ちょっと西方ヶ岳へ
- GPS
- 03:49
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 773m
- 下り
- 760m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された登山道、下部は花崗岩のザレ道が多い。 |
写真
感想
午前中の小仕事を済ませて空を見上げると、乗鞍岳や野坂岳の上には雲が垂れ込めているが敦賀半島はまだ晴れている。つかの間の晴れ間に体力維持の目的で西方に登ることにした。
県道脇には5台の車で満車状態だった。旧常宮小学校の校庭に駐車してスタートする。県道にあったはずの西方ヶ岳の道標がない。いつもの舗装路(市道と思われる)を歩いていると田植え作業をされている男性から「ここは私有地」と言われる。私は「‥‥」、「なにも表示がないので分かりませんよ」。男性は再び「ここは私有地」。納得いかないまま迂回路で登山口まで歩く。登山者をよく思っていない方のようだ。
西方は今冬に登って以来で9回目となる。登山は10日ぶりなので身体が重かったが1も登れば慣れてきた。オーム岩から南を望むと、野坂山地上空の雲が高速でこちらに流れてくるのが分かる。標高550を越えると清々しい山毛欅林に突入する。この山の山毛欅は樹皮が綺麗だ。岩籠山でもそうだがスラリとしていて美肌が多い。花は期待できないと思っていたが、あちこちで雪国ミツバツツジがピンクの花びらを咲かせていた。ここまで5組10名ほどの方とすれ違う。
山頂では栄螺から縦走の登山者が休憩されていた。風は強いが涼しくてちょうどいい。ザックを置いて三角点を踏みに行く。広場に戻って展望所から半島北部の縦走路や敦賀湾の対岸の越前岬が望める。上空2千mぐらいに雲が漂っているのでスッキリしないのが残念だ。強風と暗雲が心理的に下山を急がせる。ゼリー状の飲料を一気に飲み込んで早々に辞することにした。下降直後にカップルの登山者とすれ違う。山頂はどれくらいですかと尋ねられたので、もう10分ぐらいですよとお答えする。私が一番スタートが遅いと思っていたのにまだ上手がいるものだ。
下りでは奥の院展望所に立ち寄る。ここでは敦賀周辺の絶景が望める。常宮神社の奥の院ということらしいが祠は見当たらない。下山して常宮神社の参道を歩いて行く。この神社は安産の神様として地元では有名だ。大谷吉継が持ち帰ったという国宝の朝鮮鐘が宝物蔵にあるが一般開放はしていない。旧常宮小学校に帰り着いたら鉄扉が閉じられていて一瞬驚く。しかし内側の閂を手で開けることが出来た。帰路は海沿いの県道を通ると相変わらず釣り客が多い。
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