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記録ID: 319747
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ハイキング
白山

白山・御前峰(20数年ぶりのリベンジ)

2013年07月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:34
距離
16.8km
登り
1,763m
下り
1,761m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:30別当出合-7:00中飯場-8:05甚之助避難小屋-9:05黒ボコ岩-9:30室堂9:45-10:20御前峰10:40-11:00室堂(昼飯)11:45-12:05黒ボコ岩-12:35殿ヶ池小屋跡-13:20禅定道分岐-14:05別当出合
天候 くもりのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別当出合駐車場(明日13日から、土日祝は市ノ瀬から先、通行規制)
コース状況/
危険箇所等
残雪はあるもののアイゼンなしでも問題なし。
登山道も特に危険と感じるところはなかった。
別当出合の登山口。鳥居をくぐって砂防新道へ。立派な吊り橋からスタート。この吊り橋、以前来た時のものとは違うみたい。
別当出合の登山口。鳥居をくぐって砂防新道へ。立派な吊り橋からスタート。この吊り橋、以前来た時のものとは違うみたい。
甚之助避難小屋から。ガスが出ていて展望は良くない。西の方の空は青い部分も見えているのだが、これから向かう山頂方向は雲に覆われている。
甚之助避難小屋から。ガスが出ていて展望は良くない。西の方の空は青い部分も見えているのだが、これから向かう山頂方向は雲に覆われている。
黒ボコ岩付近から山頂方向。ガスで山頂は確認できず。残念。
黒ボコ岩付近から山頂方向。ガスで山頂は確認できず。残念。
弥陀ヶ原に出て木道を歩いていると、みるみるガスが晴れてきた!しかも青空にうかぶ山頂の姿も!!この後、下山するまですごくいい天気。いい天気すぎて暑かったけど。
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弥陀ヶ原に出て木道を歩いていると、みるみるガスが晴れてきた!しかも青空にうかぶ山頂の姿も!!この後、下山するまですごくいい天気。いい天気すぎて暑かったけど。
室堂に着いてもいい天気は変わらない。日頃の行いでしょうかねぇ?
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室堂に着いてもいい天気は変わらない。日頃の行いでしょうかねぇ?
御前峰に向かう道の脇にはお花がいっぱい。クロユリの群生に思わず写真を撮ってしまった。
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御前峰に向かう道の脇にはお花がいっぱい。クロユリの群生に思わず写真を撮ってしまった。
山頂から別山。いつかあそこにも行ってやるぞー。
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山頂から別山。いつかあそこにも行ってやるぞー。
御前峰の三角点と石柱。20数年ぶりのリベンジ達成。山登りにソッポを向いたあの日以来、まさかここにやって来る日がこようとは。
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御前峰の三角点と石柱。20数年ぶりのリベンジ達成。山登りにソッポを向いたあの日以来、まさかここにやって来る日がこようとは。
御前峰から大汝峰とお池たち。時間的にはお池めぐりをしても良いのだが、次回、テン泊デビューのお楽しみにとっておく。決して、疲れてヘロヘロでこれ以上歩けない訳ではない。
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御前峰から大汝峰とお池たち。時間的にはお池めぐりをしても良いのだが、次回、テン泊デビューのお楽しみにとっておく。決して、疲れてヘロヘロでこれ以上歩けない訳ではない。
御前峰から東の方向。雲に隠れて北アルプスまでは見えない。が、雲の上にちょこんと見えてるのは、山ですか??
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御前峰から東の方向。雲に隠れて北アルプスまでは見えない。が、雲の上にちょこんと見えてるのは、山ですか??
観光新道から、今朝登ってきた砂防新道が見える。あそこを歩いてる時は、まさかこんなに晴れるとは思ってもいなかった。
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観光新道から、今朝登ってきた砂防新道が見える。あそこを歩いてる時は、まさかこんなに晴れるとは思ってもいなかった。
観光新道、馬のたて髪付近はニッコウキスゲの群生。またまた思わず写真を撮ってしまう。
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観光新道、馬のたて髪付近はニッコウキスゲの群生。またまた思わず写真を撮ってしまう。
これから下る尾根筋。殿ヶ池避難小屋の跡地には作業用らしき小屋が建っている。しかし、なんといい天気!そして標高が下がるたびになんという暑さ!!
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これから下る尾根筋。殿ヶ池避難小屋の跡地には作業用らしき小屋が建っている。しかし、なんといい天気!そして標高が下がるたびになんという暑さ!!

感想

白山である。
週末、三連休の天気は怪しいため
急遽12日の金曜日に有給休暇をとった。
ただ、前日になって12日の天気も微妙な感じに。

白山は越前五山の締めくくりである。
現在の白山は石川県と岐阜県の県境に位置するが、
その昔は越前国(福井県)であったらしい。

昨年の10月から突然山登りをはじめ、
今年の目標として白山登山を掲げていたが、
実は、白山に登るのは初めてではない。

20数年前、中学校以来の友人であるNに誘われ、
夏のある日、いきなり白山に登ることになった。
準備する間もなく、Tシャツにジーパン、
リュックの中には昼飯用のパンと小さな水筒、
「さすがに山頂は寒いかも」、とトレーナーを持参。
登山靴など持っておらず、普段履いているスニーカー。

登山口に着いたのは確か午前11時頃。
若さに任せてガンガン登る。
先行者を抜きまくり、南竜ヶ馬場でちょっと一休みのつもりが
沢の脇で眠ってしまった。
小一時間ほどで目が覚めるとすっごく寒い。
トレーナーを着込んだが、鼻水がズルズル。
まだ登るというNに従い、確かとんび岩コースで室堂に向かった。
室堂でパンを食べ、Nはお湯を沸かしてカップラーメンを食べた。
時間は午後3時を回っていたと思う。
見知らぬおじさんに「そんな格好で登って来たのか?今日は泊まりか?」
と聞かれ、「日帰りだ」と言うと、「ライトは持ってるのか?」と更に聞かれた。
NOと答えると、「急いで降りないと危ないぞ」、と脅された。
ほとんど走るようなスピードでガンガン下り、
薄暗くなりかけたところで登山口に着いた記憶がある。
帰りに林道脇の温泉につかったが、風邪をひいたせいかボーっとしていた。
次の日は熱が出て寝込み、布団の中で「山登りなんて二度とするもんか!」
と固く誓ったのであった。

そんな経験から完全に山登りにはソッポを向いていた自分が、
この年になってまさか山登りに目覚めるとは。
そしていよいよ白山である。
20数年ぶりの白山は、思いがけない青空とともに迎えてくれた。
気持ちの良い山歩きができて、疲労はあるものの心地よい疲れである。
こうして20数年ぶりのリベンジを達成した。
白山に対するリベンジではない。
若すぎて愚かであった自分に対してのリベンジである。

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