ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3102692
全員に公開
ハイキング
北陸

庄部谷山・黒谷左俣の尾根を周回🍀ブナ回廊を満喫

2021年04月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
9.6km
登り
752m
下り
771m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:43
合計
6:28
8:28
191
スタート地点
11:39
12:21
31
12:52
12:53
86
14:19
14:19
37
14:56
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・黒谷右俣は巡視路が消失し荒れている。左股に誤進入しやすいので要注意。一般道ではない。
・庄部谷南尾根は鉄塔までは巡視路、以降はマーキングないが尾根芯を辿る。ブナ回廊、カタクリ、イワウチワ、イワカガミ。
・庄部谷山北尾根はマーキングなし。ブナ林、カタクリ、イワウチワ。
・下りの南西尾根はマーキングがあるが広い尾根なので支尾根に注意する。ブナ回廊。上部のみカタクリ。※いづれもGPS必要。
黒谷林道の空き地に駐車して廃林道に入る。
2021年04月24日 08:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 8:35
黒谷林道の空き地に駐車して廃林道に入る。
ネコノメソウ
2021年04月24日 08:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 8:43
ネコノメソウ
堰堤を渡渉
2021年04月24日 08:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 8:54
堰堤を渡渉
黒谷右俣の右岸を遡る
2021年04月24日 09:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 9:24
黒谷右俣の右岸を遡る
美しい渓相
2021年04月24日 09:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
4/24 9:27
美しい渓相
清らかな流れ
2021年04月24日 09:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 9:32
清らかな流れ
カツラとサワグルミ
2021年04月24日 09:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 9:34
カツラとサワグルミ
桃源郷を散策
2021年04月24日 09:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 9:52
桃源郷を散策
豆桜
2021年04月24日 09:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 9:54
豆桜
カツラだろうか
2021年04月24日 10:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 10:03
カツラだろうか
平坦部はここで終わり引き返す。
2021年04月24日 10:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 10:03
平坦部はここで終わり引き返す。
桃源郷の芽吹き
2021年04月24日 10:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
4/24 10:13
桃源郷の芽吹き
庄部谷山の南尾根に取付くとプラ階段が現れる。
2021年04月24日 10:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 10:23
庄部谷山の南尾根に取付くとプラ階段が現れる。
ブナの新緑。
2021年04月24日 10:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 10:29
ブナの新緑。
ブナ林を縫うように登って行く。巡視路はなくなる。
2021年04月24日 10:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 10:38
ブナ林を縫うように登って行く。巡視路はなくなる。
イワカガミはこれからといったところ。
2021年04月24日 10:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 10:48
イワカガミはこれからといったところ。
芽吹いたばかりの山毛欅、Ca730m
2021年04月24日 10:53撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
4/24 10:53
芽吹いたばかりの山毛欅、Ca730m
幼木なのに葉は大人
2021年04月24日 10:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 10:55
幼木なのに葉は大人
Ca790mピークは広い、ブナ一色
2021年04月24日 11:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
4/24 11:11
Ca790mピークは広い、ブナ一色
ブナの麗樹
2021年04月24日 11:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
4/24 11:12
ブナの麗樹
カエデの新緑
2021年04月24日 11:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 11:13
カエデの新緑
カタクリがポツポツと
2021年04月24日 11:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
4/24 11:22
カタクリがポツポツと
出逢えて嬉しい
2021年04月24日 11:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
4/24 11:23
出逢えて嬉しい
イワウチワ(徳若草)
2021年04月24日 11:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
5
4/24 11:25
イワウチワ(徳若草)
辺り一帯100屬縫沺璽ングがある。前方は庄部谷山
2021年04月24日 11:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 11:29
辺り一帯100屬縫沺璽ングがある。前方は庄部谷山
Ca830mピークで南西尾根に合流
2021年04月24日 11:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 11:31
Ca830mピークで南西尾根に合流
芽吹き間近
2021年04月24日 11:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 11:33
芽吹き間近
カタクリ
2021年04月24日 11:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
6
4/24 11:34
カタクリ
ウズラ葉ばかり
2021年04月24日 11:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 11:34
ウズラ葉ばかり
山頂へ
2021年04月24日 11:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 11:36
山頂へ
庄部谷山
2021年04月24日 11:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
4/24 11:39
庄部谷山
昨秋以来の登頂。緩い風、ここでゆっくりランチ
2021年04月24日 11:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
4/24 11:40
昨秋以来の登頂。緩い風、ここでゆっくりランチ
休憩後に北尾根を下りてみる
2021年04月24日 12:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 12:20
休憩後に北尾根を下りてみる
イワウチワ
2021年04月24日 12:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4
4/24 12:29
イワウチワ
Ca800m辺りは丘陵地帯
2021年04月24日 12:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 12:32
Ca800m辺りは丘陵地帯
野坂岳が見える。ここで引き返す。
2021年04月24日 12:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 12:35
野坂岳が見える。ここで引き返す。
捻じれブナ
2021年04月24日 12:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 12:37
捻じれブナ
再び山頂を踏んで下山の途に就く
2021年04月24日 12:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 12:56
再び山頂を踏んで下山の途に就く
巨樹にテープが‥。伐採マーキングか?
2021年04月24日 13:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 13:08
巨樹にテープが‥。伐採マーキングか?
気持ち良い疎林の尾根を下って行く
2021年04月24日 13:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 13:15
気持ち良い疎林の尾根を下って行く
この辺りは濃密なブナ林
2021年04月24日 13:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 13:23
この辺りは濃密なブナ林
この尾根のマザーツリー
2021年04月24日 13:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 13:28
この尾根のマザーツリー
幹回り4mはあろうか
2021年04月24日 13:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
5
4/24 13:30
幹回り4mはあろうか
標高700m以下は鮮やかな新緑
2021年04月24日 13:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 13:33
標高700m以下は鮮やかな新緑
美浜湾と雲谷山を望む。鉄塔にて
2021年04月24日 13:45撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 13:45
美浜湾と雲谷山を望む。鉄塔にて
風雪に耐えたブナ
2021年04月24日 13:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 13:59
風雪に耐えたブナ
新緑パワー
2021年04月24日 14:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 14:08
新緑パワー
ここから黒谷山まで禿地が続く
2021年04月24日 14:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 14:09
ここから黒谷山まで禿地が続く
隣の尾根も新緑色、三国山と赤坂山(右)を望む
2021年04月24日 14:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 14:10
隣の尾根も新緑色、三国山と赤坂山(右)を望む
荒れた風衝地に多いイヌツゲ
2021年04月24日 14:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 14:13
荒れた風衝地に多いイヌツゲ
黒谷山は禿げたススキの山
2021年04月24日 14:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 14:18
黒谷山は禿げたススキの山
大御影山、昨秋に歩いたノロ尾の尾根筋が見てとれる。
2021年04月24日 14:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 14:19
大御影山、昨秋に歩いたノロ尾の尾根筋が見てとれる。
ススキヶ原を抜けると源頭部のクビレ
2021年04月24日 14:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
4/24 14:24
ススキヶ原を抜けると源頭部のクビレ
鉄塔から左の巡視路に入る
2021年04月24日 14:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 14:36
鉄塔から左の巡視路に入る
愛車が見えた
2021年04月24日 14:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 14:39
愛車が見えた
案の定、渡渉ポイントはこの有り様
2021年04月24日 14:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
4/24 14:44
案の定、渡渉ポイントはこの有り様
壊れた橋板を利用して渡渉
2021年04月24日 14:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 14:49
壊れた橋板を利用して渡渉
林道に上がったら駐車地は近い
2021年04月24日 14:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
4/24 14:52
林道に上がったら駐車地は近い

感想

3週間前に細尾根に密集した石楠花の激藪で撤退した庄部谷山の黒谷。捲土重来なんておこがましくて言えないが、今回は尾根を変えてのリベンジだ。(庄部谷山から芦谷山の尾根一帯には風力発電計画が進行中)

美浜町松屋から粟柄林道に入り、粟柄関所跡から黒谷支線林道に入る。林道の広い空地に駐車してスタートする。前回とは季節が進み新緑が始まっている。廃林道に入る所で関電の業者の車が2台止められていた。先行者がいるのかも知れない。

黒谷を渡渉して右岸を遡上するが右俣に入らず左俣を進んでしまう。前回もそうだった。高巻く所で岩影になって見逃してしまうのだ。修正して苔むした右俣を遡上していく。一応昔の巡視路があるのだが廃道状態だ。橋は朽ち落ちステップもなく薄い踏み跡があるやなしやである。

渓流はやがて平流となると地形図のピースサイン形の広大な平坦地に辿り着く。カツラやサワグルミの巨樹にはびっしりと苔が纏わりついている。前回は葉が出ていなかったが、今回は丸いハート形の葉なので桂の木と同定できる。20m先を1頭の猪が鼻先を地面に擦りながら通りすぎて行った。

少し引き返して庄部谷山の南尾根に取り付く。ブナの新緑が美しい。上段の鉄塔までは巡視路のプラ階段がある。以降はマーキングはないが高みを目指せばよい。尾根はブナ一色で偶にカエデやミズナラが混じっている。標高を上げると芽吹き間近のブナ林となる。カタクリとイワウチワも見られた。ca790mの広いピークはブナ一色の美林が続く。テーピングされた100屬曚匹琉豎僂枠穏里気譴討靴泙Δ里世蹐Δ。

Ca830ピークで南西尾根と出合い山頂へと向きを変える。カタクリがポツポツと花を咲かせている。この山域ではウズラ葉ばかりだ。誰も居ない山頂はそよ風が時折吹いてくる。ここでゆっくりランチタイムとした。食後はザックを置いて北尾根を下ってみる。この尾根もブナやミズナラが多い。イワウチワも心を和ませてくれる。Ca800mでは広い丘陵地となっている。起伏の微妙なアンジュレイションがおもしろい。端まで進むと端麗な野坂岳が望める。深追いはせずここで引き返して下山の途に就く。

南西尾根を下って行く。いつも時計回りに上りで使うので下るのは新鮮だ。太いブナ、細いブナ、密集したブナ、この広い尾根もブナ回廊を満喫できる。幹回り4mの威風堂々としたマザーツリーに触れ、長生きしろよと声をかけた。残念ながら花は無かったが、標高700m以下ではブナの鮮やかな新緑を愛でることが出来た。

黒谷山の前後は風衝地帯なので草木が育たない。禿山で殺風景かと思いきや何故か印象に残る山。自分と同類だからだろうかw。初めて歩く巡視路は案の定、橋が半分崩落していたが踏み台にして渡ることが出来た。林道に這いあがって歩いた尾根を見上げる。尾根に風車が並ぶ日が近いのだろうか‥。

※ヤマレコアプリでログを記録すると乱れます。以前は山旅ロガーでしたが滑らかに取れていました。どなたか対処方法をご存じありませんか?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:777人

コメント

行きましたね
膝が少し良くなりました。いつかこのコース行ってみます。
谷間では捉えられる衛星の数が少ないからGPSが乱れますよ。
尾根でも乱れるなら問題ありですね。ちなみに、高精度の設定にしていますよね?
2021/4/26 19:50
リベンジしました
膝が快方に向かってよかったですね。また元気なレコを期待しています。
前回は天邪鬼、分不相応の尾根を登って敗退したのでリベンジしました。
南尾根は、yamanekoさんが言われる通りの素晴らしいブナの尾根でした。

今回のログは谷でも尾根でも飛んで乱れたので、ポイントを削除して修正しています。それでもまだ乱れているでしょう!?
ログは体の向きを変える度にクリティカルに反応しているので、逆に低精度にしてみましたが結果は変わりませんでした。
逆でしたか。今度は高精度にしてみます。ありがとうございました。
2021/4/26 20:58
なんとも
前回に比べて、黒谷右俣は新緑が始まり、谷相が綺麗になりましたね。
ca790mのあたりはとりわけ素晴らしいブナの樹林が広がっているところだと思います。庄部谷山から芦谷山までの稜線のブナが風力発電のために伐採されたとしてもこの南尾根のブナが残ることを願っていましたが、ここでもブナを伐採して風力発電器を建設するつもりなのでしょうかね。なんとも痛ましい話です。
2021/4/27 7:12
Re: なんとも
黒谷右俣は季節を変えて再訪してみたいと思います。あの閑寂空間が堪りませんw。

仰る通り、広いca790ピークは見事なブナの森でした。平坦地に疎林が長く続き、隣の尾根に挟まれているので風もなく落ち着ける場所です。yamanekoさんもここでテント張られたのではないですか?。

南西尾根と出合うca830ピークの南側の木々にテーピングされていました。南側斜面なので風車ではなく付帯設備かもしれません。
2021/4/27 12:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら