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Yamareco

記録ID: 310790
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

雨あがりの蒼天と新緑 八経ヶ岳

2013年06月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:35
距離
10.0km
登り
1,085m
下り
1,090m

コースタイム

登山口8:45-9:35奥駈出合9:40-10:00弁天の森-10:25聖宝ノ宿-11:10弥山小屋11:20
  -11:50八経ヶ岳12:15-12:40弥山小屋(昼食)13:20-13:25弥山13:30
    -14:05聖宝ノ宿-14:30弁天の森14:40-14:55奥駈出合-15:50登山口
天候 晴一時曇
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行者還トンネル西口は8:20着では既に満車。
東口も考えましたが、橋の手前の駐車場の隅に1台分のスペース見つけ駐車。
下山後に、トンネル脇の湧水で足を冷やしたかったものですから、ちょっと無理しました。
コース状況/
危険箇所等
登山口には、登山ポストはありますがトイレがありません。
川迫ダムの上流部沿いに公衆トイレがありますがちょっと気づきにくいかも。
かなり手前ですが、道の駅黒滝で済ませて行のが無難でしょう。
以前は紙がないなんてトラブルがありましたが、今はかなり改善されました。

ルート全体よく踏まれていて、道標も整っているので安心できます。

登山口から出合尾根までは少々斜度がありますが、
奥駈道に出るとなだらかな稜線歩き。
思う存分新緑を楽しめます。
再び急坂となり弥山まで一汗流すと、八経ヶ岳までは指呼の間。
ゆっくりと天女花を楽しめたらいうことなかったのになあ。。

奥駈出合からの下りは要注意です。
泥んちょの斜面で滑って転んで、
右腕に10儷瓩だ攸鷲蕕辰疹箸豈しで言うのではありませんが、
注意が必要です。

登山口まであと500mもないあたりで先行の3人組が騒いでいます。
左手の沢底に遭難者がいるという。
あ。確かに。
かなり衰弱しているように見えます。

後続の御兄さんの中にヒマラヤさんがいて、
それでも難儀しながら救出。

下山路を誤り沢に踏み込みそのまま下ったらしい。
あそこだなと想像はついて、あそこで迷うかと思う反面、
ちょっと迷ったらこうなってしまうんだとわが身に置き換える。
そういえば甲斐駒の下り、危なかったよなあ。。

気をつけましょう。
広橋のあたり。
雲がどんどん上がっていく。
青空への期待が膨らむが、黒滝で小雨が降り始める。
2013年06月16日 07:27撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 7:27
広橋のあたり。
雲がどんどん上がっていく。
青空への期待が膨らむが、黒滝で小雨が降り始める。
みたらい渓谷の入口。
黒滝で振り始めた小雨が上がり始める。
ここからは川迫川の美しい峡谷の中を駆ける。
2013年06月16日 21:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 21:42
みたらい渓谷の入口。
黒滝で振り始めた小雨が上がり始める。
ここからは川迫川の美しい峡谷の中を駆ける。
トンネル手前の駐車場は満車。
橋の手前の駐車場に割り込む。
2013年06月16日 08:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 8:44
トンネル手前の駐車場は満車。
橋の手前の駐車場に割り込む。
登山口。
青空が嬉しい。
2013年06月16日 21:43撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 21:43
登山口。
青空が嬉しい。
林床にマムシ草がたくさん。
2013年06月16日 21:43撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 21:43
林床にマムシ草がたくさん。
吊橋を渡る。
流木が挟まって吊橋でなくなっている。
2013年06月16日 08:49撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 8:49
吊橋を渡る。
流木が挟まって吊橋でなくなっている。
森の巨人たち。
2013年06月16日 08:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 8:57
森の巨人たち。
ヒメシャラの巨樹。
2013年06月16日 21:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 21:44
ヒメシャラの巨樹。
シャクナゲの若葉。
もう花は跡かたもない。
2013年06月16日 08:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 8:58
シャクナゲの若葉。
もう花は跡かたもない。
登山道にはこんな目立つ看板。
2013年06月16日 21:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 21:45
登山道にはこんな目立つ看板。
大きな倒木。
2013年06月16日 09:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 9:34
大きな倒木。
奥駈出合で稜線に出る。
ここからは大峰奥駈道。
2013年06月16日 21:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 21:45
奥駈出合で稜線に出る。
ここからは大峰奥駈道。
シロヤシオの花がわずかに残っていた。
2013年06月16日 09:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 9:42
シロヤシオの花がわずかに残っていた。
倒木の間を行く。
2013年06月16日 09:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 9:54
倒木の間を行く。
たくさん咲いていた白い花。
花びらが小雪のようにハラハラと舞っていた。
2013年06月16日 10:03撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 10:03
たくさん咲いていた白い花。
花びらが小雪のようにハラハラと舞っていた。
弁天ノ森の先で八経ヶ岳・弥山が見えてくる。
2013年06月16日 10:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 10:07
弁天ノ森の先で八経ヶ岳・弥山が見えてくる。
ブナの古木にはりついて咲いていた黄色い花。
なんだろう。
2013年06月16日 21:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 21:48
ブナの古木にはりついて咲いていた黄色い花。
なんだろう。
バイケイソウ。
もうすぐ開花。
2013年06月16日 21:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 21:48
バイケイソウ。
もうすぐ開花。
樹冠の上に大普賢岳。
手前の稜線に黒いのは行者還岳。
2013年06月16日 10:44撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 10:44
樹冠の上に大普賢岳。
手前の稜線に黒いのは行者還岳。
高度が上げると大普賢も大きく聳えてくる。
2013年06月16日 10:56撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 10:56
高度が上げると大普賢も大きく聳えてくる。
弥山小屋。
2013年06月16日 11:11撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:11
弥山小屋。
弥山小屋から大普賢岳。
向こうは修験の山、山上ヶ岳。
2013年06月16日 11:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:12
弥山小屋から大普賢岳。
向こうは修験の山、山上ヶ岳。
弥山といえば白骨林。
美しいが喜んでいいのかどうか。
2013年06月16日 11:26撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:26
弥山といえば白骨林。
美しいが喜んでいいのかどうか。
空が高い。
やっぱり青空はいいね。
2013年06月16日 21:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 21:50
空が高い。
やっぱり青空はいいね。
弥山との鞍部から八経ヶ岳。
2013年06月16日 11:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:30
弥山との鞍部から八経ヶ岳。
林床は美しい苔。
でも梅雨というのに乾きかけている。
2013年06月16日 11:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:34
林床は美しい苔。
でも梅雨というのに乾きかけている。
シカ除けのゲート。
オオヤマレンゲの保護用。
2013年06月16日 21:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 21:50
シカ除けのゲート。
オオヤマレンゲの保護用。
オオヤマレンゲの蕾。
まだ小さくて固い。
2013年06月16日 11:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:37
オオヤマレンゲの蕾。
まだ小さくて固い。
トゲトゲの葉っぱ。
見るだけで痛い。
2013年06月16日 11:38撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 11:38
トゲトゲの葉っぱ。
見るだけで痛い。
マイヅルソウ。
2013年06月16日 11:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:42
マイヅルソウ。
八経ヶ岳1,915m。
関西最高峰。
2013年06月16日 11:53撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:53
八経ヶ岳1,915m。
関西最高峰。
釈迦ヶ岳が雲を被っている。
2013年06月16日 11:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:54
釈迦ヶ岳が雲を被っている。
白川又川の向こうに長大な台高山脈。
2013年06月16日 11:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:54
白川又川の向こうに長大な台高山脈。
振り返ると弥山の向こうに、
稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳。
2013年06月16日 11:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 11:54
振り返ると弥山の向こうに、
稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳。
弥山を振り返る。
白骨林がさらに広がったような。
2013年06月16日 11:55撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/16 11:55
弥山を振り返る。
白骨林がさらに広がったような。
山頂の錫杖を手に大展望を楽しむ。
2013年06月16日 12:14撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 12:14
山頂の錫杖を手に大展望を楽しむ。
鹿除けゲートの中は圧倒的な緑。
鹿の食害の凄さがわかる。
みんなでジビエ料理を食べよう。
2013年06月16日 12:23撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/16 12:23
鹿除けゲートの中は圧倒的な緑。
鹿の食害の凄さがわかる。
みんなでジビエ料理を食べよう。
今日のお昼。
函館系?
系って何。
2013年06月16日 12:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 12:51
今日のお昼。
函館系?
系って何。
弥山山頂1,895m。
天川弁財天社の奥宮に山行の安全を祈願。
2013年06月16日 13:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 13:25
弥山山頂1,895m。
天川弁財天社の奥宮に山行の安全を祈願。
奥宮のすぐ横に残っていたシャクナゲ。
昨日の雨でほとんど融けている。
2013年06月16日 13:27撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 13:27
奥宮のすぐ横に残っていたシャクナゲ。
昨日の雨でほとんど融けている。
弥山から白骨林越しに八経ヶ岳。
2013年06月16日 13:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 13:28
弥山から白骨林越しに八経ヶ岳。
イタヤカエデの若葉。
古樹と若葉の取り合わせが美しい。
2013年06月16日 13:49撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 13:49
イタヤカエデの若葉。
古樹と若葉の取り合わせが美しい。
きのこ。
2013年06月16日 21:56撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 21:56
きのこ。
倒木。
両方に幹が伸びている。
どうすればこうなるの?
2013年06月16日 14:19撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/16 14:19
倒木。
両方に幹が伸びている。
どうすればこうなるの?
トンネル西口の湧水。
トンネルの中で湧いているらしい。
2013年06月16日 21:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 21:57
トンネル西口の湧水。
トンネルの中で湧いているらしい。
キンと冷たい。
痛くて30秒と浸っていられない。
2013年06月16日 16:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 16:00
キンと冷たい。
痛くて30秒と浸っていられない。
下山後は下市温泉明水館で汗を流す。
2013年06月16日 17:14撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 17:14
下山後は下市温泉明水館で汗を流す。
その後はお好み焼きでプハーッ。
2013年06月16日 20:09撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/16 20:09
その後はお好み焼きでプハーッ。
撮影機器:

感想

ほんまに晴れるんかいなとこぼしながら車を走らせましたが、
みたらい渓谷のあたりで急に雲が切れはじめ、トンネル西口の登山口では抜けるような青空。
やっぱり、登山は青空の下がいいなあと実感。

雨あがりのピーカンで、蒸し暑くなるのかなと思っていましたが、
沢から吹き上げてくる風の爽やかなこと。
尾根を渡る風の涼やかなこと。
立ち止まると寒いくらいの所もありました。
雨上がりの空気は澄んでいて、大普賢岳や釈迦ヶ岳の展望が大きい。
東には台高山脈が長く延びる。

シロヤシオやシャクナゲはとっくに散り過ぎ、
オオヤマレンゲはまだ固い蕾で、花には恵まれなかったのは残念でしたが、
萌え立つ木々の若葉を楽しんできました。

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1/5
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