常念岳 【北ア・残雪期 テント泊】
- GPS
- 11:48
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,615m
- 下り
- 1,520m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 10:17
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最終水場〜常念乗越:冬ルートの雪渓直登(落石あり、シャーベットでアイゼン効きづらい) 三股分岐〜常念岳:着雪あり(アイゼンなしでも行けるが注意) |
その他周辺情報 | 温泉:ほりでーゆ〜四季の郷(10:00〜:550円) |
写真
装備
MYアイテム |
keysaku
重量:-kg
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感想
去年は緊急事態宣言のため、残雪期の北アルプスに出かけられませんでしたので、「今年こそは」と機会をうかがっておりました。
今年もまたGWに絡めた緊急事態宣言が出されましたが、我が千葉県は「まん防」止まりであり、かつ居住地の印西市はその適用外であったため、出かけるに際して支障はあまりないと判断し、14日のAM 2:00に出発。深夜の首都高、中央道を軽バンで飛ばし、6時過ぎに一ノ沢の無料駐車場に車を止める。それにしても軽バン、ノンターボですが、高速100匳箙圓嚢圓韻襪茲Δ紡痢兵)が慣れてきました。この車で4時間程度で北アルプスまで来れるとは思いませんでした。
本当は8:00出発で計画していましたが、6:40の早出、加えて天候も今日と明日は晴れとなっており、幸先良いです。いつものように山ノ神で賽銭お納めして安全登山を祈願し、ゆっくりと進む。
9:17に笠原沢の出会いに到着。既に雪道となってましたが、この後沢沿いを進むと雪がない部分が出てくることが想定されたため、アイゼンはまだ付けませんでした。それにしても赤旗を見ながら行くと、右の沢沿いではなく、まっすぐに谷を登るような感覚になってしまいます。一昨年、当方やってしまい、1時間ロスしてしまいましたので、ここは認識ありましたが、今見てもまっすぐに行きそうです・・・。
沢を登りきったところでアイゼンを付けて雪原を進み、とうとう冬道の雪渓直登に・・・。雪はシャーベットのため滑り落ちることはないと思いますが、結構急斜面であり、ザックも重いので、ピッケルを出しました。(暫くピッケルの出番無かったので、使って見たいというのが本音ですが・・・)
アイゼンつけてもずるずる滑る腐った雪とテント装備のザックに喘ぎながら、なんとか常念乗越にたどり着き、素晴らしい眺めに「来てよかった!」と小さくガッツポーズ。
まだ誰も張っていない第二テント場にNEMOを展開させ、身軽になって常念岳へ。しかし、ザックが軽くなったとはいえ、先程のダメージが残っているため、脚が重い。結構、長い登りです。景色はいいのですが・・・。
三股分岐以降、雪は残ってましたが、アイゼンを付けることなく、無事常念岳に到着。穂高方面に雲かかってしまってましたが、それ以外は鷲羽、槍がくっきりでした。北アルプスの眺めは派手さがあって、見ていて飽きないです。今回、Nikon D3400に35mm短焦点のレンズを付けてきており、うまく撮れるか心配でしたが、うちに帰って確認した所、意外と迫力ある写真が撮れていました。広角レンズは確かに広く撮れるのですが、全体的にのっぺりした感じになるので、意外と35弌粉校擦52mm)での山岳写真も行けるなとの感想です。
無事、常念小屋に戻り、スーパードライ350ml (600円也)を買い求め、小屋前のテーブルで先ずは乾杯!その後テント場に戻り、あらかじめ雪に埋めておいたプレモル(こちらは担ぎ上げ)で正式に乾杯!
北アルプスの主峰群を見ながらゴージャス?なひと時を愉しむ。
槍ヶ岳の横に落日するのを見届けた後、質素な夕食を取り、菊水(こちらも担ぎ上げ)をちびちびやりながら、暮れ行く景色をぼーっと眺める・・・。それにしても、やけに気温高いです。PM 7時で7℃もあります。モンベル#0の寝袋を持ってきましたが、今夜は逆に暑くて寝れるのかが心配になりました。
案の定、暑くて12時過ぎに起きてしまい、散歩がてらNikon片手にぶらぶらする。安曇野の夜景と星を撮りましたが、星の方はいまいちでした。
朝は4時に起きて、日の出ハンティングのため待機。でも、地平線付近に薄雲が掛かってしまっていたため、ちょっとこちらは不発か・・・。槍、穂高のモルゲンもダメでした。
テントを撤収し、6時に下山開始。気温が高かったので雪渓の雪も締まらず、ずるずる滑りながら一気に激坂を下る。当たり前ですが、下るにつれ気温も上昇。長袖2枚着てましたが、正直半袖Tシャツで丁度良いくらいの陽気になりました。
8:30に無事、一ノ沢登山口に戻って来ました。帰りに温泉に入ろうと思ってましたが、このままだと開店前についてしまうので、登山口のロータリーでテントを干して時間調整。その後、無事温泉を頂き、すっきりして、軽バンで高速飛ばして、千葉に帰りました。それにしても、軽バン、慣れると結構高速行けますよ!!
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