しい夕食も残してしまったが、ビールを飲んで、明日も良い天気であることを祈りながら、早々と就寝。
<本日の実歩行時間>;6時間5分(山と高原地図コースタイム;7時間)
<本日の歩数> ;29,600歩
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