菅沼〜座禅山〜日光白根山(奥白根山)〜ロープウェイ山頂駅
- GPS
- 06:58
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 878m
- 下り
- 617m
コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 6:59
天候 | 晴れ(風もなく快適だった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
思った以上に雪が残っていた。雪は結構かたかったので、途中から10本爪アイゼンを着用した。日光白根山北面の急登はつま先だけで登る感じで、慣れていないと大変だった。 |
その他周辺情報 | 下山後は寄居山温泉ほっこりの湯(550円)へ。コロナで男性・女性各10名ずつに入場が制限されていた。浴室は結構小さい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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共同装備 |
ロープ
|
感想
2021年4月17日(土)に初心者向けの雪山企画の日光白根山に参加予定だったが、当日の天気が悪い予報がでたので、1週間延期され、4月24日(土)に日光白根山に行くことになった。4月24日(土)は晴れのち曇りとの予報だったが、終日天気に恵まれ、山頂でも風も雲もなく、周辺の山々がよく見えた。
当初は日光白根山ロープウェイを使って登る予定で、ロープウェイ山麓駅のある丸沼高原スキー場に朝6時20分に到着。しかし、ロープウェイは土日は朝8時15分から運行開始で、2時間近く待つ必要があったため、ちょうど4月23日で冬季閉鎖が解除されたばかりの国道120号線(日本ロマンチック街道の一部)を走って、菅沼に移動し、菅沼から日光白根山に登ることとした。
菅沼に行くと駐車場にはすでに6台ほどの車が停まっており、先行パーティー(スノーボードを担いでいく方もおられた)のトレールもあった。朝7時前に菅沼駐車場を出発、樹林帯の中の固くしまった雪の道を歩いて行く。平坦で広い斜面から右手の座禅山の尾根へとトラバースしていくあたりから一部夏道がわかりにくかった。私は、初めての冬靴(片足で1kgもある)の重さのせいか、冬用装備でいつもより重いザックのせいか、あるいはトレーニング不足のせいか、仲間から遅れがちとなる。最後は夏道を離れて、座禅山に向けて尾根を登り、なんとか夏道がある弥陀ヶ池(雪で覆われている)が見える座禅山の稜線に到着。そして、目の前にはこれから登る日光白根山の岩と雪の北面の斜面がそびえて見える。
日光白根山の北面は登ってみると思っていた以上の急登で、岩と岩に挟まれた雪の急登を登っていく。今日が初めての冬靴のデビューで、まだ足の指先に加重してつま先で小さな雪のステップに立つことがうまくできない私は、雪の急登に大変苦労をした(最近トレーニング不足で、雪山に来るにはまだ体力が不足していたのかもしれないと痛切に思い知らされました)。日光白根山山頂につながる稜線直下が一番急登で、先行者のステップに乗っても、雪が柔らかくステップを崩してずるずると落ちてしまう私のために、仲間がロープを出そうと準備してくれていた。しかし、ロープ準備に時間がかかるうちに、先行者のステップを使うのではなく、その横の斜面に自分でピッケルで新たに深いステップを順次掘って、ためしに登ってみたら、なんとか最後まで登れたので、結局ロープは使わずにすんだ(そもそも体重が重いため、せっかくロープを使ってもらっても、万一落ちた場合は確保する方を巻き込んで落としてしまわないかという不安があった)。
雪の急登を登り切った後はいくつかのピークがある日光白根山の山頂に11時半につき、昼食をとり、12時から登ってきた斜面とは逆の南斜面を下山した。森林限界に着くまでは、比較的なだらかな斜面に新雪がのっかっているような感じで、柔らかい雪の上をキックステップで快適に降りられ、緩斜面では尻セードも楽しんだ。ただ登山者が踏み固めた部分は雪が固くなっているため、アイゼンをきかせながら慎重に降りる。樹林帯に入ると長いトラバースが続き、途中、仲間が道からころがり落ちて1回転するという事件が発生したが、幸いすぐ下の木に引っかかって止まり、特に怪我もなかったようで、安心した。
七色平分岐を経て菅沼に降りるチームは先行し、足の遅い私と付き合ってくれたもう一人は遅れて七色平分岐からロープウェイ山頂駅を目指した。二荒山神社を経て14時前にロープウェイ山頂駅に到着。天空の足湯展望台(冬のため、足湯のお湯は入っていなかった)でのんびり周辺の山の景色を眺めてから、ロープウェイを使って下山(片道1100円)。丸沼高原スキー場はスノーボーダーが多く、スキーヤーは少数だった。
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