今の時期奥武蔵はやっぱり厳しい
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- GPS
- 10:19
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
7:40中沢7:50-8:38堂平山8:57-10:00子ノ権現10:31-11:11豆口峠-
11:23豆口山11:28-11:52竹寺(鐘楼堂)12:07-12:20鉄塔13:19-13:53仁田山峠-
14:32楢抜山-14:42天狗積15:02-16:23素盞鳴神社-16:35星宮神社
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
祭りを行う日があるので注意されたし。(2011年は10月16日だった) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し。 |
写真
感想
暫く山へ行ってなかったんで、近くの新河岸川土手でウォーキングしたのだが、調子に乗って数回ダッシュしたら足首を痛めてしまった。数日経って痛みが引いてきたので今回は様子見の登山だ。足の状態により何時でも中断出来るよう、奥武蔵にした。
今回のコースは、おと年の秋に別々に歩いたものを、部分的に二つ繋げている。従って大部分が踏破済みであり、未踏部分はP548から仁田山峠へ下る僅かな区間だけだ。何ともテンションの上がらない登山だが、安全第一と考え納得する事にした。
星宮神社に車を止めて出発。先ずは周助山を目指す。中之坂を越えて行けば、中屋敷を回って行くより大分近道だ。22分で登山口に着いた。周助山、登戸についてはレコも沢山有るし、今更説明は不要だろう。戸丸に下る道だが、地形図を見るとP404の西鞍部で道が乗っ越している。今回はこれを使って下った。1年8ヶ月ぶりに歩いたが、大分藪化が進んでる。更に、隣尾根へトラバースする部分は踏み跡が雨で流され、殆んど確認出来なかった。初めて歩く時は注意が必要だろう。
戸丸から暫く車道を歩く。不思議な事に山道では全く問題無いのだが、舗装路に出た途端足首が軽く痛み出した。しかし、リタイアする程ではないので続行する。中沢でトイレへ立ち寄ったついでに休憩し、権五郎神社に向かった。神社裏から入山するのだ。取り付きの部分だけ少々厄介だが、少し登ればすっきりとした尾根道が通っている。
堂平山の山名板は、実は以前に自分が付けた物だ。久し振りに行ったら誰かが標高を書き入れてくれてた。確実に自分以外の誰かが目にしているという事なんで、何だか嬉しく思う。高反山にも同じタイプの物を付けているので、機会が有ったら見に行って欲しい。
山頂から90度右に折れて急斜面を下る。鞍部には地形図に無い(10m未満の)小ピークが在り、そこを越えるとはっきりした道が横切っている。右は地形図に記された集落跡へ下る道だ。直進すると510mピークで縦走路にぶつかるが、左へ行っても六ッ石ノ頭手前鞍部で縦走路に出られる。ここは当然左を選んだ。
この暑い時期に低山をガッツリ歩くのは厳しい。用意したポカリ三本は子ノ権現で早々に底を尽いた。自販機が有って助かったが、無ければそこで終了する羽目になっていた。こんなのは二度とゴメンだと言うのが正直な感想だ。たっぷり20分ほど参道のベンチで休み、それから奥の院に向かった。やはり鐘を撞く行事は外せない。
豆口峠に向かう。これでようやく折り返しだ。足の痛みは全く無かった。峠からは踏み跡を辿り、豆口山に登る。ここの山名板も1つは自分が付けた物だ。休憩は5分ほどで済まし、先へ急いだ。竹寺の鐘楼堂で本格的に休憩する為だ。勿論竹寺でも鐘を撞いた。昼食にしても良い時刻だったが、ここではいつ人が押し掛けてくるか分からず落ち着かない。少し先の鉄塔伐採地で良い眺めを見ながら摂る事にした。
休憩を終え出発する。リタイアするなら仁田山峠が最後のチャンスだけど、その必要は無さそうだ。前述の通り、仁田山峠へ下る部分が唯一の未踏路だが、感慨に耽る間もなくあっさり着いてしまった。そのまま楢抜山へ登り返す。ここは無茶苦茶厳しい登りだ。終盤に来てこの登りは堪える。やっとの思いで辿り着いても、狭い山頂は座る所も無い。スボンまで汗で濡れているので、地べたに座る訳にはいかないのだ。息を整えるだけにして直ぐに天狗積へ向かった。
天狗積は岩峰なのでどこにでも座れる。我慢した分、充分に時間を取って休憩した。まあ、ここ迄来てしまえばもう終わりが見えているしね。20分休んでようやく動く気になった。P505まで踏み跡はっきり、迷う事は無いと思う。そこから同じ位の踏み跡が二分する。一方は論地山への踏み跡だ。ここは左を選ぶ。200m位進んでまた分岐。今度は右が正解。しかし、一度歩いて分かっていた筈なのに、そこからの荒れ様に自信が無くなり引き換えしてしまった。左の踏み跡へ入ったがやっぱり様子がおかしい。もう一度引き返し、記憶を信じて元の所を進んでみた。間もなく踏み跡が復活し、リボンの目印も現れて正しいルートと確信した。
その後は特に分岐は無かったと思う。リボンの目印が適度に続くので、それを追うだけで大丈夫だろう。前回は加久良山(P348)から下る所で少し迷ったが、今回は下り口にリボンが付けられていた。最終的に尾根末端まで行かず、枯れ枝の置かれた所から右に下る。気を付けるのはそこだけだ。
最後に壺小屋へ寄るつもりで決めた出発地だったが、下山した時には汗まみれのズブ濡れで店に入れる状態じゃなかった。つか、コーヒーなんぞよりコーラをガブ飲みしたい気分だった。真っ先に自販機を目指したのは言うまでも無い。
毎度ナビが電池切れするんで、今回はUSB充電器を購入して持って行った。しかし、USBケーブルを忘れるというマヌケをやってしまい、またもやログが途切れてしまった。前回歩いた時のログを切り貼りして繋ぎ、無い部分は手打ちして何とかそれらしく作ったが、そんな訳で正確でない部分も有るので悪しからず。
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