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Yamareco

記録ID: 315812
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ハイキング
中央アルプス

空木岳日帰り、花に癒されて、

2013年06月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:12
距離
18.5km
登り
2,023m
下り
2,013m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4:53登山口-5:58池山水場-6:35マセナギ看板-(休憩30分)-8:21避難小屋分岐
-8:43駒石-9:10駒峰ヒュッテ9:20-9:25空木岳山頂9:50-9:55駒峰ヒュッテ10:25
-10:37空木避難小屋10:45-11:00避難小屋分岐-12:50池山小屋13:10-13:50登山口
天候 曇り-ガス-時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口横の駐車スペース 4時半過ぎ付近は数台駐車可能
コース状況/
危険箇所等
本来の登山口駐車場から池山水場までいくつかのショートカットあり。
帰りはかなり短縮出来ました。

空木避難小屋-駒峰ヒュッテまでは雪が多く残っています、下りコースにすれば楽です。
木の根、ハシゴが濡れていると下り滑ります、慎重に。
山頂標識では山頂から池山まで10kmとありました。(そんなになるかな?)

※GPSデータ一部飛んでいます

水場の水は出たり止まったり、でもおいしい水です。ここの水は池山小屋にも引かれていました。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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水場の水は出たり止まったり、でもおいしい水です。ここの水は池山小屋にも引かれていました。
なんとイチヨウランが1つだけひっそりと咲いていました。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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なんとイチヨウランが1つだけひっそりと咲いていました。
迷い尾根をすぎて尾根に出ると一面ミツバオウレンの小さな白い花で覆われています。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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迷い尾根をすぎて尾根に出ると一面ミツバオウレンの小さな白い花で覆われています。
休憩入れて3時間で避難小屋分岐です、行きは駒石コースにします。ガスから開放され登るにつれ視界が広がります。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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休憩入れて3時間で避難小屋分岐です、行きは駒石コースにします。ガスから開放され登るにつれ視界が広がります。
すぐに山頂方面がガスの間から見えてきました、テンションアップ!
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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すぐに山頂方面がガスの間から見えてきました、テンションアップ!
ハイマツの中ミネザクラが満開です。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ハイマツの中ミネザクラが満開です。
こんなにたくさんの花をつけているのは珍しい。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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こんなにたくさんの花をつけているのは珍しい。
直ぐに駒石が見えてきました。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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直ぐに駒石が見えてきました。
大きさはこのくらい、でっかい!
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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大きさはこのくらい、でっかい!
岩場に咲くツガザクラです。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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岩場に咲くツガザクラです。
駒石横から駒ヶ岳方面、雲で隠れそうになった宝剣のしたにぽつんと見えるのは檜尾避難小屋か?
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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駒石横から駒ヶ岳方面、雲で隠れそうになった宝剣のしたにぽつんと見えるのは檜尾避難小屋か?
山頂へ伸びるまっすぐな尾根道を行きます。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂へ伸びるまっすぐな尾根道を行きます。
途中の砂場にひと株のハクサンイチゲが咲いていました。白い色がまぶしい。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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途中の砂場にひと株のハクサンイチゲが咲いていました。白い色がまぶしい。
山頂までもう少しです。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂までもう少しです。
山頂到着、南駒方面ガスがかかりつつあります。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂到着、南駒方面ガスがかかりつつあります。
山頂方空木避難小屋方面を見下ろします、帰りはあの雪渓を滑って下ります。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂方空木避難小屋方面を見下ろします、帰りはあの雪渓を滑って下ります。
北方面はガスで見えません。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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北方面はガスで見えません。
登ってきた道の直ぐしたに駒峰ヒュッテ、ここのテラスでゆっくりて下りましょう。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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登ってきた道の直ぐしたに駒峰ヒュッテ、ここのテラスでゆっくりて下りましょう。
ちょうどここだけ天気が良いみたいです、下は厚い雲ですね。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ちょうどここだけ天気が良いみたいです、下は厚い雲ですね。
山頂付近で見かけたイワツメグサ、これから咲き出すようです。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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山頂付近で見かけたイワツメグサ、これから咲き出すようです。
イワウメ
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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イワウメ
ハクサンシャクナゲ
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ハクサンシャクナゲ
シャクナゲと一緒に咲いていた小さな花ミネズオウ
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シャクナゲと一緒に咲いていた小さな花ミネズオウ
しっかり休んで帰りは避難小屋に向けて雪渓を滑って下ります、結構長くヒップソリをもってくれば最高だったな。あっという間に小屋に着きました。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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しっかり休んで帰りは避難小屋に向けて雪渓を滑って下ります、結構長くヒップソリをもってくれば最高だったな。あっという間に小屋に着きました。
空木岳避難小屋です、横は雪渓からの清流が音を立てて流れています。雪が溶けたばかりでこれからお花畑になります。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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空木岳避難小屋です、横は雪渓からの清流が音を立てて流れています。雪が溶けたばかりでこれからお花畑になります。
小屋の横にはミヤバキンバイ
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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小屋の横にはミヤバキンバイ
ショウジョウバカバとコバイケソウが芽を出しています。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ショウジョウバカバとコバイケソウが芽を出しています。
避難小屋から分岐まではお花畑が出来ていました。
これはサンカヨウです。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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避難小屋から分岐まではお花畑が出来ていました。
これはサンカヨウです。
オオサクラソウの群生が広がり、目を楽しませてくれました。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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オオサクラソウの群生が広がり、目を楽しませてくれました。
コバイケソウが咲き始めています。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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コバイケソウが咲き始めています。
ニッコウキスゲはこれからですね。これが咲き出せばここのお花畑は見頃になります。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ニッコウキスゲはこれからですね。これが咲き出せばここのお花畑は見頃になります。
葉は三出複葉で大きいのでシナノキンバイかな、さっきのミヤマキンバイと葉の形が違いまね。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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葉は三出複葉で大きいのでシナノキンバイかな、さっきのミヤマキンバイと葉の形が違いまね。
ナナカマドの花も咲き出しています。
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ナナカマドの花も咲き出しています。
雪の溶けた後にエンレイソウが咲いていました。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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雪の溶けた後にエンレイソウが咲いていました。
ショートカットを利用したら池山小屋から40分で下ってこれました。
2013年06月30日 18:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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ショートカットを利用したら池山小屋から40分で下ってこれました。
撮影機器:

感想

先週思いがけない事態で黒戸尾根日帰りが七丈小屋で撤退になったことで、ストレスが溜まったままになってました。
今回梅雨の合間、好天は期待できないのものの、ストレス解消に長い距離をしっかり歩きたいなと思って、地元の山、空木岳に登ってきました。
3人での山行だったので、早めに出発し無理のないペースで登ってきました、満足でした。

 出発してすぐに、尾根沿いの登山道は急のため目が覚めます。
その後しばらく池山の水場までは、市民の遊歩道になっているので緩やかに登っていきます。途中ショートカットを使いながら1時間余で池山水場到着、ここで一息入れて遊歩道コースを行きます。
歩きやすい登山道は笹道からシダの道、マイズルソウの道を経て尻無しから先はカニコウモリの茂る登山道に変わていきます。

途中ガスの薄暗い中、ひと株のイチヨウランを見つけて感激です。
しばらく行って長い登山道は花の道になっていきます。
コイワカガミが出だしたあたりから、マイズルソウからゴゼンタチバナが目立ちます。
トラバースする斜面にはキバナノコマノツメ、そして迷い尾根をこえて明るい尾根に出たところには一面ミツバオウレンの白い花の群生が鮮やです。コイワカガミも先週の黒戸尾根よりずっとたくさん咲いて見事です、ショウジョウバカマも雪解け後に咲き出しています。

空木岳非難小屋との分岐を越えてから、空が明るくなって青空も見えてきた。
ここからの稜線歩きはそれまでのガスの中から解放され、来て良かったという気持ちで一杯になりました。高山植物に目を奪われ、沸き立つ雲海に見え隠れする駒ヶ岳方面の山々を右手に、まっすぐ伸びた山頂までの稜線歩きを楽しんだ。

「やっぱり山に登るなら稜線まででなくちゃ、それまでの苦労が解消されないよね・・」と、A君と何度も言いながら、近くなった山頂を目指す。
この風景に出会えた事で、先週から引きずってきた嫌な気持ちが雲散した気分になりました。まさに山こそ良薬だったと思いました。

帰りは避難小屋まで簡易アイゼンをつけて下りましたが、雪が腐っていてほとんど役に立たない、ここはシリセードかヒップソリが最適、結構距離もあって充分楽しめます。

避難小屋付近のお花畑はこれからです。
昨晩避難小屋は3名のかたが泊まられたようですが、綺麗で脇に雪渓からの十分すぎる水量の川が流れていました。時間があったら泊まってみたいですね。

そこから空木分岐へトラバースする斜面にはお花畑が出来ていてオオサクラソウの群生が鮮やかでした。ここはこれからニッコウキスゲが見頃になる来週あたりがおすすめかな。

長い尾根歩きもガスがあったせいで、熱くもなく寒くもなく快適に下れました。
帰りに池山小屋で一休みをして下ってきましたが、いつもより疲労は少なかった気がします。
すっきり気分爽快で行ってこれました。静かで花一杯の山でした。

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