空木岳日帰り、花に癒されて、
- GPS
- 12:12
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,023m
- 下り
- 2,013m
コースタイム
-8:43駒石-9:10駒峰ヒュッテ9:20-9:25空木岳山頂9:50-9:55駒峰ヒュッテ10:25
-10:37空木避難小屋10:45-11:00避難小屋分岐-12:50池山小屋13:10-13:50登山口
天候 | 曇り-ガス-時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
本来の登山口駐車場から池山水場までいくつかのショートカットあり。 帰りはかなり短縮出来ました。 空木避難小屋-駒峰ヒュッテまでは雪が多く残っています、下りコースにすれば楽です。 木の根、ハシゴが濡れていると下り滑ります、慎重に。 山頂標識では山頂から池山まで10kmとありました。(そんなになるかな?) ※GPSデータ一部飛んでいます |
写真
感想
先週思いがけない事態で黒戸尾根日帰りが七丈小屋で撤退になったことで、ストレスが溜まったままになってました。
今回梅雨の合間、好天は期待できないのものの、ストレス解消に長い距離をしっかり歩きたいなと思って、地元の山、空木岳に登ってきました。
3人での山行だったので、早めに出発し無理のないペースで登ってきました、満足でした。
出発してすぐに、尾根沿いの登山道は急のため目が覚めます。
その後しばらく池山の水場までは、市民の遊歩道になっているので緩やかに登っていきます。途中ショートカットを使いながら1時間余で池山水場到着、ここで一息入れて遊歩道コースを行きます。
歩きやすい登山道は笹道からシダの道、マイズルソウの道を経て尻無しから先はカニコウモリの茂る登山道に変わていきます。
途中ガスの薄暗い中、ひと株のイチヨウランを見つけて感激です。
しばらく行って長い登山道は花の道になっていきます。
コイワカガミが出だしたあたりから、マイズルソウからゴゼンタチバナが目立ちます。
トラバースする斜面にはキバナノコマノツメ、そして迷い尾根をこえて明るい尾根に出たところには一面ミツバオウレンの白い花の群生が鮮やです。コイワカガミも先週の黒戸尾根よりずっとたくさん咲いて見事です、ショウジョウバカマも雪解け後に咲き出しています。
空木岳非難小屋との分岐を越えてから、空が明るくなって青空も見えてきた。
ここからの稜線歩きはそれまでのガスの中から解放され、来て良かったという気持ちで一杯になりました。高山植物に目を奪われ、沸き立つ雲海に見え隠れする駒ヶ岳方面の山々を右手に、まっすぐ伸びた山頂までの稜線歩きを楽しんだ。
「やっぱり山に登るなら稜線まででなくちゃ、それまでの苦労が解消されないよね・・」と、A君と何度も言いながら、近くなった山頂を目指す。
この風景に出会えた事で、先週から引きずってきた嫌な気持ちが雲散した気分になりました。まさに山こそ良薬だったと思いました。
帰りは避難小屋まで簡易アイゼンをつけて下りましたが、雪が腐っていてほとんど役に立たない、ここはシリセードかヒップソリが最適、結構距離もあって充分楽しめます。
避難小屋付近のお花畑はこれからです。
昨晩避難小屋は3名のかたが泊まられたようですが、綺麗で脇に雪渓からの十分すぎる水量の川が流れていました。時間があったら泊まってみたいですね。
そこから空木分岐へトラバースする斜面にはお花畑が出来ていてオオサクラソウの群生が鮮やかでした。ここはこれからニッコウキスゲが見頃になる来週あたりがおすすめかな。
長い尾根歩きもガスがあったせいで、熱くもなく寒くもなく快適に下れました。
帰りに池山小屋で一休みをして下ってきましたが、いつもより疲労は少なかった気がします。
すっきり気分爽快で行ってこれました。静かで花一杯の山でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する