大笹山から四ッ沢 - 梅雨入り前の最後の山行?山本不動尊から周回。
- GPS
- 09:34
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 994m
- 下り
- 980m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 9:35
天候 | だいたい晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山本公園内にトイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道ではありません。 全体を通して踏み跡はありますが、灌木ヤブが多いので長袖必須です。 VR慣れしていない人は辞めてください。泣きます。 <登った尾根> ・意外に歩かれているのか予想に反し踏み跡は明瞭(VR基準)。 ・灌木ヤブあり。 ・標高700以上は笹ヤブだが高くても腰程度。 ・テープ類はほぼ無し。 <大笹山〜四ッ沢> ・途中までの破線ルートはテープあり踏み跡明瞭(VR基準)。 ・破線の分岐点には要注意。 ・一部灌木ヤブが濃い区間あり。 ・破線を離れてからは灌木ヤブの頻度が高くなるが踏み跡あり。 <四ッ沢〜ゴール> ・南沢に降りるルートはテープあり踏み跡明瞭(VR基準)だが灌木ヤブあり。 ・以降薄い踏み跡はあるがテープ類はなく、植林帯にでるまで灌木ヤブ多し。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2021/05/14 22:27) |
写真
装備
備考 | 当ルートが八溝山塊であるとの私見から、山行記録のエリア名を「日光・那須・筑波」にしました。 |
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感想
まだ5月だというのに、この先の天気予報はしばらく晴れマーク無しで梅雨の走りっぽい。金曜日(14日)は貴重な好天とのこと。これは行っておかないと次は梅雨明けになってしまうかも、ということで出陣することにした。
場所は最近よく通っている八溝山塊の福島側で、3ヶ月前に登った大笹山とその西に位置する四ッ沢を周回しようという計画だ。ピークなのに四ッ沢とはこれ如何に。
大笹山四ッ沢間のルートは大半が破線でもあり必然的に決まるが、問題はどこを登りどこを降りるかだ。
既に歩いたルートはなるべく避けたいのと、どうせなら山本不動渓流の右岸尾根を歩き通したい、と考え今回のルートを計画した。総距離約13kmなので歩ける距離ではあるが、ヤブの程度がわからないので、場合によっては四ッ沢の先で南沢に降りることも考慮して挑むことにした。
ひびくらの滝に向かうハイキングコースを少し進み南沢と北沢の合流点から尾根に取り付くと、登山道かと思うほど明瞭な踏み跡が続いていてびっくりした。テープは1個見ただけだけれど意外と踏まれているようで、踏み跡は概ね笹原になるまで続いていた。整備はされていないので灌木が煩わしいのは致し方ないが、それでもこの尾根のヤブは破線を除けば大したことなかった気がするので、大笹山への最短ルートとして使えるのではないか。
大笹山の先は破線ルートだ。なるほど一部笹が被って見分けづらい箇所もあるが概ねルートは明瞭である。ただ、途中で破線が分かれる場所では、予定の尾根筋より踏み跡明瞭だったのと、もしかしたらピークの巻き道なのかとの思いもあって、斜面を南に九十九折れで下る道を少し進んでしまった。こんなところに別の破線があったのかと後で知ったのだった。
破線と別れて四ッ沢に向かう道は、当然ながらまぁまぁのヤブ尾根だったが古いながらも予想通り四ッ沢に繋がるルートが存在していた。途中にあった「称手山歩道へ」の案内札がそれを示している。称手山って何?称手山歩道って破線道のこと?
四ッ沢は地図に載っているにもかかわらず山名板も無く、マニアだけが訪れる場所のようだったが、ピークからはしっかり西以外の3方向に踏み跡は延びていた。
時刻は14時。遅いランチを摂りながら先の行程を考えた。日の短い時期ならば即下山しなければならないところだが幸い今の時期は18時半頃の日没なので、身体はだいぶバテバテだったが時間的にはまだ4時間あるし続行可能と判断した。何より灌木ヤブにめげなくなったことが大きかったんだろう。たぶん。
四ッ沢-南沢のルートとも別れ山本不動渓流の右岸尾根に乗ると、薄い踏み跡を隠すような相変わらずの灌木ヤブだったが、もうここまで来るとウンザリすることもなく躊躇なく突進するようになっていた。崖以外なら何でもどうぞだ(笑)。
そして地図上に崖マークがある場所に出ると、下(ハイキングコース)からは見えないのかもしれないが、名勝と言っても過言ではない岩の展望台が断崖の縁にあった。ココまでのハイキングコースが整備されたら、きっと人気が出るのになぁなどと思えるほど爽快な場所だった。
その後も頻発するヤブを淡々と進み植林帯を越えて無事ゴールとなったが、予想ではもっと植林帯が出てくると思っていたので、そんな期待は残念ながら裏切られたのだった。
そうそう、ヤブを通過する時はタオルは仕舞っておいた方が良いね。鉤とか松脂みたいな粘着液とかで引っ付く種子がビッシリ付いてしまい、休憩の都度それを取り除くのに時間がかかるんだよね。服とかザックの隙間に入り込むのは仕方ないけど、あれには参った。
冒頭にも書いたように、しばらく好天は期待できないらしい。このまま梅雨入りかも知れない。だとしたら例年よりだいぶ早いけど、早く梅雨入りしたら明けるのも早いのかな。そうだといいけど。
最後に、決してヤブは好きではありません(キッパリ)。
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