記録ID: 1947999
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波
大笹山(塙ふれあいの森からピストン〜道迷い)
2019年07月28日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:52
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 969m
- 下り
- 618m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 5:52
距離 11.8km
登り 969m
下り 635m
途中でeTrex30jの電源が入らなくなり、ログが途切れています。
標高は高くなく、里山の雰囲気ですが、奥が深く、地形図に載っていない作業道やキノコ採り、獣道などが多数あり、気をつけないとコースアウトしやすいです。
標高は高くなく、里山の雰囲気ですが、奥が深く、地形図に載っていない作業道やキノコ採り、獣道などが多数あり、気をつけないとコースアウトしやすいです。
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20台くらいは停められそうですが、利用者はほとんどいない模様 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。 往路はほぼ問題なし、復路は分かりにくく、実際、迷って大きくルートを外れ、ピストンの予定が、山本不動尊という全く別の場所へ降りてしまいました。 |
その他周辺情報 | ふれあいの森はキャンプ場の様になっていますが、周囲には何もありません。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
グローブ
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
携帯
時計
カメラ
|
---|---|
備考 | ほとんど人の入らない山で、入山記録も年に2〜3人しか見当たりません。 地図で見つけて、以前から一度行ってみたいと思っていました。 ピストンでだいたい8〜9時間の所要時間のようで、起伏は激しくないのであまり休まず行けば8時間以内でもどれるだろうと想定していました。 4週間前に途中まで下見に行き、雨のため戻りましたが、ルートはしっかりしていたのでGPSを持って入れば問題なく戻れるものと思っていました。 朝のうち雨が激しく降っていて出発が遅れ、駐車場にはam9:20頃到着、9:30過ぎにスタート。 ピンクテープのマーキングも所々にあり、赤沢山までほとんど進みました。 地形図に記載はありませんが、702mピークの東側にある丁字路あたりに「字赤沢山一」と書かれた石柱があります。 そこから少し(2分くらい)行ったところに「山頂」?みたいな石柱があります。 ここで1回目の道間違い、直進方向にしっかりした踏み後があり行ってしまったがピンクマークがなくおかしいことに気づいて戻りました。 その「山頂」みたいな読めない石柱から北西方面に、ちいさなピンクテープがあり、そこを下るとあらたなルートが見えました。 そこから軽い藪こぎをしながら、しばらくいくと笹原が出てきて、笹の下に埋もれたルートを見ながら登っていくと展望のない大笹山山頂に到着です。 写真をとって急ぎ足で岐路につきました。 往路とは打って変わって、復路はマークが藪の先に付いていたりして見つけにくく、またきのこ等山菜採りの踏み後があちこちに薄く入っていて、たびたび道を間違え始めました。 往路にはなかったヒイロチャワンタケみたいなキノコがたくさん出てきて、ルートが違っていることが判明、10分かけて戻ると、分岐点の藪の奥にピンクテープが見えました。この状況だとおそらく10人中9人はルートロスするだろうなと思いました。 GPSの軌跡ログが役立ちました。 また迷わないよう、雨蓋に入れておいたGPSを手で持って見ながら歩いていると電池マークが残りわずかになったので、休憩して予備電池に入れ替えました。 ここが悲劇の始まりで、購入して4年間一度もエラーの出なかったeTrex30jが、どういうわけか電源が入らなくなり、何回も電池を入れ替えたり、少し休ませてまた電源を入れて見てもまったく画面表示が出なくなってしまいました。 仕方なく、地形図は持っていたので、プロトレックのコンパスと高度計を利用して朝来たはずの道を探しながら戻りました。 しかし、似た様な獣道、展望のほとんどないルートで、目標が定まらず、またウロウロ迷い始めてしまいました。 その途中、天然舞茸の大株みたいなキノコを発見、写真を撮ったりしているうちに今度はサイドポケットに入れておいた地形図を落としてしまいました。 少し探しましたが、見つからず、現在地も分からず、非常に困った状況となりました。 時刻はすでにpm3:30を回っており、あまり時間をかけることができない時間帯。 明るいうちに少しでもと歩いた方に、沢の音。迷って沢スジに入るのは危険との認識はあったものの、もはや戻れる感じではなくなり、沢に降り立ちました。 まだ小さな流れだったので、「南沢」のかなりの上流だと思います。 水は増水しておらず、やや冷たいくらいで、のども渇いていたので結構飲みました。 その後、やや深いところで靴に侵入したので、そこからはもうどうでもよくなり川の中を沢靴のような感じで歩きました。3〜4時間、行けども行けども人工物が目にはいらず、薄暗くなり始めた19:30頃、ようやく山本不動尊第2キャンプ場と書かれた標識が目に入りました。 ここなら携帯が通じるかもと思い、取り出したら案の定アンテナが3つ立って家に電話することができました。 ずいぶん心配していたようで、親戚にも相談していたようです。 山本不動尊には珍しい公衆電話があったので、そこからタクシーを呼ぼうとしましたが、番号が分からず、結局さらに1時間くらい歩いて「ちかつ」のローソンでタクシーを呼んでもらい、なんとか駐車場へ戻ることができました。 時刻は20:30ころだったと思います。 大笹山がガイドブック等に載らない理由が分かった気がしました。 |
感想
今まで、エラーの出たことのないeTrex30jがこの日に限って電源が入らなくなるというアクシデント。
機器に頼りすぎていた自分も反省。
反省点は数多いが、地図をなくしたときに戻ってよく探せばその後の展開が違っていたのかも。
時間はかかっても分かる場所まで戻り、その周辺をしらみつぶしに探したほうが結果的には早く戻れたのだろうか。
今まで沢の水は敬遠していたが、飲んでみたら価値観が変わるというか、より野生に近づいた感じがして、味覚が変わったような気がする。それほどうまかった。
下山後のソフトクリームがうまく感じなかった。
下痢も腹痛も全く起きていない。
時間を見つけて、迷った場所にまた行ってみなければと思っています。
ちなみにeTrex30jは翌朝、違う電池を入れたところ電源が入り、昨日ダメだった電池を入れてもまた電源が入りました。なぜかは不明。
しばらくの間、ストックと一緒にeTrexを持って歩いたので、振動で異常がでたのかも。また出たらこまるなぁ。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1127人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
おはようございます。
南沢に降りちゃったんですね。
山本不動尊に降りてしまったら、バスもタクシーも無いのに、良く1時間チョイで戻れましたね。
でもニダ沢に降りなくて良かったですね。
追加
写真43は、ハナビラタケで食べられます。
大笹山の図根点から3m位離れたところに三角点が有りますよ。
ニダ沢は、道が崩落していて斜面を登ったり下ったりが大変ですよ。
コメントありがとうございます。
ちかつタクシーの運転手に聞いたら山本不動尊から近津ローソンまで4〜5kmと言っていたので1時間位かと思いましたが、地図で図ってみると7〜8kmはありました。なのでローソンまで2時間弱かかっていると思います。失礼しました。
ニダ沢へ入ってしまったら、ヤバかったんでしょうか。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する