氷ノ山→鉢伏山 〜近畿で唯一の残雪〜 [兵庫県 養父市 関宮町]


- GPS
- 07:46
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 1,714m
- 下り
- 1,723m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝早くから満車で、向かいの土の駐車場に止める手もあるが、かなり泥濘んでおりスタックの可能性が高いので注意しよう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
こしき岩脇の残雪通過に注意。 赤倉頭手前のアップダウンはかなり急坂なので、しっかりロープを伝いましょう。 |
写真
感想
GW3回目の登山は蘇武山、妙見山と考えたが、残雪を踏みたかったので氷ノ山にした。
戻りしなだけど、2連続での中国山地となるしその山地の最東端との事で楽しみだ。
そもそも兵庫県の山もまた初なんです。
早速登山口がある福定親水公園に行くも、7時の段階で駐車場はほぼ埋まっていたが、土の駐車場は軽が入るくらいのスペースを見つけたのでスポッと! これが軽の醍醐味です。
この駐車場は泥濘んでい為にスタックしている車が居たので十分に気をつけよう。
とりあえず東尾根から登っていきたいので林道をひたすら歩き、ゲレンデのあるキャンプ場から登山口に入る。
植林の薄暗い中だけど道はしっかりしていて歩きやすく、あっという間に避難小屋が立つ東尾根に乗った。
それと同時に尾根の下から年配グループが来たので挨拶したが、どこか無愛想だったので追いつかれないように少しペースを上げて進む。
急な勾配はなくハイペースでどんどん登っていくと、やがて僅かな残雪区間で新鮮な気持ちで歩く。
そこから先は笹が多くなり、暫く登れば神大ヒューテに着いて小休止だ。
景色を見ても初めて登った兵庫県の山だけに昨日同様どの山だか分からないのは歯痒いものだが、これから知れば良い。
ヒューテを過ぎると本格的に残雪が残るエリアに入り、残雪の気持ち良さとグチョグチョの気持ち悪さの両方を味わいながら山頂へ。
山頂からはなんと大山が見えている!
その他に山陰海岸と鳥取市街地、長い中国山地にこれから行く鉢伏山、但馬の山々などまたまた初めて見る景色に興奮冷めやりません。
そういえば鳥取県でもあったんだと実感。
中休止した後は氷ノ山超えに向かって下山。
こしき岩の残雪通過に注意して進む。
そして今後残雪が出てくることは無い。
時間もまだ10時だけあって凄まじい数の人が登ってくるので氷ノ山越まではうんざりだ。
氷ノ山越もまたかなりの人がたむろっていたが、縦走路に入ると人っ気は一気に無くなり、ようやく静かな山歩きが出来る。
最初に訪れる天狗岩は急なアップダウンがある為に、ここだけは気をつけたい。
その後は赤倉頭、布滝頭、太平頭と緩やかな小ピークを通過し暫く気持ちの良い区間が続く。
美しいブナ林の道はやがて下りだし、どんどん傾斜を増して下っていくと、樹林から抜けてだだっ広い鉢伏山が作り出す鉢伏高原が広がる。
流石にこれには感動し、素晴らしく気持ちの良過ぎる尾根を歩き、連日登山している疲れなど吹き飛んでいた。
完全にゲレンデに降り立つと久しぶりの沢山の人を目にするようになり、この人等も鉢伏山に登るようだ。
登りやすく設置された階段を進み、平坦路を終えると鉢伏山直下だ。
たった100m登るだけだが、ここまでで17キロは歩いているので流石にしんどい。
一般登山者(俺もだが)に負けないように登りきり、なんとかここまで歩き切りホッとした。
時間もちょうどお昼なので、氷ノ山から今まで辿ってきた道のりを拝みながらの休止だ。
余韻に浸かったら下山開始。
林道までの階段をハイペースで下り切ると、今度は一般車両も通る長い長い林道歩き(汗)
それが終わればリゾート地歩きと何も魅力の無いエリアを通過する。
そしてここからが裏道歩きだ。
リゾート地からショートカットで下の林道に下り切るものだが、これはGPS無しではかなり苦戦するだろう。
なんとか林道に下り立つも、親水公園までは近くなく更にそこそこ登るので、車を停める場所を間違えた事にかなり後悔した。
無事に戻れてホッとした。
これで2021年GWの山行を終えた訳だが、正直よくここまで歩けるなと自分で思った。
そして中国山地の素晴らしさを満喫出来た喜びと感動。
新しいステージでの第一歩としてのスタート地点に立ったシーズンに出来た。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する