編笠山〜権現岳[花よし、景色よし、できればアブないとより良し!]
- GPS
- 06:04
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,358m
コースタイム
0807編笠山0817
0834青年小屋
0928権現岳1010
1015ギボシ
1156雲海
1218駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
私は運良く1台出たとこにすかさず駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場に簡易トイレ2室あり 駐車場に登山ポストあり ・のろし場〜ギボシの間、ガレ場で滑りやすい道、その後の鎖場は横移動の鎖がほとんどだが道幅狭いところもありエッジのキツい岩場なので注意 ・権現岳山頂、岩場で狭い 下山後は延命の湯 市街の客は\600 http://www.spatio.jp/hotspring/ |
写真
感想
今日こそ「八ヶ岳晴れ」を体験してみたく、3度目の八ヶ岳。今回は編笠山と権現岳を狙ってきた。
高速でガスる空模様を怪訝な顔で運転しながら心の中では「雲!切れろっ!」と幾度となく唱える。そして八ヶ岳PAでトイレ休憩を取る頃には逆転の晴れ間が訪れた、俺、今日はイケる!
観音平へ向かう途中で何故か天然の孔雀が路肩にたたずんでいたりして「八ヶ岳、懐深し( ゜ε゜;)」と思って駐車場に着くとOH!満車じゃん、既に路駐何台もあるじゃん…ということで路肩組になって登山靴に履き替えてる途中、1台の車が去っていった。ここぞとばかりに履きかけのブーツをつっかけて車をブチ込む。これで安心、俺、今日はイケる!!
事前の情報を掴んでいなかったが簡易トイレもあり身支度を整え出発する。今日は私の友人が先日、甲斐駒ドM黒戸尾根をトレーニング登山したこともあり、ある程度の目的を持って歩くことにした。
「ウィークポイントである関節を痛めない歩き方を模索する」という積極的なのか消極的なのか判別に苦しむ目的を掲げ押出川分岐まで淡々と「歩くのではなく、足を置く」ようなエンゼルタッチの足さばきで進む。ここまでは足も関節も全く痛みが出てこない。
しかしここから編笠山の急登になり、段差激しく足を置く歩き方ができなくなってくる。
それでも編笠山山頂へは当初の予定より早く着けた、俺、今日はイケてる!?
青年小屋へ下りる飛び石下山を半ば楽しみながら進みすかさず次なる権現岳への急登入る。
樹林帯を抜け見晴らしがよいガレ場になるといよいよ権現手前の危険箇所、ギボシへのガレ場・岩場が行く手を阻む、いや阻まれてはいないが困難を要した。
権現岳到着が思っていたより随分早かった。何故か、それには事情があった。
休むに休めなかったのだ。何故か、それにはやはり事情があった。
アブが攻撃してくるからだった。何故か、そんなの知らない。でも休むととにかくたかってきて足やら腕やら刺してくるのだ。痛くて立ち止まれない。暑くて腕まくりしていた長袖を戻すも立ち止まってしまうとたかってくる。足はサポートタイツを履いているのだがその上にたかって刺してくる。払っても払ってもたくさん集中攻撃してくる、まるでガリバーの気分だ、小さいがうっとおしい。
そんなこんなで到達した山頂は晴天でガスもなく大展望が楽しめた。八ヶ岳の面々はもちろんのこと南アや中アの山々、富士山、奥秩父連山など贅沢な眺めを堪能しついつい長居してしまう。双眼鏡で阿弥陀岳・横岳・赤岳の山頂を見るとやはり複数のハイカーが山頂にいるのが確認できた。きっと今日の八ヶ岳で同じ大展望を味わっているのだ、と思うと妙な連帯感というか仲間意識が勝手に芽生えた。
そしてたくさんの花にも楽しませてもらった。ほとんど名前が分からず家で調べてレコに載せているが山行中で会ったハイカーさんも撮るだけ撮って家で調べる、と全く同じ思考回路でバシバシ花を撮っていた。
後ろ髪引かれる思いで結構体が冷えてきた頃下山を開始した。無事に編笠山の巻道経由で降りてくるとそれでも登ってくるハイカーさんと幾人かすれ違った。
雲海まで降りてきて一休みしている時、ふと足がかゆい。気になって触れてみるとサポートタイツに穴があいていた(´・ω・`)
多分、アブと格闘していた時に木の根か石の出っ張りに引っかかったのが原因と思われ、やはりアブには別の意味のうっとおしさを覚えた。
駐車場に戻ってくると外周はもちろん、駐車場の中心部にもう一列駐車されていてこれで本当に満車となっていた。そして登山靴を脱ごうとすると、また、アブ。・゜・(ノД`)・゜・。車を開けておくと車内に入ってくる、忌まわしいアブ。仕方なく車中で悶絶しながら靴を履き替えた、それはそれはアブノーマルな体勢で。アブさえいなくなれば最高の八ヶ岳だったのになぁ…
最後に立ち去る時、駐車場から11台も車が
アブれていた。
お疲れ様でした~!
編笠山からの岩場飛びは楽しめましたた?
私の時は、残雪とのミックスで散々でしたぞ(>o<)
青年小屋から権現は私もまだ未踏のルート。自分も歩いている気持ちで読みました♪
で、甲斐駒への投げキッス…。
1日私の山行とズレてて良かった。
アブない投げキッスになるとこでした。
綺麗な青空!
最近、晴男☀になりつつあるのではありませんか?
編笠山とっても気持ちよさそうですね〜
足元に咲くお花達も可愛いです
しかしまぁ今回は随分しつこくアブに追い回されたようですね
この時期はしたかが無いとはいえ、何か良い対策は無いものでしょうか
なんといっても出だしからキスゲがチラチラ咲き始めていたのを見て俄然やる気が出ました。
当初は編笠山はパスするつもりでしたが気がついたら直下の急登を引きつった顔で登っていました
岩飛びは足に疲れが来てない時は楽しいですね。特に下りの場合はリズムよく歩くのが楽しい
リズムといえば権現へ向かう途中のガレ場の急登から、頭に流れるBGMが替わりドラゴンアッシュの「Let yourself go, Let myself go」で脱力しながら登ったら苦し楽しくなりました。登る山々で頭の中のBGMが変わるのも密かな楽しみです。ええ、ちょっと変な人です、私
投げキッスはまだ見ぬ山ガールへ向けたものですので心配ご無用です
neko-tamaさん、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
今回は観音平へ向かう車中で路肩にクジャクがたたずんでいました なんだか幸運の女神のように勝手に解釈した私でしたが、晴天に恵まれた八ヶ岳ハイクでしたのでやはり女神だったのでしょう(オスかもしれないけど)
そしてアリ。街で、というかふもとで見かけるアリよりも大きく、光沢のあるボディーで、明らかにいい仕事しそうな体躯を持っていました。
生き物といえば花もそうですね とりあえず写真に撮って家に帰って可能な限りネットで調べてみました。今回一番のインパクトはイワギキョウORチシマギキョウでした。
最後にアブ。もうレコで書いた通りの厄介者で、対策には虫除けスプレーもハッカ油もあまり効果がないという情報を得ていたのでとりあえず虫除けスプレーをしていきましたが、サポートタイツ越しに刺してくるとは露知らず、痛い痛いと言いながらろくすっぽ休むことなく登ってきました。
bo-tyu-zaiさん、こんばんは。
同じ埼玉県人の筈なのにまるで麓に住んでいるかの様に
八ヶ岳エリア頻度高いですね。曇天仲間だと思っていま
したが裏切りましたね(笑)。でも綺麗な景色で素晴らしい
です。花もたくさん。クロユリも黒百合ヒュッテ近くに咲い
ているのかなと思いましたがそれどころではなかったので
探しもしませんでしたが見てみたいです。
それにしても早いですね。参考にしようと思いましたが
コースタイムが全く参考になりません(笑)。
yuzupapaさん、こんばんは(^ω^)
体が丈夫なうちに高山へチャレンジしようと思い立ち、温存していた八ヶ岳登山も、解禁してしまうとやめられなくなりました。当面そのほかの主峰を踏破するまでは頻発しそうな予感です
駐車場から「足を置くように、段差の小さいところを選んで歩く」ことに終始したところ、最初のチェックポイントの雲海までのタイムが35分だったので編笠山を目指して頑張りました(当初はパスするつもりだった)
頑張り以上のタイムで権現岳まで行けたのはアブのプレッシャーにほかなりません。
ギボシ・権現周辺はガレ・岩場地帯だと思っていたのですが意外にも花がたくさん咲いているので結構目に楽しく、当然そこに大展望のエッセンスも加えられ、キキョウやクロユリを見つけた時には「なんだこれ?」と思わず声に出してしまいました。
八ヶ岳ほどの人気スポットになると登ってる人がたくさんいますのでそのうちの幾人かが晴れ男なら恩恵にあやかれると、ただそれだけのことですよ
同じ日に権現に登りましたぁ。
私もアブの襲撃を受けて大変でした!
のろし場あたりで数匹のアブに襲われて、立ち止まっていられずに走って払いました
黒い服はよくないのかなぁ。。虫対策全くしないで登っちゃったからアブの大歓迎を受けちゃいました
凄く天気もよくて最高でしたね!
初めまして、な感じがしてないashinuさん、こんばんは
何故か?ってお分かりかもしれませんが鳳凰三山で我が山友のgarnet氏が貴女と会ったことを話してくれていたので知っておりました
それにしても奇遇ですね〜。レコ拝見させてもらってコースタイムから推測すると、権現小屋でちょうどすれ違いざまにご挨拶した方だと思います。あの辺で単独女性は一人だけでしたから。
それにしても最高の景色でした。それに花も色々咲いていて新しい花を見つけるたびにシャッターを切っていました 山頂では「帰りたくね〜なぁ〜」とひとりつぶやいた私です。
アブについてはハッカ油も虫除けスプレーもイマイチだそうで虫コナーズ的なものも飾り程度にしか意味をなさないようです。動いているとたかってこなかったので、アブの運動量を超える、アブノーマルな体力と筋力を持つしかないのではないでしょうか?
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