山梨百名山【鶏冠山〜甲武信ヶ岳】
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,546m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
8:00第3岩峰-8:12鶏冠山山頂-10:19木賊山山頂-10:43甲武信ヶ岳山頂
10:51甲武信小屋-11:51徳ちゃん分岐-12:22登山口-12:55道の駅みとみ
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りにハヤブサ温泉にて入浴 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鶏冠尾根は第3岩峰まではテープ、案内看板などがあるが、徳ちゃんなどと比べると整備はされていない。 ・大3岩峰は巻道も有るが直登した。 岩峰の向かって左側から登るとホールドが多数あるが、かなり高度感があり簡単ではないので自信のない方はやめた方が良い。 ・鶏冠山山頂碑から木賊山山頂まではシャクナゲが激しくルートを邪魔しているが、ルートファインディング能力を試される。 基本的には尾根沿いを歩く。 |
写真
感想
梅雨の合間の好天が期待できそうという事で、前々から気になっていた鶏冠山から甲武信ヶ岳の鶏冠尾根へ。
自宅を2:30分に出発し、5:00に道の駅に到着。 支度をして歩き出すが珍しくお腹の調子が悪くちょっと心配。
この日は、18:00から用事があり自宅に戻らないといけない為、最低でも14:00までに下山しなくては間に合わない。 バリエーションルートを一人で急いで行くのは危険と感じながら、時間によっては鶏冠山ピストンも選択肢に入れて出発。
西沢渓谷に入り吊り橋を渡り二俣へ。二俣から西沢渓谷の遊歩道を外れ東沢に入る。すぐに鶏冠谷出合があり渡渉点を渡渉。水量が少なければ、石をジャンプして渡渉できそうだが、この日は石がほとんど水の中でキーンに履き替えて渡渉。
鶏冠谷に入りすぐに尾根へ取り付き急登が始まる。
,海海ら第一岩峰までが結構な急登で登り甲斐がある。案内板は何個もあるので大丈夫なのだが、整備はあまりしていないので、トラバースをする箇所などで悪い箇所や倒木で道が塞がれている所がある。 しかし、道は明瞭なので迷う事はない気がする。
第一岩峰から第三岩峰までの岩場。 第一、第二岩峰は鎖があるのでそれを手掛かりに登ればOK。 問題は第三岩峰なのだが、迂回路の案内板があるのでそれにしたがって一度下降して登り返せば第三岩峰の100メートルくらい裏に出てくる。(迂回路は使用していないのでどのような道なのかは知りません)
第三岩峰は正面下から見上げるとかなり難しそうにみえる。 正面左に行くとこの岩の弱点のようなリッジがある。傾斜はそれなりにあるがクラックもありホールドに困るような事はないが、マイナールートだけにホールドは手で叩くなどして安全性を確認してからテンションを掛けるようにしたい。
途中に下降に使う為の懸垂下降の支点が何個かあるが、この尾根は登りに使いたいコースだと思う。第三岩峰を越えると山梨百名山鶏冠山山頂碑がある。
山頂の時点でまだ時間に余裕があるしこのコースを歩きたかったので木賊山山頂を目指すことにした。
D詐紊魃曚┐襪函△海海らがこのコースの核心!!! 藪を掻き分け、ルートを探しながら木賊山山頂まで続く鶏冠尾根。
実は岩場とこれを楽しみにこのコースを歩きたっかた。
第三岩峰迂回路との分岐を過ぎると一気にマーキングが激減する。しかし少ないながらも多少は有る。
とにかくシャクナゲの枝が伸びて登山道を邪魔している。 このシャクナゲが道を不明瞭にしているのと、掻き分けながら進まないといけないので体力と忍耐力が必要。
基本的には尾根に沿っての道となる。他の方のレコにはルートをロストして苦労したとあるが、踏み跡が無くルートを切り開くような場所ならばルートを外しているので戻って本来のルートを探すべき。
確かに一般道と比べれば不明瞭で迷いやすい箇所は多いが、慎重にルートと地形を考え見ながら行けばルートを失うことは無いと感じた。
もちろん、ある程度の藪山、バリエーションをこなしている方が前提だが・・・。
南アルプス深南部のような藪ではないので、獣道を利用しながら歩くという種類の藪ではない。
しかし、木賊山山頂までかなりの距離があるので体力は必要だと感じた。
木賊山山頂からは一般道で安心して歩ける。
木賊山山頂に到着して、変な所から出てきた俺を見て木賊山山頂にいた人はビックリしていた。鶏冠尾根を知らない人も当然いましたが・・・。
ここのベンチに荷物を置いて甲武信ヶ岳山頂までトレラン。すぐに山頂に到着すると沢山の人が山頂でくつろいでいた。 鶏冠尾根は一人も出会わなかったのでギャップが凄い。
甲武信ヶ岳は初めての雪山登山で来た山で思い出深い。記念撮影を優しそうな二人組のおじさんにお願いして甲武信小屋へ。
今回は見てないが徳さん元気かなぁ。 またお邪魔しますね。
帰りは小屋から徳ちゃん新道を急いで下山。12:30分には下山出来たので思ったよりも早かった。 この前の黒戸尾根が効いているのかな。
良い経験になった山行でした。
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