越後駒ヶ岳
- GPS
- 06:52
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:45
05:19枝折峠登山口〜05:43明神峠05:43〜06:25道行山06:25〜07:00小倉山07:00〜07:34百草ノ池07:34〜08:22駒ノ小屋08:22〜08:38越後駒ヶ岳(休憩・昼食)09:02〜09:14駒ノ小屋09:16〜09:56百草ノ池09:56〜10:25小倉山10:27〜11:00道行山11:04〜11:48明神峠11:48〜12:06枝折峠
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
枝折峠駐車場(無料/30台/5:00頃到着時駐車率は9割程度/下山時は路肩にまでクルマがあふれ返っていました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 枝折峠の登山口にあり。トイレあり(ただし水は出ません) 【水場】 駒ノ小屋 【コース状況】 ●枝折峠〜小倉山 登山口はトイレ脇にあります。 明神峠まではよく整備されています。 明神峠を過ぎると、ちょっと崩落気味のところや雪渓が出始めます。 道行山はピークは踏まずに巻き、ここから進路を西に取ります。 明神峠から小倉山へはひたすらアップダウンを繰り返し、 標高を稼ぐというようりも距離だけを縮めていく感じの登山道が続きます。 急なところは木階段になっているところが多いです。 また、小ピーク間の鞍部は湿地になっていて、木道となっていることが多いです。 雪渓は5〜6箇所ほどあったように思いますが、小倉山の直下の雪渓の下りのみ、 距離は短かいながらも急斜面の下りとなるので注意が必要かと思います。 小倉山の山頂も登山道上にはなく、この雪渓から少し登ったところにあります。 ただし山頂は樹林に覆われて眺望はありません。駒の湯方面への登山道とつながっています。 ●小倉山〜駒ノ小屋 小倉山を過ぎて再びアップダウンを繰り返しながらしばらく進むと百草ノ池へ到着。 百草ノ池を過ぎると登山道は本格的な登りとなります。 前駒の標識は雪の下に隠れていたのか、見つけることができませんでした。 また、この辺りから森林限界を超えると同時に足元は土の登山道より岩へと変わり始めます。 駒ノ小屋直下は急斜面の岩場となっています。 ●駒ノ小屋〜越後駒ヶ岳 駒ノ小屋からはまず中ノ岳分岐となる稜線に出ます。 小屋から歩き始めるとすぐに雪渓となります。 雪渓にはステップが切ってあるのでアイゼンは不要でしょう。 稜線に出ると雪はありません。中ノ岳分岐から北に向かいほどなく進むと越後駒ヶ岳山頂に到着です。 |
写真
感想
6月初め。
残雪たっぷりのこの山を目指しましたが、
スタート時点から道迷い、林道の崩落、虫の襲撃、激藪漕ぎなどで
ピュルンとモチベーションが落ちてしまい早い段階で敗退。
近いうちにリベンジしなくちゃ、と思ってた矢先に枝折峠開通の情報が。
しかし、谷川方面の晴れ予報が直前で悪い方に転びました。
この付近の山は天気が読みづらくこれまで何度も痛い目に遭ってますが、
関越トンネルを境にガラッと天気が変わることが多いのもまた事実。
ということで思い切って越後駒ヶ岳を目指すことに。
谷川岳までは予想通りガスとたまにポツリポツリと来てましたが、
関越トンネルを越えると…黎明の空に越後の山並みが浮かび上がって見えます。
そして、352号のクネクネ道を進むと若干雲がかかっているものの、
独特の存在感を放っている越後駒ヶ岳が見え、テンションだだ上がりです。
さらにスタートから素晴らしい体験をすることができました。
そう、滝雲です。
枝折峠では奥只見湖の上を覆った雲海が、
明神峠に着く頃には北に向かってどんどん流れ始めました。
道行山付近からは、駒ヶ岳の山頂まで達する美しいラインを描いた尾根を見通すことができ、
いい登山道だなぁとしみじみ実感。
雲は多いながらも晴れ基調で、山頂を覆っていた雲も前駒付近から消えて、
運良く晴れの山頂をいただきました。
結局この日は駒ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳、兎岳が入れ替わり立ち代わりで
雲の中に入ったり出たりという感じでした。
最初は遠く見えていた山頂でしたが、歩き始めると意外とあっけなく着いてしまいました。
早く降りてしまうのも何だかもったいなかったけど、
続々と人がやってくるので(後から知りましたがこの日は開山日だったらしい)、
花をじっくりと撮影したり、小倉山、道行山のピークを踏みながらゆっくり下りました。
ゆっくりだったとはいえ、後から見ると登りのタイム3時間19分に対して
帰りは3時間4分とたったの15分しか違わないのにはビックリしました。
枝折峠〜小倉山間がいかに標高を稼いでいないことがよく分かります。
枝折峠からの駒ヶ岳、美しい尾根を見ながら歩けるのはとっても素晴らしかったのですが、
歩くという意味ではちょっとモノ足りなさを感じてしまいました。
雪をたっぷりと纏った弧を描く尾根とそこからスクッと立ち上がる越後駒ヶ岳の姿は
さぞ美しいだろうと次回は残雪期に登ることを想像しながら下山しました。
前々回→聖、前回→戸隠〜高妻山と、私にとってはハードな山行が続き、
しかも虫の大群との遭遇で、なんだか疲れてテンションが下がってしまい、先週は山をお休みしてお留守番していました。
でも何とかテンションあげたい!と(強引に?)ザックを新調♡
単純なもので、あっとゆう間にテンションを取り戻し、今週はふたたび山へgo!
先日撤退した越後駒ヶ岳、
どうやら撤退の一因だった道路が開通したとのことで、
ずいぶんラクに行けるらしい。同時に山開きだったようです。
というわけで、リベンジしに行ってきました。
朝5時過ぎ。
枝折峠についてびっくり。駐車場にはすでにたくさんの車。
こないだ撤退したときは、ほとんど人に会わなかったのになぁ。
いつもひっそりと登ることが多いので、新鮮でした。
この登山道は、最初から景色がよくて気持ちがいいです。
目の前に広がる山と雲海。
もう少しパッと晴れてくれたら最高だったけど、
暑いのでこれくらいで良かったのかな。
その後は、いくつか雪渓を通り過ぎるのですが、
雪渓に近づくと、前方からひんやーりと冷たい空気が漂ってきます。
なので、何度か目には「あ、そろそろまた雪渓かな?」と予想がつくようになります。
雪渓は暑い季節にまさに“自然のクーラー”になってくれて、本当に気持ちいいです。
でもこの雪渓、そろそろなくなっちゃうのでしょうか。。
そして小倉山へ。
実は通り過ぎたのを気付きませんでした。
下山時に教えてもらいましたが、雪渓の脇のところに山頂への道があったようです。
気付かず小倉山は「まだかまだか」と思いながら進んでしまっていました。
事前の情報収集が甘い、かつ地図を見ていないのがバレバレです。
小屋までの道は、岩登りのような感じになります。
ふだん2本ストックをつかっていますが、ここではあると不便でした。
岩に手をかけながら「うんしょっ」という心のかけ声とともに登っていきます。
でも大きな岩だと思って足をかけると、意外と動いたりするので、力任せだけでもコワイ。
ここはすこし慎重に行きました。
ラスト山頂までは、雪渓あるき。
雪道だとウキウキしてしまいます。
やっぱり雪の方が衝撃が少なくて歩きやすいし、
ひんやりしてて気持ちいい〜♪
小屋から見たらけっこう長い雪渓に見えたけど、
実際に歩いたら、数分の距離。
いつも思うけど、離れて遠くから見るよりも実際に登る方が近く短く感じるのは私だけ???
あっという間に雪道登りは終わり、ちょっと行くとあっという間に山頂。
残念ながら雲で景色はばっちり見通すことはできなかったけど、
晴れ間も見えて、一応山頂での時間を楽しむことができました。
とはいえそんなに広々とした山頂ではないし、次々と他の方が登ってくるので、
お昼ごはんを食べてから早々に下山。
帰りは、、、
なんだかとーっても長く感じました。
小倉山から先が特に。。
登ったり下ったりが多くて少しずつ疲れが溜まっていく感じ。
暑さもたまらなく苦痛ー。頭も背中もおなかも腰回りも汗でびっしょり。
せっかくのオニュウ・ザックもびしょぬれ〜><ひゃー。
これくらいの暑さで根をあげていたら、夏本番になったらどうしよう…と思っちゃいます。
でも、前回来たときと比べて着実に季節も進み、
ここはすっかり夏のような陽気になっています。
そして道にはたくさんのお花が咲いていて、気分が和みました。
気付けばもう7月。
いよいよ夏本番。
暑い、暑いとかばかり言っていないで、
夏山ならではの楽しみを見つけたいと思います♪
今週もおつかれさまでした☆
こんばんは。
この稜線から見る荒沢岳、いい姿ですね。
私も大好きです。
そして、8枚目の写真を拝見した時に、2009年の秋に
登った時の記憶が蘇りました。
きれいな滝雲、感動しますよね。
私にとって上越の山は近くて良い山なので、これからの
季節、何度か足を運ぶことになると思います
youtaroさん
youtaroさんの越後駒ヶ岳の記録拝見しました。
ほぼ同じ構図で同じように雲が流れていてビックリしました。
知らなかったのですが、
調べてみると枝折峠付近から見る奥只見湖の滝雲は有名みたいですね。
見られてとってもラッキーでした。
youtaroさんが登った紅葉の時期は、さらに美しかったのでしょうね。
次回は白く化粧した尾根を見るために残雪期に行ってみたいと思いました。
でも上越の山は本当に天気読みが難しく、
晴れを確信して向かっても登山口に着いてみるとガスってことがあるので、
行く時はギャンブル的な気分で向かってしまいます。
コメントありがとうございます!
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