時間切れで山頂直下で敗退した初雪山、焼岳
- GPS
- 08:35
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 919m
- 下り
- 917m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は、ノートレースのため、全員で交代でラッセル。 途中、ルートがわかりにくいところがありますが、赤テープを頼りに歩けば、 ルートを外れることはないと思います。 |
その他周辺情報 | 宿泊地である「中ノ湯温泉」は、露天風呂から吊尾根が見える、絶景露天風呂です。 |
写真
感想
山登りに関しては初めて尽くしの今年を締めくくる、初めての雪山登山へ
行ってきました。
今回の山行は、山岳同好会の忘年会ということで、前日の夜に平湯バス
ターミナルでテン泊し、翌日に焼岳登山組と上高地散策組に別れて山行を
楽しみ、下山後は中ノ湯温泉旅館に泊まって忘年会というプラン。
前泊のバスターミナルでは、軒先を借りてテントを設営するが、一つの
テントのポールを忘れるというハプニングがあったにもかかわらず、−25℃
でも使えるシュラフを持っているメンバーは、それにテント本体にくるまって
寝ても寒くなかったとのことで、そのシュラフのすごさを知る。
翌朝早く、中ノ湯温泉旅館に移動するが、冬季ゲートから先のところで
スタックする車もあり、予定よりも遅く駐車場に到着する。荷物を宿に預け、
焼岳に向け出発する。事前の天気予報では、悪天候が予想されていたが、
宿から見える穂高連峰は雲ひとつなく、まさに締めくくりに相応しい天候
となった。
中の湯温泉をスタートしてすぐのラッセルと厚着をし過ぎたことにより、
ここでフリースと帽子を脱ぎ再スタート。慣れない冬用のブーツとワカンに
加え、いきなりの急登とラッセルにより急速に体力を消耗。その後も延々と
ラッセルと急登が続く。交代でラッセルするものの雪が深く思うように
進まない。りんどう平での休憩でも回復せずにマイペースで登り出すも、
森林限界を超えてからの登りでは前を行くtokageさんに追いつくと太もも
の後ろを攣ることの繰り返しを3 回。最終的に頂上直下約30分のところで
時間切れと帰りの体力を考慮し、無念のリタイヤとなる。
下山時は結構なペースで下るものの、ここでも1 回太ももの後ろを攣る
ことに。そんな体でだましつつ、15時50分無事下山。断念した時点では
すっきりした気持ちだったが、降りてくるにつれ悔しさが増す、悔いの
残った山行でした。(ちなみに食事後も足を攣り、計5回となった。)
今回の反省点は、足をつり過ぎたこと。その最大の原因は、水分不足。
自分では、500mlの水筒を持っていったつもりだったが、下山後に確認
すると、持っていった水筒は350ml。水分はこれしか持っていかなかった
ので、水分補給もほとんどできなかったこと。もっと大きな水筒を購入
しなければ。
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