裸山〜櫛形山[こけてぃっしゅなまりょく]
- GPS
- 05:03
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,465m
コースタイム
1005アヤメ平
1023裸山1037
1041アヤメ群落地(裸山直下)1045
1106櫛形山1120
1129櫛形山(三角点)
※下山時、走ったりしたので時間は参考程度にしてください。
1157ほこら小屋1200
1308駐車場
天候 | 曇り、下りたら晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北尾根登山道・中尾根登山道ともに樹林帯。序盤が急登。 下山後入浴施設、天恵泉白根桃源天笑閣 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/onsen-tensyokaku |
写真
感想
7月。いよいよこよみの上でも本当の「夏」の到来。
そんなことはさて置き、アヤメが見られるという櫛形山へ行ってきました。
天気予報では今日こそ曇り時々晴れだったので期待大、で向かったのですがやっぱり曇り。もう誰を恨むわけでもなくこれが山なのだと、達観した気持ちで登りました。
それでも地図からの情報で気になっていた裸山からの悪沢岳。赤石岳などの展望を期待して、先に裸山へ向かうために北尾根登山道で登りました。
急登の樹林帯は辟易しましたがアヤメ平付近がガスがかった幻想的な雰囲気に気分は高まりました。とは言ってもアヤメ平でのアヤメの少なさにはびっくりしましたが。
一応ネットで守られたアヤメを撮影しすぐに裸山を目指します。この間は原生林の様相が色濃く、カラマツなどの異形を成す巨木に圧倒されつつ自然の、山の懐深さというか、霧深さというか、とにかく「今、自分は自然に見つめられてる」という不思議な感覚で歩いていました。
裸山でもどうしても霧が晴れず、小休憩の後下山します。しかし一段下がった場所に広がるアヤメの群落があるではありませんか(゜o゜;;
ネットで守られ、復元の取り組みがなされている群落地ではあやめの他にキンポウゲ・ヤマオダマキなどが一緒に咲いておりどうにも心がメルヘンになってしまいました。
櫛形山へ向かう道ではなんといっても「緑」のオンパレード。
バイケイソウの群生を始め、苔の濃い緑、マルバダケブキの丸い葉の群生、シダの群生、見上げればとろろ昆布のようなサルオガセの薄緑とその他にもいろいろと・・・
これが「新緑」から「深緑」へそしてこれだけ緑が集まると「真僉廚砲覆襪里世福△箸泙晋斥嬪靴咾鵬屬咲き、周りを見るとツルアジサイ、足元を見るとクサタチバナが咲きほころんでいます。そしてよそ見したせいで苔むした丸太の上でコケている私、コケティッシュな苔のイタズラ。
展望のない櫛形山でガスった景色に向かい倒木のウッドチェアで昼食。ロガーを眺めているとどうも地図と今いる場所が違うなあと先に進んでみる。およそ10分ほどで地図上の櫛形山表記の場所にポツンと三角点が鎮座していました。
下山は中尾根登山道で下ります。途中でほこら小屋と名付けられた避難小屋に出くわし中にあった利用者日記に一筆入れた後、再び淡々と下りていきます。
下界が木々の間から見えたと思ったら日が射してきて結局駐車場についたときは晴天。なんという私の曇天パワー。
裸山・櫛形山は「真僉廖瓠屬泙蠅腓」を存分に味わった山でした。
そして私が使える魔力は曇天ガスということが今日ちょっとわかった気がします。
山の「真(まりょく)」は魅力的でしたが、私の[魔力」は自虐的にも程があると思うのですが、果たして・・・
bo-tyu-zaiさん、お疲れ様でした。
アヤメが売りの山。しかし、シカの食害。侮れないですね。
そしてbo-tyu-zaiさんの曇天パワーも、もはや魔力の域に達した模様(笑)
ガスの森、そこに宿る緑の美しさ。また花たち。
レコからも幽玄さが笑いの中に映し出されてますなっ。
メルヘンな山も良いものです。
さて、明後日はそんな山の近くと言えば近く、鳳凰山に行く意志が固まって来ました。
追記
初登場のナカムラ君(笑)。新天地での彼の活躍を応援します。
櫛形山・裸山では花と緑とガスの共演に魅了されてきました。
確かに花はメルヘンレベルの美しさだったのですが私がスタート地点に選んだ県民の森からは標高差で1100mオーバーだったのでしっかり「登山力」を鍛えられる山行になりました。
それにしてもこの前、健康診断にて裸眼で両目とも1.5以上の「視力」を持つことが証明された私ですがガスの先の展望を見通す力は無いようで…「想像力」だけで景色を思うほかありませんでした
ナカムラくんはこのレコを見ることはないのですが、彼の「目利きの力」によるフルーツクッキーは絶品です。仕事でもその「実力」をいかんなく発揮してもらいたいものです。
garnet0823さんは鳳凰三山で力試しですか。
僕の「超能力」で見えますよ、無理して日帰り3山狙ってる姿が…無茶せずに山を楽しんできて下さいませ
bo-tyu-zaiさん こんにちは。櫛形山お疲れ様でした。
「こけてぃっしゅなまりょく」とは?本文に入る前に
タイトルから推測。「苔が瑞々しくて生なましい緑」と
読み違えました。でもグリーンな世界で案外読み違え
でもないかな〜と自分をかばっています(笑)。
残念でガス、との事ですが写真拝見すると幽玄な感じ
がとてもいい感じです。
yuzupapaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
まいどまいどわけのわからないサブタイトルでさぞかしヤマレコユーザーからは眉間にしわ寄せを食っているであろう、bo-tyu-zaiですけど、何か?
今回は「緑」が印象深い山行でした。特に曇天ということもあり、当然天狗岳の時も緑は印象的だったのですがなにせ初八ヶ岳ということと、最後の大雨が印象深く、その点ではやはり今回の櫛形山では純粋に緑が楽しめた要因かと思います。
幽玄という言葉、私の言葉の引き出しには用意されておらず調べましたが、そうそう、幻想的・神秘的とかそういう景色でしたね yuzupapaさん及び友人のgarnet0823氏からいただいたお言葉、しかと受け取りましたぞ。
そしてこの幽玄な森を歩いて、植物への興味がまた少し増しようです。山歩きの楽しみ方が増えたので曇天でもちょっとは慰めになるかなぁ、なんて感じです。
最近、精力的にあちこち歩かれていますね
bo-tyu-zaiさんの曇天パワーも言葉遊びも拍車がかかって魔力化してますね
何事も楽しむ心が大切ですよね
「新緑」から「深緑」へそしてこれだけ緑が集まると「真僉廚任垢…上手いこといいますね
山の変化はとっても魅力的ですよね。
そうそう、天女の忘れ物…は間違いなくとろろ昆布ですよ
neko-tamaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
「真僉廖瓠屬靴鵑蠅腓」と造語を繰り出してしまいましたが「真僉廖瓠屬泙蠅腓」っていうのもなかなかのものでしょ?
と自分の紡ぐ言葉にコケティッシュならぬナルシスティックに、bo-tyu-zaiです。
曇天でも楽しみ方を探し、山を歩いていたわけですがなんとな〜く緑を見ているうちに随分といろんな雰囲気の緑があるんだなと、今回の櫛形山で感じてきました。
おふざけ的なレコばかりの私ですが、一応きちんと山を楽しんでる(アピール)レコ内容を書いたりしてちゃっかり、大衆に迎合する風見鶏であったりするあたり、まだまだ私はケツが緑・・・・ではなく青いですね
天女に会いたいのは男の心情であり避けられぬ道でありますが、とろろ昆布のお吸い物ぐらいで満足できる男です。こんな僕を今後もよろしく
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