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記録ID: 319649
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ハイキング
剱・立山

室堂〜浄土山〜竜王岳〜東一ノ越〜黒部平 残念ながら展望なし

2013年07月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
kyom4 sanyujin その他2人
GPS
06:55
距離
8.2km
登り
527m
下り
1,133m

コースタイム

09:40室堂駅
11:30竜王岳
12:05一ノ越山荘12:30
13:40東一ノ越
16:25黒部平駅
天候 曇り、山頂付近は強風
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
大町アルペンラインで扇沢へ、
市営無料駐車場がスノーシェッドを通り抜けてすぐ左側にあります
休日前で、八割ほど駐車場が埋まっていました
「立山黒部アルペンルート」の発着については、下記で確認してください
http://www.alpen-route.com/access/timetable/index.html

コース状況/
危険箇所等
室堂駅から明瞭な登山道が整備されていますが、
途中から残雪に覆われている為、わかりにくくなっています
浄土山へ向かう前に室堂山を探しましたが
山頂の標識を見つけられませんでした

竜王岳の登山口は浄土山を過ぎて
五色ヶ原に向かう急坂手前の左側にあり、僅かな時間で登れます
天気の良い日は大展望を得られる山頂でしょう

一ノ越山荘から東一ノ越まではほぼ直線のトラバース道です
所々、急斜面の雪渓では慎重に渡りました
アイゼン、ストックがあった方が安心です

東一ノ越からのコースは随分荒れ気味で
残雪にも阻まれ、踏み跡を見失いました
随分時間をロスしてようやく藪の中に道を発見し、
最終の扇沢行きに間に合いました
このコースは雪のない時期が安全でしょう
ダム湖から美しい赤牛岳が♪
2013年07月12日 07:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 7:50
ダム湖から美しい赤牛岳が♪
名物、観光大放水
今朝も轟々と落ちています
2013年07月12日 07:51撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 7:51
名物、観光大放水
今朝も轟々と落ちています
下の廊下に通じる道
2013年07月12日 07:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 7:55
下の廊下に通じる道
雄山方面は雲の中
2013年07月12日 08:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 8:23
雄山方面は雲の中
赤牛岳の左奥に水晶岳
2013年07月12日 08:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 8:25
赤牛岳の左奥に水晶岳
アートな残雪♪
2013年07月12日 08:53撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 8:53
アートな残雪♪
こんな形の鹿島槍は、ちょっと鹿島槍と思えません
2013年07月12日 08:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 8:58
こんな形の鹿島槍は、ちょっと鹿島槍と思えません
スバリ岳(左)と針ノ木岳
2013年07月12日 08:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 8:58
スバリ岳(左)と針ノ木岳
室堂駅から一歩出ると季節は春に逆戻り?
2013年07月12日 09:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 9:28
室堂駅から一歩出ると季節は春に逆戻り?
観光客大勢
2013年07月12日 09:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 9:28
観光客大勢
美味しい水を一口頂いて出発♪
2013年07月12日 09:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 9:29
美味しい水を一口頂いて出発♪
あれは浄土山?
2013年07月12日 09:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 9:30
あれは浄土山?
奥大日岳
2013年07月12日 09:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 9:34
奥大日岳
ちょっぴり剣岳の背中
2013年07月12日 09:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 9:35
ちょっぴり剣岳の背中
雪の中から現れてはまた消える登山道
2013年07月12日 09:42撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 9:42
雪の中から現れてはまた消える登山道
雄山方面
雲に覆われたまま
2013年07月12日 09:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 9:47
雄山方面
雲に覆われたまま
大日三山と室堂駅は正に天上
2013年07月12日 09:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 9:48
大日三山と室堂駅は正に天上
毛勝三山方面
2013年07月12日 09:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 9:58
毛勝三山方面
室堂山山頂はこの辺りだと思うのですが、何の山頂標識もなし
2013年07月12日 10:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 10:18
室堂山山頂はこの辺りだと思うのですが、何の山頂標識もなし
登山道は雪の下で、よくわかりません
2013年07月12日 10:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 10:18
登山道は雪の下で、よくわかりません
チングルマ
2013年07月12日 10:19撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 10:19
チングルマ
視界が全くないのでどの辺か分からないのですが、浄土山に近づいたようです
2013年07月12日 10:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 10:50
視界が全くないのでどの辺か分からないのですが、浄土山に近づいたようです
こんなプレートが
2013年07月12日 11:01撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 11:01
こんなプレートが
山頂はあれでしょうか?視界全くなし(T_T)
2013年07月12日 11:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 11:22
山頂はあれでしょうか?視界全くなし(T_T)
竜王岳山頂(日本百高山)大展望の積り!
2013年07月12日 11:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 11:31
竜王岳山頂(日本百高山)大展望の積り!
イワツメクサ
2013年07月12日 11:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 11:57
イワツメクサ
一瞬照らし出された室堂平は、幻想的な雰囲気
2013年07月12日 12:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 12:02
一瞬照らし出された室堂平は、幻想的な雰囲気
ダム側は険しく切れ落ちています
2013年07月12日 12:43撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 12:43
ダム側は険しく切れ落ちています
アオノツガザクラ
見事な花盛り♪
2013年07月12日 12:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 12:44
アオノツガザクラ
見事な花盛り♪
真っ直ぐな道ですが急斜面に付けられています
2013年07月12日 12:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 12:45
真っ直ぐな道ですが急斜面に付けられています
遠ざかった一ノ越山荘
2013年07月12日 12:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 12:45
遠ざかった一ノ越山荘
振り返ってもちょっと怖い急斜面の雪上トラバース
2013年07月12日 13:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 13:23
振り返ってもちょっと怖い急斜面の雪上トラバース
一息入れます
2013年07月12日 13:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 13:32
一息入れます
さあ、これからきつい下り
2013年07月12日 13:42撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 13:42
さあ、これからきつい下り
雪解けをじっと待っているのでしょうね
2013年07月12日 14:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 14:10
雪解けをじっと待っているのでしょうね
鹿島槍方面
2013年07月12日 14:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 14:36
鹿島槍方面
足元のダム湖ははっきり見えるのですが、雄山付近は終日雲の中でした
2013年07月12日 14:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 14:38
足元のダム湖ははっきり見えるのですが、雄山付近は終日雲の中でした
僅かに見える針ノ木岳山頂
2013年07月12日 14:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 14:46
僅かに見える針ノ木岳山頂
風にそよぐ姿がなんとも可憐でいじらしくもあります
2013年07月12日 14:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 14:55
風にそよぐ姿がなんとも可憐でいじらしくもあります
いくら写真を撮っても飽きません
2013年07月12日 14:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 14:57
いくら写真を撮っても飽きません
お花畑が続きます
2013年07月12日 15:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 15:03
お花畑が続きます
どうしてさかさまの標識なんでしょう?
2013年07月12日 16:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 16:06
どうしてさかさまの標識なんでしょう?
ようやくまともな標識に出会えました。最終に間に合いそうでほっとしました。
2013年07月12日 16:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 16:21
ようやくまともな標識に出会えました。最終に間に合いそうでほっとしました。
歩いて来た方角
2013年07月12日 16:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 16:23
歩いて来た方角
ニッコウキスゲ
2013年07月12日 16:24撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 16:24
ニッコウキスゲ
一ノ越山荘付近の寒さと雲の流れが嘘のように穏やかな湖面
2013年07月12日 16:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
7/12 16:48
一ノ越山荘付近の寒さと雲の流れが嘘のように穏やかな湖面
黒部ダムができて今年で50年…イラストの可愛いトロリーバス♪あっ、そうだダムカレー、緊張のあまりすっかり忘れていました、残念(;_;)
2013年07月12日 17:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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7/12 17:20
黒部ダムができて今年で50年…イラストの可愛いトロリーバス♪あっ、そうだダムカレー、緊張のあまりすっかり忘れていました、残念(;_;)
撮影機器:

感想

竜王岳をCLが前々から計画して下さっていて
急遽、私の休みに合わせていただいて出かけることになりました。
予報は曇りですが、このところ幸運続きで晴れの記憶ばかり。
実は「晴れ女」だったっけと錯覚するほど。
ところがそんな神話はもろくも崩れ、
下界が曇りなら、三千メートルの山域は正に五里霧中。
竜王岳は立山南端に位置する独立した岩峰で、日本百高山の一つ。
晴れていれば、大展望を得られるだろうと
ただ悔し涙を呑みつつ想像するのみでした。

一ノ越山荘付近を風と雲が、物凄い勢いで下って行きます。
乗越とか、馬の背という地名は風の通り道、
今日も下界は場所によっては30度を超える暑さが続いているのに
じっとしているとどんどん体温を奪われて行き、低体温症の不安が…。
大慌てで持っている衣類をありたけ着込んで寒さをしのぎます。

ほぼ直線、水平なトラバース道と見ているまでは快適でした。
ところが、急斜面の残雪地帯を幾度もトラバースしなくてはならず、
歩きやすい柔らかい雪もあれば、しっかり凍っている場所あり
斜度があるだけに、滑り出したらと思うと足がすくみます。

更に悪いことに、「東一ノ越」からの下りから踏み跡が薄くなり
登山道が荒廃気味な感じに加えて、あちこちの残雪で、道を見失いました
ロープウェイの真下付近で、うろうろと道を探しているパーティを上から見て、
いち早く乗客や関係者が遭難者と見做していたかもしれず
恥ずかしながら、大変お騒がせするところでした。
メンバーの一人が藪を漕いで道を発見してくれた時は心底ほっとしました。
こんな時、一人でないというのはどれほど心強いものかと痛感します。

ただ、残雪の下でじっと春を待っていた花たちの一面の乱舞の季節に出会え
想像もしなかった素晴らしい世界を心に刻みつける事ができました。
思いの外の残雪に緊張しましたが、苦労の甲斐があったというべきかもしれません。

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