谷川岳(西黒尾根→一ノ倉岳往復&散歩→田尻尾根)★宴会前日のプロローグ
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
天候 | 曇り&やや風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<西黒尾根>ラクダのコルに出るまでが、泥ねっちゃりの連続。以降は、眺望の良い稜線歩きだが、蛇紋岩?でツルツル滑る。頂上直下に雪渓(約20M)が残っていた。 <トマの耳〜一ノ倉岳>蛇紋岩?で滑りやすいが、気持ちの良い稜線。 <天神尾根> 若干泥ねっちゃりだが、整備された道。設置されている木道はかなり滑りやすかった。 <田尻尾根>ひたすら泥道、滑りまくり・・・ |
写真
感想
七夕の日はteku姐さん別宅基点の苗場山お花見山行の予定で、前日土曜日は夕方に苗場集合で『大・焼肉宴会』が開催される予定。
ということで、苗場近郊のどこかを歩いてから集合することに。
八海山、越後駒、巻機などもよいかと思ったが、新潟の予報が悪い。少しでも群馬側の方が良いかもということで、谷川岳に行くことにする。谷川岳は大昔に普通に天神尾根を往復しただけなので、西黒尾根から登ってみたいし。
ただ、土曜日から劇的に猛暑になるということで、予報は37度になるとかいっている!
谷川岳はそんなに標高が高い訳ではないし、熱中症になりたくはない。しかしナイトハイクはあまり好きではないので日の出過ぎから歩きはじめることにする。
谷川岳のベースプラザ駐車場はガラガラ。ロープウェイ運行開始時間になると混むのであろうが。
西黒尾根を淡々と登る。出だしの標高が低いし、猛暑になるとのことで、水5リットル担いだらさすがに重い。妻に「持ちすぎじゃない?」とあきれられたが、熱中症が心配で・・。
が、こういう登り一本槍のルートはそんなに嫌いではない。
暫くして、樹林帯から展望のみえる尾根に出る。向かい側に天神尾根のロープウェイ駅方面が開ける。ここで「山頂まで休憩不要!」とドンドン行ってしまう妻に「休憩させて!」と立ち止まらせて休憩を勝ち取る。居合わせた谷川岳通らしき方に山座同定して頂いた。高曇りながら尾瀬方面の山々もよく見えている。しかし、暑いので既にかなりな量の水を飲んでしまった。
休憩後は岩場の稜線歩きでたいへん気持ちがいい。しかし、蛇文岩質の岩場は昨日の雨で濡れており、滑りやすいので注意。
岩場好きの妻は元気よく登っていく。お花も結構咲いていてアクセントになる。
天候はやや怪しいが、今のところまだ崩れそうではない。
ラクダの背、ザンゲ岩などを越え、静かな誰もいない尾根を進む。
しかし、尾根に出たら強風になった。向かい風なのでちょっと歩きづらい。妻は飛ばされそうになっていた。主稜線手前で雪渓のトラバース。雪渓はここだけであった。
そして誰もいない谷川岳山頂!トマの耳とオキの耳の双子峰を踏み、食事にする。
さて、これからどうする?
自分はもう下山でいいと思ったが、妻が、「苗場に17時集合なんだから、いくら途中で温泉入るにせよ今から下山しては早すぎる」と言い出し、万太郎山か一の倉岳の方へ散歩に行きたいとゴネるので、全く気乗りはしなかったが渋々一の倉岳へ向かう。
しかし、さっきまでの強風が収まってしまい、無風で酷く暑くなってきたうえに、真上に太陽が照り付けてジリジリと焼ける。しかも、一の倉への道は意外に歩きにくい上に蜂にも追いかけられた!
ノゾキから一の倉沢の絶壁を見下ろし、一の倉山頂。山頂の避難シェルターの収容人員はせいぜい2名か?
妻は隣の茂倉岳まで行きたいと行っていたが、暑いので「ここで待ってるから一人で行ってきたら?」と冷たく言い放って休憩。
妻はプリプリしながら行ってしまった。
暫くしてから稜線伝いに戻ってきた妻は、「もうちょっと行ったら、湯沢の街が綺麗に見下ろせる場所があるからそこまで行こうというので移動。確かによく見えた。この辺りは花もたくさん咲いていて、静かなのでのんびりする。茂倉岳方面の気持ちよい稜線を散歩したりまったりしてゆったりと時間を潰す。誰もいなくて爽快。
さて、それじゃ戻りますか。
まずは谷川岳へ登り返すが、こっちからあっちに向かう方が、あっちからこっちに来るより遥かに歩きやすかった。何故? しかも、さっきまでは誰も居なかったのに、ロープウェイから来たと思われる登山者が谷川岳山頂にうじゃうじゃいる!人混みの中を肩の小屋へ。ここでコーラを買おうと意気込んでいたが、残念ながら炭酸系は何も無かった。小屋前のベンチでまた万太郎山方面の景色をぼうっと眺める。あっちも行ってみたい。それじゃそろそろ、焼肉宴会に向かうために下山しますか。下山は天神尾根から田尻尾根で下りることにする。自分的には暑いからロープウェイで下りてしまいたかったが、妻が「せっかく登りはロープウェイ使わずに西黒尾根登ってきたんだから下りで乗るなんて!」と言い張ったので仕方なく同意。
天神尾根はロープウェイから来た人達がびっしり大量にいたので、すれ違い待ちとこんにちは攻撃の連続でまいった。こんなことなら一ノ倉岳などに行かず、人が来ないうちに下りてしまえば良かった。何やら山関係のイベントもあって人が多いらしかった。
田尻尾根の分岐から先は誰もいなくなってほっとするが、暑苦しい上にすさまじく泥泥ねっちゃりのルートで汗がとめどなく滴る。
乾いていればなんてことないが、泥ねっちゃりの急坂を下りは一足毎に埋まってしまって、はなはだ不快である。暑さはハンパないし。滝の先で漸く長い泥ねっちゃり道から解放され、石交じりのルートになってようやく一息。
田尻尾根では誰にも遭わなかったが、最期の土合が近づいたところで山菜取りから帰る地元のお爺ちゃんお祖母ちゃんがどこからともなく現れ、「これから雷雨だから、あんたら、ええときに下りてきた。早くに下りんとね。えらいねぇ。」と褒められた。
そして駐車場到着!屋内駐車場に駐めていたので、車内も蒸し風呂状態ではなくて良かった。夕方からの宴会で使う予定のソーセージやチーズも無事であった。
やはりここに駐めて正解であったと自己満足に浸りつつ、ソフトクリームを食べる。田尻尾根の泥ねっちゃりを歩いているときは下山してこれを食べることしか考えていなかった。
さくらんぼも美味しそうだったので宴会時に皆で食べようと購入。いや、西黒尾根は楽しかったし、お花も満開で高曇りながらも景色も見えたし、楽しかった。
そして泥ドロであったので温泉でサッパリして、苗場の豪華焼肉宴会へ一直線に向かう。
集合は17時であるが、16時過ぎには着きそうだ。一番乗りかな。
など思いつつ車を走らせる。
「豪華焼肉宴会」とお花の苗場登山がどうなったかは、次のレコにて!!
Pengin22さんおはようございます。
谷川岳は去年の紅葉の時期に行ったきりでこの時期はお花がいっぱいでいいですね。
でも、西黒尾根は気温が高いと大変ですね
翌日の赤湯温泉も結構大変でしたが皆さんと行けて楽しかったです。
また機会がありましたらよろしくお願いします。
土曜のレコ、後回しにさせてしまってすみませんでした
炎天下の西黒尾根は人間が石焼ステーキになりそうな勢いですよね〜〜〜
お、石焼ペンギン食えるかな?
一ノ倉まで行ったなら、人だらけの天神尾根を降りずに中芝新道を降りればよかったのに〜〜〜
蒸し風呂地獄二連発
お疲れ様でした〜〜〜
谷川岳、しかも西黒尾根だぁ
うち的には西黒尾根なんて一大挑戦!な感じなのに、ぺんさまご夫婦的には苗場の前座なんですね〜
うちは谷川岳、天神平ピストン、しかも上りも下りもロープウェイを使ったというヘタレなのですが、
いつか西黒尾根挑戦してみたいと思ってます。
が、天神平ピストンでも岩がつるつるして歩きにくくて怖かったので、西黒尾根は登りで使って、そいで素直に谷川岳だけまわって、下りは天神平からロープウェイ…なんて妄想してるんですが、どうでしょうか?(^_^;)
コバイケイソウ、こういうお花なんですね!
葉っぱしか見たことないので初めて見ました
こんにちわ。
時間調整(失礼!)の弾丸登山、イエイエ、これ一本で立派な記録ですワ。
それにしても、奥様 相変わらずエネルギッシュですね。
ペン様はドチラのご出身?
ネッチャリの言葉が新鮮に感じます。
どこぞの方言なのでしょうか?
ネッチャリ<グッチャリ<ベッチャリ・・・?
東京西部出身の方言ニュアンスではこんな感じですかね。
でも、ネッチャリって、引っ張る感じが強いですね。
谷川はナットウドロンコ?
こんにちは
2年前にほぼ同じルートを行きましたが
この暑さで、5リットル積んでもやっぱり早いやな〜
仙ノ倉に続く稜線はとても綺麗で素敵ですね
翌日もこの界隈でひと登りしたとか?
猛暑の中で日帰り連荘…皆さん強者ですね
次回は北アですか
チリさん、
西黒は上部の岩場が面白いですね!
谷川岳ってそんなに花 の山という
印象がありませんでしたが、たくさんの花で
とても楽しめましたので、
この時期もアリかと思います。
(少し暑いですが・・・)
teku姐さん、
蒸しペンギンはものすごくマズそうです
中芝新道も興味があったのですが、
危険マークがあったし、事前学習ゼロでしたので、
パスって焼肉に気合い入れることにしました
Catさん、
おっしゃるとおり西黒は登りに使った方がラクだと思います
下山ルートは色々とありそうですが、
天候とか体調により、モチロンあり!です
そして今年はどこもコバイケイソウの当たり年のようですね
BOCHOBOCHIさん、
ご無沙汰ですっ
フツーに「ねっちゃり」と使ってましたが、言われてみれば、これは「妻一族の造語」かもしれません?
何しろ、妻の妹達とか造語が多くて、当初は自分も驚いてたものですが、最近はすっかり洗脳されてしまったようです
妻の妹たちとちょっとでも泥道を歩くと、
「きゃー!ねっちゃり!」
「ねっちゃり3号が出た!」とかまびすしく・・・。
ちなみに他には、「ちゅうちゅうとしている」とか「みるい」とかありますが、お判りになりますか??
naotosasさん、
こんばんは!
何しろ、5月に体調不良に陥ってから復調に時間がかかりましたので・・・。
でも、朝早いうちに登り始めましたので、下りのドロドロ道の方が暑さは強く感じました
翌日は焼肉と のゆるゆるでした
naotosasさんもご事情が許せばぜひ次回はご一緒に
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