土砂降りの白谷雲水峡から快晴の永田岳、宮之浦岳へ

2021年05月05日(水) ~ 2021年05月06日(木)

• GPS: 19:34
• 距離: 29.7km
• 登り: 2,795m
• 下り: 2,167m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:21

距離 13.6km 登り 1,591m 下り 731m

8:55 白谷広場
9:04 9:04 飛龍おとし
9:14 9:16 さつき吊り橋
9:50 10:07 白谷山荘
10:30 10:31 苔むす森
10:50 10:58 辻峠
11:09 11:10 太鼓岩
11:22 11:28 辻峠
12:05 12:10 楠川分れ
13:40 13:50 大株歩道入口
14:07 14:33 ウィルソン株
15:41 15:59 縄文杉
16:02 16:11 高塚小屋
17:16 新高塚小屋

2日目

• 山行: 9:24
• 休憩: 1:46
• 合計: 11:10

距離 16.1km 登り 1,223m 下り 1,449m

17:16 新高塚小屋
4:44 4:44 坊主岩
5:16 5:22 平石
5:55 5:58 焼野三叉路
7:03 7:05 永田岳
7:48 7:49 焼野三叉路
8:09 8:55 宮之浦岳
9:10 9:11 栗生岳
10:32 10:32 投石の岩屋
10:35 10:35 投石平
11:00 11:01 黒味岳分かれ
11:28 11:43 黒味岳
12:05 12:05 黒味岳分かれ
12:17 12:20 花之江河
12:28 12:30 小花之江河
13:48 14:10 淀川小屋
14:47 14:53 淀川登山口
15:16 ゴール地点

天候

初日土砂降りからの2日目快晴

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 船

フェリーは行きも帰りもハイビスカスを利用。行きは時間かかるけど一泊と考えれば安くて良いし朝一番に着くのが嬉しい。マイカーは港の駐車場に無料で停めた。下山時の紀元杉のバスは16時にもあるとネットの古い情報をあてにしたのがまずかった。既に最終便が出た後だったので焦る。運良くたまたま通ったタクシーで麓まで下山。

写真

5/5 7:12

雨だらけの天気予報に不安になりつつも今回のメイン宮之浦岳を登るために6日の晴れにかけて屋久島へ向かう。

5/5 7:29

フェリーはいびすかす。夕刻に鹿児島を立ち、種子島経由でたっぷり一晩かけて翌朝屋久島に着く。遅いけど安くて朝に着くのが嬉しい。

5/5 8:38

屋久島に着いたら雨がそんなに強くない。今日は豪雨なら淀川小屋までとも考えたが白谷雲水峡へ突っ込むことに決め、バスに乗り込んだ。

5/5 8:59

土砂降りの中白谷雲水峡から登山開始。

5/5 9:32

樹林帯なので風もなく、土砂降りでも特に問題なかった。人が少なくて逆によかったかも。

5/5 9:35

この沢が増水するも渡れなくなるらしい。係の人に宮之浦岳側に抜けるのなら問題ないと言われた。日帰りピストンだと帰りに渡れなくなる可能性があるらしい。

5/5 9:46

ずぶ濡れ登山はカラダが常に水風呂に入ってるみたいに冷んやりしてて気持ちよい。個人的には嫌いではない。

5/5 10:05

いいですねえ。

5/5 10:06

コケも雨でキレイに

5/5 10:12

もののけ姫の森ですか。

5/5 10:21

森と一緒に雨に濡れてテンションアップ笑

5/5 10:51

辻峠から軽身で太鼓岩へ

5/5 11:08

当然太鼓岩もガスガスでした。

5/5 11:59

サワガニ発見。

5/5 12:09

ようやく楠川歩道に合流。

5/5 13:15

この辺りから雨は小ぶりに。たまに日差しも

5/5 14:05

木道が歩きやすい。

5/5 14:10

ウィルソン株は貸切でした。17年前はこんなハート形に誰も気づいてなかった。

5/5 15:00

5/5 15:02

スギもそうだけどヒメシャラもデカイ。

5/5 15:03

出ましたヤク猿！

5/5 15:35

屋久島は持ち歩く必要がない程そこらに水場があるので荷を軽くできて楽でした。

5/5 15:37

縄文杉到着。

5/5 15:41

神秘的だ。

5/5 15:46

この上の展望台は前来た時はなかったなあ。

5/5 15:50

泊まり装備だと遅い時間に貸切状態に出来るのが良いですね。

5/5 17:52

その後新高塚小屋までがんばった。17時過ぎたけど自分たち以外にテントはなかった。雨が上がってくれてすごく助かった。2時半に起きて気づかいなく準備したり蜜を避ける意味でもテントでよかった。

5/6 5:31

翌日は4時スタート。御来光です。

5/6 6:04

ザックをデポして永田岳へ。朝日に照らされる永田岳。

5/6 6:16

雨上がりなのにササの露払いがなかった。昨日のテントにも結論無かったしサラッとしていて気持ちが良い。

5/6 6:30

永田岳方面から振り返る宮之浦岳。歩いてきた道が一望。

5/6 6:48

永田岳！永田の集落と口永良部島。

5/6 6:50

障子岳が屏風のようにかっこいい。障子岳は登山道の無いマイナー12名山らしい。

5/6 7:04

連休明けと前日の雨で人も少なくて最高すぎる。いい歳してはしゃぐ。

5/6 7:10

いかにも屋久島です。

5/6 7:19

こんな素敵な場所がいくつかあった。水もうまいし気持ちはわかる。

5/6 8:23

そして今回のメイン宮之浦岳。

5/6 8:24

永田岳を振り返る。

5/6 8:28

この景色がみれるのは本当に運が良かった。

5/6 9:02

名残惜しくも先を急ぐ。昨日フェリーで一緒だった人達とすれ違う。昨日はやはり淀川小屋まで入ってたみたい。

5/6 9:17

5/6 9:21

奇岩目白押し。

5/6 10:45

このルート。百名山にしてはわりかし歩きにくいところも多い。

5/6 11:36

この天気では黒味岳にも寄らない手は無い。ここが予想以上に良かった。永田岳、宮之浦岳と歩いてきた山々が一望できてオススメ。

5/6 13:24

ヤク鹿さん。白いお尻が可愛い。カラダも小さい。

5/6 13:49

淀川小屋付近の沢は本当に綺麗だった。

5/6 14:51

というわけで下山。

5/6 15:17

まさかの情報ミスで既にバスは無かった。途方に暮れつつ林道を降りていたらたまたま今日山に入る登山者を乗せたタクシーが来たので助かった。これは反省。

5/6 15:57

林道で出会った小鹿ちゃん。なんかちょうだいって言ってるけど何もあげないよ。

5/6 18:39

その日は屋久島空港前のライダーハウスとまり木にテントを張った。800円しか払ってないのに翌日のレンタカーの手配など手厚いおもてなしが温か過ぎる。久しぶりにライダーハウスの旅の匂いを嗅いで懐かしくなった。17年前にバイクで来た時の自分の写真が残っていてそのあまりの若さに絶句した。

5/7 11:25

翌日は1日レンタカーで島内を観光。宮之浦岳バッジも色々見つけたが、武田館の屋久杉バッジがよかった。

5/7 20:18

寿司うまかったなあ。

5/8 5:40

結局ライダーハウスとまり木に2泊して翌朝早くフェリーハイビスカスで帰りました。屋久島最高！

撮影機器：

iPhone XS Apple

感想

kanetsuko

GW後半の天気が芳しくなく不安の中、唯一晴れの6日にかけて屋久島へ。初日は土砂降りでしたが雨に濡れてしっとりした静かな森を堪能でき、翌日は狙った通りの快晴でしてやったり。だけど最後はバスの時間を間違えて途方に暮れるというオチが綺麗についた良い山行でした。屋久島素晴らしかったです。