雨・雨・雨の 燧ヶ岳・至仏山
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 2,402m
- 下り
- 1,985m
コースタイム
7:25大清水−8:25一ノ瀬8:35−9:40三平峠−9:55三平下10:05−
11:15沼尻11:50−13:10見晴(尾瀬小屋)
*7月14日(日)
7:20見晴−7:35登山口−10:10原見岩−10:35燧ヶ岳山頂10:55−
11:15原見岩−13:05登山口−13:20見晴−14:10龍宮小屋
*7月15日(祝日)
5:20龍宮小屋−5:50牛首−6:20山ノ鼻6:40−9:35至仏山頂−10:30小至仏山−
11:10オヤマ沢田代−12:15鳩街峠12:20−12:45戸倉−12:55大清水
天候 | 両日ともに山歩き中は強い雨と風 下山後には太陽が出る憎い天気 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
−関越道(沼田IC) −7月13日 3:15 (大清水 着) ☆沼田ICから大清水まで約50Km ☆大清水休憩所に大駐車場(1日-500円)、綺麗なトイレ有り ☆沼田駅〜大清水 関越交通バス1時間40分(季節運行 1日7本) ☆鳩待峠〜戸倉までジャンボタクシー(900円) ☆そのジャンボタクシーで大清水まで3,500円で行ってくれました |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大清水 〜 一ノ瀬(林道) − 徐々に高度増す程度(危険箇所なし) ・一ノ瀬 〜 三平峠 − 樹木に覆われ眺望なし、整備され迷うことはない ・三平峠 〜 尾瀬沼山荘 〜 沼尻〜 見晴 − 木道(一部ガラ場)で危険個所なし ・見晴〜燧ヶ岳(見晴新道)−ガラ場岩場が多く雨天は超滑りやすい 中間付近から急峻なガラ場 落石に要注意 ・尾瀬ヶ原は木道が永遠に続く気持ち良い散策道 ・山ノ鼻 〜 至仏山 − 登りのみの一方通行 (辛くとも下山はできない) 登山口からすぐ急峻な木道階段・岩場が連続して続く 森林限界から頂上までは急登の岩場と木道の階段が続く 迷うことはないが落石と雨天の滑落に要注意 ・至仏山 〜 小至仏山 − 大きく滑りやすい岩場の急峻な登りと下りが続く 浮石も多く雨天や雨天後の滑落や落石に要注意 ・小至仏山 〜 鳩待峠 − 木道と木道の階段(一部に泥濘)雨天時等滑りやすい |
写真
感想
何年か前の旅行で「ミズバショウ」を見て歩いた尾瀬ヶ原で対峙する至仏山と
燧ヶ岳を見て「いつか必ず登るぞ・・!」と決めていた百名山の二座・・。
昨年の夏に登山予定でしたが腰の調子が悪く延期、9月に椎間板ヘルニアと診断
され9月に手術、その結果腰の調子は回復・・この連休を利用して登頂を決行する
ことにしました。
なにせ、自宅から登山口の大清水までは車で520キロ・約8時間弱の長距離・・。
深夜から早朝に車で移動して二座を登頂・そして、とんぼ返りでの帰還は還暦
となった身体には少し辛いが計画どおり、道中 休みやすみの安全運転で・・。
連休中の長期天気予報を見ると、どうも尾瀬方面は雨と雲のマークが連続・・。
晴れ男と晴れ女(私と妻)の二人旅、「きっと晴れるに違いない !」と勇んで出発
しましたが、天気予報どおり・・と言うか燧ケ岳・至仏山とも登っているときは
強い風とともに強い雨が降り続き、心も身体も登山靴の中もグッショグショにな
り、やっと下山してみると同時に・・・『雨はやみ・晴れ間も見えてくる』と言
う最低な天気・・ということは何処かの「大雨男と女が尾瀬に来ているに違いな
い!」ということで落ち着きました・・。
初日、大清水駐車場を出発するとき、大清水から一ノ瀬までの間を電気自動車
で送迎するといった社会実験が行われており「今回は無料ですので乗っていきま
せんか?」と誘われましたが、はるばる尾瀬まで来たことから尾瀬を堪能するこ
ととして乗りたい気持ちを押し殺し「歩きま〜す。」と歩き出しましたが、雨ガ
ッパとザックの重さに汗して「乗れば良かった〜。」と行き交う車を見て羨まし
く眺めていました。
尾瀬沼は思っていたより広く、残念なことに周囲の木道はかなりの所で壊れて
いて山側に迂回する場所もありました。
雨と風の燧ケ岳は、登山口から頂上にかけて川と化した登山道を歩き、中腹か
ら頂上までの急峻な岩場を喘ぎながら登る途中から登山靴は徐々に雨水が滲み、
靴下までグッショグショとなり下山後、龍宮小屋でしっかりと乾燥させてもらい
最終日の早朝・尾瀬ヶ原を気持ち良く歩き、いざ至仏山へ・・。
山ノ鼻の登山口から早々、長く急な木道の階段・・森林限界付近からゴツゴツ
した岩・岩・岩のガラ場、ヒィヒィと息も荒くなり、ただうつむいて必死に一歩
一歩進めて登る・・・。
頂上にたどり着く前から風も一層強く、雨が横殴りに叩きつけ周囲や尾瀬ヶ原
の眺望はガスや雲でまったく見えず・・・ただ、登山道の周囲に広がるお花畑に
心が和む、頂上にたどり着くも雨風強く記念写真を撮ってすぐに退散・・。
鳩待峠に向かって西面を下る(小至仏山まで岩場をかなり登る)・・・が、また
やっかいなことに泥水との戦い。
岩場はヌメリ滑りやすく、注意しながらゆっくりと下るが登山靴はドロドロで
靴下までずぶ濡れ状態・・。
鳩待峠まで間もなく・・と言うところから太陽が顔を出す・・。
「なんて こったい! ! !」てな・・ことで無事に鳩待峠に下山でき、無事故で
三日間を終えることができました。
雨に打たれながらの行軍でしたが、尾瀬沼・尾瀬ヶ原・山々に咲く花々に心癒
されるとともに、山小屋(尾瀬小屋・龍宮小屋)ではお風呂が完備され、下山後の
汗を気持ち良く流せるなど至れり尽くせり・・の山小屋で、忘れられない日本百
名山踏破(まだ半数以上)に向けての楽しく思い出多い旅となりました。
下山後は沼田IC手前の道の駅「白沢」に併設されている「天然温泉 望郷の湯」
で汗を流した後、安全運転で帰路に着きましたとさ。 チャンチャン (^^)/
まずは
この三連休は、晴れ女・晴れ男のWパワーもケチョンケチョンにやられてしまいましたね
でもレッドマン・ブルーマンの後ろ姿素敵ですよ。
まだまだ夏山は始まったばかり、次回の
これからも安全運転を
elyさん こんばんは〜<(_ _)>
連日雨は降りましたが、色々学んだ点もあって
それなりに楽しい山行きでした
また、お盆時期に次の山を計画しています
今度のレコは、青空・夕焼け・ご来光をお楽しみに
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