室堂〜浄土山〜竜王岳〜東一ノ越〜黒部平 残念ながら展望なし
- GPS
- 06:55
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 527m
- 下り
- 1,133m
コースタイム
11:30竜王岳
12:05一ノ越山荘12:30
13:40東一ノ越
16:25黒部平駅
天候 | 曇り、山頂付近は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
市営無料駐車場がスノーシェッドを通り抜けてすぐ左側にあります 休日前で、八割ほど駐車場が埋まっていました 「立山黒部アルペンルート」の発着については、下記で確認してください http://www.alpen-route.com/access/timetable/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂駅から明瞭な登山道が整備されていますが、 途中から残雪に覆われている為、わかりにくくなっています 浄土山へ向かう前に室堂山を探しましたが 山頂の標識を見つけられませんでした 竜王岳の登山口は浄土山を過ぎて 五色ヶ原に向かう急坂手前の左側にあり、僅かな時間で登れます 天気の良い日は大展望を得られる山頂でしょう 一ノ越山荘から東一ノ越まではほぼ直線のトラバース道です 所々、急斜面の雪渓では慎重に渡りました アイゼン、ストックがあった方が安心です 東一ノ越からのコースは随分荒れ気味で 残雪にも阻まれ、踏み跡を見失いました 随分時間をロスしてようやく藪の中に道を発見し、 最終の扇沢行きに間に合いました このコースは雪のない時期が安全でしょう |
写真
感想
竜王岳をCLが前々から計画して下さっていて
急遽、私の休みに合わせていただいて出かけることになりました。
予報は曇りですが、このところ幸運続きで晴れの記憶ばかり。
実は「晴れ女」だったっけと錯覚するほど。
ところがそんな神話はもろくも崩れ、
下界が曇りなら、三千メートルの山域は正に五里霧中。
竜王岳は立山南端に位置する独立した岩峰で、日本百高山の一つ。
晴れていれば、大展望を得られるだろうと
ただ悔し涙を呑みつつ想像するのみでした。
一ノ越山荘付近を風と雲が、物凄い勢いで下って行きます。
乗越とか、馬の背という地名は風の通り道、
今日も下界は場所によっては30度を超える暑さが続いているのに
じっとしているとどんどん体温を奪われて行き、低体温症の不安が…。
大慌てで持っている衣類をありたけ着込んで寒さをしのぎます。
ほぼ直線、水平なトラバース道と見ているまでは快適でした。
ところが、急斜面の残雪地帯を幾度もトラバースしなくてはならず、
歩きやすい柔らかい雪もあれば、しっかり凍っている場所あり
斜度があるだけに、滑り出したらと思うと足がすくみます。
更に悪いことに、「東一ノ越」からの下りから踏み跡が薄くなり
登山道が荒廃気味な感じに加えて、あちこちの残雪で、道を見失いました
ロープウェイの真下付近で、うろうろと道を探しているパーティを上から見て、
いち早く乗客や関係者が遭難者と見做していたかもしれず
恥ずかしながら、大変お騒がせするところでした。
メンバーの一人が藪を漕いで道を発見してくれた時は心底ほっとしました。
こんな時、一人でないというのはどれほど心強いものかと痛感します。
ただ、残雪の下でじっと春を待っていた花たちの一面の乱舞の季節に出会え
想像もしなかった素晴らしい世界を心に刻みつける事ができました。
思いの外の残雪に緊張しましたが、苦労の甲斐があったというべきかもしれません。
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