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Yamareco

記録ID: 314972
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

蒼天涼風の大普賢岳〜七曜岳周回ルート

2013年06月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
ikomaniyon tuki4 その他1人
GPS
06:45
距離
10.6km
登り
1,175m
下り
1,172m

コースタイム

和佐又ヒュッテ8:35-9:30笙ノ窟9:35-9:50石ノ鼻9:55-10:40大普賢岳10:45
 -11:00水太覗(昼食)11:30-12:25稚児泊-12:55七曜岳13:05
  -14:20無双洞・水廉ノ滝14:40-15:20底無井戸-16:10和佐又のコル
   -16:25和佐又ヒュッテ
天候 登り始める直前ガスが消えて、晴。
下山後あっという間に曇。
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和佐又ヒュッテの前に20台くらい駐車可。
混んでいるときは草地にも駐車場を広げるため、「登山口ガイド」によれば100台だとか。
駐車料金一日1,000円。
登山届は和佐又ヒュッテで受け付けてくれます。
コース状況/
危険箇所等
【和佐又ヒュッテ〜大普賢岳】
 よく整備されており危険個所はありません。
 特に和佐又のコルのしばらく先までは登山道脇の下草もよく刈られています。
 石ノ鼻前後の岩場や小普賢の先の下りも、3点確保ができていれば大丈夫です。
【大普賢岳〜七曜岳】
 奥駈道を行くことになりますが、大普賢から水太覗の下りはやや荒れた感じ。
 加えて、今朝まで雨が降っていたためか、土が滑りやすい。
【七曜岳〜無双洞】
 七曜岳からすぐに岩場を下るが特に難しい所はありません。
 むしろ奥崖道から支稜に入りしばらく進んだ先の下りが緊張させられる。
 20年くらい前に整備されたと思われる桟道やはしごが絶妙の腐食感を醸し出し、
 特に支稜上部の傾斜デッキと階段のコンビには、毎度毎度腰を引かせられる。
 とはいうものの案内板が整備されたようで、昨年は見なかった道標が数ヶ所。
 特に、無双洞の降り口の吉野警察署製の標識は、とてもありがたい。
 ここから先の急降下は、落石を起こさないよう、膝を痛めないよう神経の使いどころ。
 【無双洞〜和佐又ヒュッテ】
 水廉の滝の上部を渡渉するが大きな岩が流されて、渡渉がやや難しくなったような。
 少々濡れるのは気にしないくらい割り切った方が楽に渡れる見たいです。
 底無し井戸の下の岩場は、登り口の最初のステップがえらく滑りましたが、
 その先は鎖やはしごもしっかりしており、3点確保で登れば問題はありません。
 あとは和佐又のコルまで緩い登りがだらだらと続くばかり。
 ブナやヒメシャラの緑やいろいろな鳥のさえずりを楽しみながら歩きましょう。
和佐又林道から。
北山川源流に溜まった霧が見る見る晴れていく。
2013年06月29日 08:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 8:10
和佐又林道から。
北山川源流に溜まった霧が見る見る晴れていく。
和佐又ヒュッテ。8:30。
いつもならずらりと車が並んでいるのになぜかまだ3台。
2013年06月29日 08:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 8:16
和佐又ヒュッテ。8:30。
いつもならずらりと車が並んでいるのになぜかまだ3台。
キャンプ場トイレに忘れ物。
さすがに気づて戻るよね。
2013年06月29日 21:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/29 21:32
キャンプ場トイレに忘れ物。
さすがに気づて戻るよね。
どんどん晴れていく。
2013年06月29日 08:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 8:35
どんどん晴れていく。
歌碑の前から大普賢岳。
青空\(^o^)/
2013年06月29日 21:33撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:33
歌碑の前から大普賢岳。
青空\(^o^)/
和佐又のコルからは
ブナの森を行く。
2013年06月29日 21:33撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/29 21:33
和佐又のコルからは
ブナの森を行く。
こちらはヒメシャラ。
姫と言っても巨姫。
2013年06月29日 21:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:34
こちらはヒメシャラ。
姫と言っても巨姫。
修験の行場、笙ノ窟。
2013年06月29日 09:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 9:31
修験の行場、笙ノ窟。
見上げると頚の痛くなるような絶壁。
2013年06月29日 21:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:35
見上げると頚の痛くなるような絶壁。
続いて鷲の窟。
横から見ると獅子の窟。
2013年06月29日 21:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:36
続いて鷲の窟。
横から見ると獅子の窟。
見上げるとものすごいオーバーハング。絶対登れない。
2013年06月29日 21:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:36
見上げるとものすごいオーバーハング。絶対登れない。
稜線に出てもハシゴ・鎖の登り降りが続く。
2013年06月29日 21:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:36
稜線に出てもハシゴ・鎖の登り降りが続く。
名残りのイワカガミが一株。
2013年06月29日 09:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 9:51
名残りのイワカガミが一株。
登り切ると石ノ鼻の絶景。
2013年06月29日 21:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:36
登り切ると石ノ鼻の絶景。
ずっと南は果無山脈か。
2013年06月29日 21:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/29 21:37
ずっと南は果無山脈か。
釈迦ヶ岳を遠望。
2013年06月29日 09:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 9:54
釈迦ヶ岳を遠望。
和佐又山の向こうに雲を被った台高山脈。
2013年06月29日 09:54撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 9:54
和佐又山の向こうに雲を被った台高山脈。
奥駈道に出る手前に、
満開のサラサドウダン。
2013年06月29日 10:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 10:30
奥駈道に出る手前に、
満開のサラサドウダン。
大普賢岳。1,780m
山頂に人がいないの初めて。
2013年06月29日 10:40撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 10:40
大普賢岳。1,780m
山頂に人がいないの初めて。
三角点タッチ。
2013年06月29日 21:40撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:40
三角点タッチ。
正面に稲村ヶ岳。
大日山がツンと尖っている。
右奥に山上ヶ岳。
2013年06月29日 10:40撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 10:40
正面に稲村ヶ岳。
大日山がツンと尖っている。
右奥に山上ヶ岳。
大峰主稜線の先に八経ヶ岳。
左奥に釈迦ヶ岳。
2013年06月29日 10:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 10:52
大峰主稜線の先に八経ヶ岳。
左奥に釈迦ヶ岳。
奥駈道を下ると、
水太覗が見えてくる。
2013年06月29日 10:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 10:58
奥駈道を下ると、
水太覗が見えてくる。
水太覗の絶景。
2013年06月29日 11:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 11:00
水太覗の絶景。
水太覗から大普賢の山頂を振り返る。
2013年06月29日 11:01撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 11:01
水太覗から大普賢の山頂を振り返る。
行く手には遠く釈迦ヶ岳。
2013年06月29日 11:02撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 11:02
行く手には遠く釈迦ヶ岳。
今日のヤマ麺。和歌山系。
前回に続いて「系」。
2013年06月29日 21:43撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:43
今日のヤマ麺。和歌山系。
前回に続いて「系」。
国見岳の巻き道の頭上を飾るサラサドウダン。
2013年06月29日 11:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 11:57
国見岳の巻き道の頭上を飾るサラサドウダン。
稚児泊で。
今も修験道の行場だとわかる。
2013年06月29日 21:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:46
稚児泊で。
今も修験道の行場だとわかる。
大普賢を振り返る。
2013年06月29日 12:33撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 12:33
大普賢を振り返る。
山頂の左の鞍部が水太覗。
あの上から見れば、そりゃ絶景だわ。
2013年06月29日 12:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/29 12:18
山頂の左の鞍部が水太覗。
あの上から見れば、そりゃ絶景だわ。
七曜岳山頂から八経ヶ岳。
先々週は向こうからこちらを眺めた。
2013年06月29日 21:48撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:48
七曜岳山頂から八経ヶ岳。
先々週は向こうからこちらを眺めた。
無双洞へは長い長い下り。
木の根道が迎えてくれる。
2013年06月29日 21:49撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/29 21:49
無双洞へは長い長い下り。
木の根道が迎えてくれる。
斜度のキツい桟道。
滑り落ちそうで腰が引ける。
その先はハシゴがすとん。
2013年06月29日 21:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:50
斜度のキツい桟道。
滑り落ちそうで腰が引ける。
その先はハシゴがすとん。
遠くの樹冠に朴の花(アップ)
2013年06月29日 13:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/29 13:37
遠くの樹冠に朴の花(アップ)
ブナの実。
今日はあちらこちらで。
2013年06月29日 19:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 19:57
ブナの実。
今日はあちらこちらで。
無双洞。
清冽な水が噴き出している。
2013年06月29日 21:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 21:58
無双洞。
清冽な水が噴き出している。
コップで汲んで飲む。
この上ない美味。
2013年06月29日 14:21撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 14:21
コップで汲んで飲む。
この上ない美味。
噴き出した水は本流に合わさる間もなく水廉ノ滝となって落ちる。水しぶきがすごい。
2013年06月29日 22:01撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 22:01
噴き出した水は本流に合わさる間もなく水廉ノ滝となって落ちる。水しぶきがすごい。
くるみ?3兄弟。
2013年06月29日 14:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 14:52
くるみ?3兄弟。
岩場は鎖・ハシゴで過剰保護
2013年06月29日 22:06撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 22:06
岩場は鎖・ハシゴで過剰保護
底無井戸。
底は見えなかった。
2013年06月29日 15:21撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 15:21
底無井戸。
底は見えなかった。
森の主に挨拶と別れ。
また来るよ。
2013年06月29日 22:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 22:07
森の主に挨拶と別れ。
また来るよ。
見送ってくれる。
またおいで。
2013年06月29日 22:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/29 22:07
見送ってくれる。
またおいで。
歌碑の前から雲に隠れた大普賢岳。
5枚目と同じ場所。
2013年06月29日 16:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
6/29 16:18
歌碑の前から雲に隠れた大普賢岳。
5枚目と同じ場所。
ウツギの花。
2013年06月29日 16:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 16:20
ウツギの花。
バイケイソウ。
意外に華やかかも。
2013年06月29日 22:15撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 22:15
バイケイソウ。
意外に華やかかも。
和佐又ヒュッテを見下ろす。
キャンパーが賑やかにバーベキューしてる。
羨ましい。
2013年06月29日 16:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
3
6/29 16:24
和佐又ヒュッテを見下ろす。
キャンパーが賑やかにバーベキューしてる。
羨ましい。
案内犬のリサちゃんも帰っていました。
今日は誰を案内したのかな?
2013年06月29日 22:16撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
4
6/29 22:16
案内犬のリサちゃんも帰っていました。
今日は誰を案内したのかな?
中庄温泉で汗を流す。
吉野川を見下ろす内湯。
2013年06月29日 17:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
6/29 17:34
中庄温泉で汗を流す。
吉野川を見下ろす内湯。
透明なさっぱりした湯です。
2013年06月29日 22:17撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
6/29 22:17
透明なさっぱりした湯です。
今日もぷは☆。
2013年06月29日 22:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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6/29 22:18
今日もぷは☆。
撮影機器:

感想

朝8:30和佐又ヒュッテ。
いつもなら10台は車がいるのに、今日はわずかに3台。
昨日までの梅雨空がすっきりと晴れるという予報なのに???

でも、おかげで山中では2組4人と顔を合わせただけという、
静かな大普賢を楽しめました。

緑の美しいブナの森。
セミとカエルの協奏曲。鳥のさえずり。
今も生き続ける修験道の行場。
石ノ鼻や大普賢、七曜岳からの大展望。
水太覗の絶景。
奥駈道から仰ぐ水太谷越しの大普賢岳。
清冽な湧水が噴き出し流れ落ちる無双洞と水廉ノ滝。

夏の遠征前に向けたトレーニングとしてよく登る大普賢岳ですが、
繰り返し登っても飽きさせない、魅力にあふれた素晴らしい山です。

もっと登っているような気がしますが、数えてみると7回目。
ますます好きになっていきます。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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