ガス・強風・雪渓でヘトヘトの空木岳池山尾根
- GPS
- 10:05
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,688m
- 下り
- 1,683m
コースタイム
天候 | ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
さらに従来の駐車場にも25台程度可能。 タクシーで来る人もいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ポストは本当の林道終点登山道入り口にあり。ただし、記入用紙がない。 迷尾根手前の痩せ尾根は鎖がありますが、三点支持注意。 駒石ルートはガスの中強風で寒く、カッパを出して手袋もしました。 空木平避難小屋方向は結構長い雪渓。こんなところで怪我するのもばかばかしいので、アイゼンを装着しました。雪渓の途中で踏み跡がわからなくなるところもあり、少し不安でしたが、要所にケルンが積まれており、それも目標に下りて行ったら、空木平避難小屋に到着。 あとは ほぼ来た道をひたすら下りるだけですが、登るのに時間がかかっただけに、下りも長かった。 下山後は「こまくさの湯」(駒ヶ岳ロープウェイのバス乗り場近く)で汗を流す。 タオルを持っていれば、600円。 |
写真
感想
長丁場は覚悟していたものの、さすがに池山尾根(日帰り)は手ごわかった。
不覚だったのは、登りのマセナギから迷尾根の間で、足がつりそうになったこと。
ここは、スポーツ飲料をボトル半分がぶ飲みしてこらえる。・・・・何とか回復。
さらに、迷尾根を過ぎたあたりから急激にペースダウン。足があがらない。
タウリン2000入りドリンクを3本飲んで、急速充電してしのぎました。
駒石付近の尾根筋は強風で寒かった。最初は長袖シャツを一枚羽織っただけでしたが、結局 カッパを取り出しました。
駒峰ヒュッテでおにぎりを頬張り、最終アプローチ。
山頂までの100mが長かったが、どうにかたどり着いた感じ。
眺望なく、そそくさと記念写真を撮って、・・・・駐車場で隣に停めていた「沼津」ナンバーの方に撮ってもらいました。
帰りは少しは違ったルートと思って、何の予備調査もないまま空木平避難小屋ルートに進入。
雪渓を見てびっくり。
リュックの底に6本爪のアイゼンは入れていたのですが、まさか使うことになるとは思っていませんでした。
雪や氷を見たら、躊躇なくアイゼンを使うことにしています。
下手と思われようが、中高年登山者は命が大事。
雪渓は結構長く、ルートを見失ったのではないかと不安になりましたが、ちょうど上から下りてきた方が、「心配だけどケルンが積まれているから、大丈夫だと思いますよ」と言っていただき、後ろをついていきました。
空木平では避難小屋に待避している人が多く、びっくり。
心の中で「あんたら、これから雪渓登るんやで、覚悟できてるか?」と意地悪く思ってしまいました。
あめが降り出し、ここで帰った人もいらっしゃいました。せっかく来たのにという気もしますが、下山後にすごい雨が降ったことを思えば、でも正解だったと思います。
今回の温泉は「こまくさの湯」。駒ヶ岳ロープウェイへのバス乗り場近くにあるので、割と有名だと思います。
帰路、高速に入った途端に土砂降り。
駐車場で隣になって、ほぼ全行程でご一緒だった「八王子」ナンバーの方、一緒にヘトヘトだったのが、心のよりどころでした。「俺だけじゃないんだ・・・」ということで。またどこかで会いましょう。
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