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記録ID: 310917
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ハイキング
東海

蕎麦粒山(そむぎやま)

2013年06月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:50
距離
15.3km
登り
1,259m
下り
1,244m

コースタイム

5:15駐車場ー5:45林道分岐点ー7:20渡渉点ー9:10小ピークー10:30蕎麦粒山頂上
ー12:07小ピークー13:50渡渉点ー15:22林道分岐点ー16:05駐車場
天候
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道303号で坂内村へ。道の駅「夜叉ヶ池」を過ぎ、数分で大きな三叉路を右へ入る。遊ランド坂内スキー場(廃業)の駐車場に停める。
コース状況/
危険箇所等
「駐車場〜渡渉ポイント」
現在、土木工事中でスキー場から林道を車で上がることはできない。通行止め
になっている。舗装された林道を途中まで歩く。
地形図でヘアピンカーブの所は林道工事で少し先まで延長されていて、
蕎麦粒山へ行くには、ヘアピンカーブを曲がっていく。
ただし、地形図では林道表記されているが、実際は廃道になっていて、
かなり自然化されていて林道の面影はない。踏み跡があるだけ。
入口は工事業者の看板があるので分かりやすい。
途中、崩壊地の高巻きがある。足元が不安定だが、ロープが張ってある。
川に浸食された部分があり、その際を踏み跡が続いているので、足元が崩れて
落ちる危険がある。
踏み跡を最終まで歩くと川が二分する手前に出る。そこが渡渉ポイント。

「渡渉ポイント〜小ピーク」
川の渡渉は増水していなければ、飛び石づたいに渡れる。
ここは、蕎麦粒山と五蛇池山の分岐点でもあり、左の踏み跡を登っていく。
小さなプレートがある。
尾根を右に巻きながら登って行き、急な不安定な坂を登ってやせ尾根に取りつく。
ここはロープが張ってある。
尾根はとても急で、木の根っこを手掛かり、足掛かりにして這い上がっていく感じだが、途中、平らな部分も何カ所かあるので、一息つけられる。
道はしっかりしていて登りやすいが、木の枝や葉っぱが登山道の上に覆い被さっていて、かき分けながらの登りとなる。下りは足元が見えないので、慎重に下りなければならない。
小ピークはちょっとした展望台になっていて、回りが見渡せて気持ちが良い所だ。

「小ピーク〜蕎麦粒山頂上」
一度下って、小コブを超えて、鞍部から頂上へ続く尾根を登っていくが、この区間は、ネマガリタケのやぶがひどく、やぶをかき分けながらの登りとなる。
赤テープは少ないが、下道はしっかりしているので、一応ルーファイしなくても歩くことが出来る。
頂上はやぶから解放され、とても見晴らしが良い場所。気持ちが良いところだ。

駐車場に工事資材あり。
車は問題なく駐車できる。
2013年06月16日 05:17撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 5:17
駐車場に工事資材あり。
車は問題なく駐車できる。
林道途中に標識あり。
2013年06月16日 05:45撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 5:45
林道途中に標識あり。
左手を登っていく。
2013年06月16日 05:46撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 5:46
左手を登っていく。
アプローチからすでにやぶこぎ。
2013年06月16日 06:58撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 6:58
アプローチからすでにやぶこぎ。
毛虫が大量発生していた。
2013年06月16日 06:59撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 6:59
毛虫が大量発生していた。
針葉樹林に入ると少しはまし。
2013年06月16日 07:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 7:12
針葉樹林に入ると少しはまし。
渡渉ポイント
2013年06月16日 07:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 7:22
渡渉ポイント
右の踏み跡
五蛇池山へ
左の踏み跡
蕎麦粒山へ
2013年06月16日 07:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 7:22
右の踏み跡
五蛇池山へ
左の踏み跡
蕎麦粒山へ
ロープが張ってある所も。
2013年06月16日 07:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 7:50
ロープが張ってある所も。
小ピークから見た蕎麦粒山
2013年06月16日 09:24撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 9:24
小ピークから見た蕎麦粒山
頂上の雰囲気
2013年06月16日 10:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 10:38
頂上の雰囲気
二等三角点がある。
2013年06月16日 10:38撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 10:38
二等三角点がある。
左 小蕎麦粒山
右 五蛇池山
2013年06月16日 10:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
6/16 10:49
左 小蕎麦粒山
右 五蛇池山
遠くに
左 花房山
右 小津権現山
2013年06月16日 10:50撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/16 10:50
遠くに
左 花房山
右 小津権現山
ミヤマ谷出会いから望む蕎麦粒山山頂。
2013年06月16日 14:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/16 14:12
ミヤマ谷出会いから望む蕎麦粒山山頂。

感想

 梅雨の晴れ間を利用して、5月に登ろうと思っていた蕎麦粒山に登ってきた。
案の定、やぶが少々うるさく登るのに手間取ったが、下道がしっかりしているので
安心して歩ける。アプローチの林道も廃道になって久しいのか、完全に自然な状態に戻っている。この時期、草をかき分けながらの歩きとなる。前日に雨が降ったため、露で全身びしょ濡れ。登る前からカッパを着ておくべきだった。
 渡渉ポイントで休息していると、ヒルが二匹、靴とズボンの裾にいつの間にか取りついていた。梅雨期はどこの沢筋にもいるが、ここも普通にいる。
 小ピークまでの尾根は非常に急で、一部、木の根っこをつかんで登ったりと
登攀的な登りをする箇所がある。登りはまだいいが下りは滑りやすいので、慎重に
下りたほうが良い。上に登るに従ってやぶがうるさくなってくる。ここも下りは
足元が見えないので慎重に下りる。そのためか、登りと下りのタイムはあまり
変わらなかった。
 小ピークは一旦やぶから解放され、景色を見渡せる。快晴の中、新緑がまぶしい。ただ、ハエなどの飛虫が非常に多く、あまり長居は出来なかった。
 ここから一旦下りになるが、この辺りから背丈を超えるネマガリタケが行手を
阻んでくる。踏み跡がなかったら激やぶである。赤テープは少ない。シャクナゲをかき分けて登るようになると頂上は近い。
 頂上はやぶ山にしては開けていて、二等三角点が設置されている。飛虫を気にしなければ、開放的で気持ちが良い場所だ。登った山を同定しながら、眺望を楽しむ。坂内集落が下方に見下ろせる。
 下りは一部道を失いかけたが、尾根の曲がりでコンパスをセットしておいたので、方向を間違えずに済んだ。コンパスは頼りになる存在である。
渡渉ポイントで一息いれたが、地面が乾いていたためか、ヒルはでてこなかった。
蒸し暑さの中、旧林道の踏み跡をたどって下る。
 時期を選んで登れば、山深く秘境的な味わいのある山行を楽しめると思う。












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