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Yamareco

記録ID: 314516
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

ペテカリ岳

2013年06月20日(木) ~ 2013年06月21日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
32.6km
登り
2,396m
下り
2,395m

コースタイム

20日:4:20渡渉地点−6:00峠−7:30-50ペテカリ山荘−13:05-15ペテカリ岳頂上-17:20ペテカリ山荘
21日:4:30ペテカリ山荘−6:00渡渉地点
天候 20日 曇り
21日 小雨
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
例によってペテカリ山荘までは車では入れません。神威山荘近くからの峠越えルートとなります。・・神威山荘の手前1Kmのところで路肩が崩れて通行止めとなっており、神威山荘前まで進めませんが、渡渉ポイントは車止めから割と近くです。
コース状況/
危険箇所等
最初の渡渉地点は水量多く石伝いは無理。裸足になって渡りましょう。他の渡渉や沢登りは登山靴でOK。
峠越えでは藪漕ぎ必須なので、GPSやコンパスがあると心強い。1050M峰近辺はダニだらけなので長袖長ズボンで露出を少なく。熊が多そうなところなので、鈴と笛を携行のこと。
忠類温泉ナウマンの湯を利用。午前11時開業なので時間に注意。帯広市内の食事はインデアンのカツカレーで決まり。
カムイ山荘約1Km手前で路肩崩れのため通行止め。ここで夜を明かして出発。
2013年06月30日 09:31撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:31
カムイ山荘約1Km手前で路肩崩れのため通行止め。ここで夜を明かして出発。
沢に降りていくと道標発見
2013年06月20日 04:30撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/20 4:30
沢に降りていくと道標発見
最初に渡るこの沢が一番水量が多い。結果的にはここだけ裸足になって渡ってしまえれば残りは沢靴不要で登山靴だけで登れる。
2013年06月30日 09:35撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 9:35
最初に渡るこの沢が一番水量が多い。結果的にはここだけ裸足になって渡ってしまえれば残りは沢靴不要で登山靴だけで登れる。
沢の奥に1か所だけある大滝。左を巻く。
2013年06月20日 05:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/20 5:20
沢の奥に1か所だけある大滝。左を巻く。
峠を通過したところ。
2013年06月30日 09:36撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:36
峠を通過したところ。
フィリピンのジャングルにいるような雰囲気だ。
2013年06月30日 09:36撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:36
フィリピンのジャングルにいるような雰囲気だ。
今回熊に出会うことはなかった。
2013年06月20日 06:25撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/20 6:25
今回熊に出会うことはなかった。
橋の上からペテカリ沢
2013年06月20日 07:16撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/20 7:16
橋の上からペテカリ沢
歩き始めて2時間40分でペテカリ山荘到着。荷物を軽くして20分後に出発。
2013年06月20日 07:28撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/20 7:28
歩き始めて2時間40分でペテカリ山荘到着。荷物を軽くして20分後に出発。
2013年06月20日 08:48撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/20 8:48
山の上のほうのガスはとれない。
2013年06月30日 09:37撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:37
山の上のほうのガスはとれない。
歩く宝石その1(オオセンチコガネ)
2013年06月30日 09:40撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 9:40
歩く宝石その1(オオセンチコガネ)
残雪が現れる
2013年06月20日 09:58撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/20 9:58
残雪が現れる
1301峰よりペテカリ方面
2013年06月30日 09:41撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:41
1301峰よりペテカリ方面
ウコンウツギ
2013年06月30日 09:42撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:42
ウコンウツギ
やっとハイマツ帯に。
2013年06月30日 09:42撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 9:42
やっとハイマツ帯に。
頂上近くはガスガス
2013年06月30日 09:43撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:43
頂上近くはガスガス
13時過ぎにペテカリ登頂。
2013年06月30日 09:43撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:43
13時過ぎにペテカリ登頂。
カムエク方面
2013年06月30日 09:44撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:44
カムエク方面
ミヤマキンバイ
2013年06月30日 09:47撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:47
ミヤマキンバイ
チシマヒョウタンボク
2013年06月30日 09:47撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:47
チシマヒョウタンボク
2013年06月30日 09:48撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:48
降りてきたら少し晴れてきて中ノ岳が見えてきた。
2013年06月30日 09:50撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:50
降りてきたら少し晴れてきて中ノ岳が見えてきた。
歩く宝石その2(アイヌキンオサムシ)
2013年06月30日 09:53撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/30 9:53
歩く宝石その2(アイヌキンオサムシ)
今朝通ってきた沢沿いのルートを見下ろす。
2013年06月30日 09:54撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:54
今朝通ってきた沢沿いのルートを見下ろす。
東の沢調整池が見える。
2013年06月30日 09:59撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:59
東の沢調整池が見える。
17時過ぎにやっとペテカリ山荘に到着。今日はここまで。
2013年06月30日 09:59撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 9:59
17時過ぎにやっとペテカリ山荘に到着。今日はここまで。
翌日、カムエクに登ろうと中札内川にやってきた。、橋の付け替え工事で徒歩含めて通行止めとわかり断念。ぴょうたんの滝で引き返す。
2013年06月30日 10:00撮影 by  E-M5, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/30 10:00
翌日、カムエクに登ろうと中札内川にやってきた。、橋の付け替え工事で徒歩含めて通行止めとわかり断念。ぴょうたんの滝で引き返す。
撮影機器:

感想

今年も来てしまった北海道。登り残しの200名山ペテカリとカムエクを一気に片づけるつもり。どちらの山もアプローチの長さは半端でなく日帰りはとても無理。3日かけて2山なら登れなくもないかと日程を組んだ。まずはペテカリ。
 昨夕、帯広に着いた私は市内でガスの買い出しをしてそのまま236号でペテカリの登山口と化している神威山荘近くまでやってきた。山荘で一休みできるかと期待していたが、1Kmほど手前で通行止めになっており、車中泊となった。翌朝4時に起きて出発。今日1日でペテカリ山頂を踏破して、ペテカリ山荘まで降りる予定。天気はさえない。最初の渡渉でいきなり転び、乾いていたくつがあっというまにぐずぐずにした。大したことはないだろうと高をくくっていた峠越えが以外とハードだった。本州で「道のない山」といってもたいてい杣道っぽいものがあるのだが、北海道では本当に道がない。行きも帰りも峠の前後で道がどこが正規ルートだかわからなくなり、藪漕ぎの洗礼を受けた。それでもGPSもあるので何とかはなるのだけれども、ところどころ道標があるのに道がないというアンバランスさに腹が立つ。ベッピリガイ沢に降りてきたら普通の林道歩きを2時間弱でペテカリ山荘到着。山荘は良く整備された清潔な山荘だった。人はいなかった(結局2日間誰にも会わなかった)。置いていく荷物を下ろすとほとんど休む間もなく出発だ。山荘から登山道は心配したほど荒れてはいなくてごく普通であった。覚悟はしていたが、1つ1つの小ピークを巻くことなく通過していくのでアップダウンは結構ある。しかしそんなことよりもうざかったのがダニで、1050峰近辺だと10歩進むたびに2、3匹のダニがズボンに飛び移っているのでダニ払いで神経がすり減った。安心して腰を下ろして休めるのはたまに現れる雪田の真ん中くらいしかない。
1301峰からペテカリ山頂までの最後の登りも結構きつい。なぜだかこのあたりが一番笹がきつくて藪漕ぎ度が高いせいもある。
苦労して予定通りの時間で山頂に到達したものの、視界は無くて残念であった。
この山の私にとっての印象は昨年の二ペソツが100点満点とすると10点くらいしかあげられない。南アルプス深南部が好きなような人なら気に入るかもしれないが。
 ところでカムエクは今年札内川ダムまでしか入れないことは承知でいたが、登山センターに寄ったところ徒歩でも通行禁止を聞かされ、計画はあえなく頓挫してしまった。来年以降なら七の沢近くまで車で入れるようになるだろうしまた北海道に行く理由ができたと前向きにとらえるしかないだろう。

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