花いっぱいのエビ山・高沢山・三壁山
- GPS
- 03:50
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 548m
- 下り
- 534m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ(下山直後豪雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
野反湖キャンプ場を起点に歩く周回コース。道標などが要所にあり良く整備されている。 |
写真
感想
今日は白砂山登山を計画していたが、午後から雷雨の予報が出たので急きょ変更。野反湖西側の山の周回コースを午前中勝負で歩くことにした。
野反湖キャンプ場の駐車場に車を置き、7:25出発。野反湖周遊散策路を第2キャンプ場まで歩く。
キャンプ場のバーベキューハウスの横に「エビ山・高沢山登山道」の大きな道標があり、登り始めるとしばらく笹原の中を行く。
レンゲツツジやマイヅルソウなどのお出迎えを受け、気持良く登っていくと、針葉樹が現れ亜高山帯の雰囲気に変わり、道も急になってきた。そこを抜けると木々がなくなり、エビ山山頂部の一角に出た。そこは花の宝庫で、ツマトリソウやイワカガミ、イワハゼ、ベニサラサドウダンなどがたくさん咲いていた。
エビ山山頂は草原状の気持の良いところだったが、ガスが上がってきたので少し休んだだけで高沢山に向かう。
高沢山へはガスの中となったが、それでもコケモモやエゾノコリンゴなどの花を見つけ、飽きが来ない。道が急になってひと登りで高沢山の山頂に着いたが、樹林の中で展望も何も無いのですぐに三壁山に向かう。
高沢山から数分下ったところにカモシカ平分岐があり、道標がいくつも立っていた。そのカモシカ平にも行ってみたかったが、ガスで何も見えないのでそのまま三壁山に向かった。このあたりは標高が1900mを超えていて、野反湖周辺ではもう終わっているムシカリやアズマシャクナゲの花がちょうど満開だった。林床には、ミツバオウレンやコミヤマカタバミが群生していて、地味な花だがとても綺麗だった。
三壁山の山頂は、高沢山と同じく樹林の中で展望も何もなかった。2万5千分の1地形図には山名も載っていない地味な山だが、野反湖外輪山では最高峰だ。
そこから少し下ると見通しのいい場所に出た。ちょうどガスも晴れ、眼下に野反湖、その向こうに八間山が良く見えた。
ここからその野反湖に向かって一気に下る。膝が笑いだすころ、キャンプ場の上部に出た。そこには「三壁山登山口」と書かれた大きくて立派な標柱が立っていた。
キャンプ場の中の道を駐車場まで戻る途中にもウラジロヨウラクなどが咲いていて楽しませてくれ、11:15車に戻った。
思いのほか花が多く、とても楽しい山行となった。
その後、駐車場で昼食を摂っていると、突然雨が降り出し、またたく間に豪雨となった。道路も川のようになっていた。もし白砂山に行っていたら苦しい登山を強いられるところだったので、計画を変更してよかった。
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