東京のてっぺん☆雲取山(三峰〜雲取山〜鴨沢)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,392m
- 下り
- 1,910m
コースタイム
10:50三峰神社-11:40炭窯跡-12:04地蔵峠-12:16霧藻ヶ峰-(昼食)-13:13霧藻ヶ峰出発-13:23お清平-14:11前白岩の肩-14:26前白岩山-15:12白岩山-15:21芋ノ木ドッケ-15:58大ダワ-16:26雲取山荘(泊)
二日目
6:10雲取山荘発-6:37雲取山山頂-7:27ヘリポート-8:25七ツ石小屋-9:02堂所-10:13登山口
天候 | 一日目、晴れ時々くもり。 夜中は雨。 二日目、曇りだけど、遠くまで展望がきいた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
9:10西武秩父駅発 三峰神社行きバス バス時刻表http://www1.ocn.ne.jp/~kumotori/jikoku.htm 二日目 10:53鴨沢発 奥多摩駅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰神社の鳥居のところに登山ポストありました。 下山後のお風呂とお昼は、こちらにしました。 奥多摩温泉もえぎの湯 http://www.okutamas.co.jp/moegi/ |
写真
感想
海の日に山へ。というここ例年のイベント!
今年は、東京都の最高峰、雲取山へ行ってきました。
三峰神社から歩き、山頂を経て、奥多摩へくだるルートを選択しました。
三峰からの登りはなだらかだけど、長いよー!と聞いていただけに、覚悟していましたが、長さよりも虫と鹿の多さのほうが、印象的でした。
三峰神社行きのバスは、電車の終点である三峰口から乗ることもできますが、西武秩父駅からバスに乗りました。
バス停に並びきれないくらいの列で、増便されバスは2台になりました。
はずかしながら、ちゃんと登山計画書を提出したのは、今回が初めて。
山あるきをする身として、ルールを守るのも、少しずつ身につけていきたいとおもいます。
バスが一緒だった人たちと、抜きつ、抜かれつしながら、なだらかな坂道を登っていきます。
霧藻ヶ峰にてお昼休憩。
小屋泊するのに、お昼も自分で作るというのは初めてでした。
荷物もその分多かったけど、やっぱり山ごはんの時間は楽しい。
ささっと作って食べて出るつもりが、やっぱり1時間も休んでしまいました。
お清平をすぎると、ちょっとずつ岩が増え、登りも少しきつい感じになるけど、みどりや、木々の植生を見て歩くので、ずっと楽しい感じ。
しかし、虫が本当に多くて、立ち止まって水分補給するのも難しいくらい、虫が集まってきて、途中ろくに休みもせずにずっと歩かなくてはいけませんでした。
行動食も食べられず、最後はちょっとバテ気味に。。
つらかった。顔も何箇所もさされて、目も腫れてかなしい。
虫よけネットは必携でした。反省。
虫のほかに、たくさんの鹿に会いました。
ぜんぜん人をこわがらず、しかも結構何頭もいるので、こっちのほうがちょっと鹿におびえました。
私はオスは見なかったけど、山荘でお会いした方は、角のあるオス鹿も見かけたと言っていました。
雲取山荘に着く前、雷鳴が轟き、ざーっと夕立ちにあいました。
すぐにやんだので、よかったけど、あれで本降りになって雷がもっと激しかったら、こわかっただろうな。
16:30頃山荘に到着。17:00に山荘に着く予定にしていたので、ちょっと早かったと喜んでいたら、山荘の方に、もっと早く来ないとだめだ!雷とかあぶないんだよって叱られました。本当にその通りだなって思いました。
小屋の前に水場があり、どんどん水が出ていたので、顔を洗い、ごくごく水を飲んで、生き返りました!
水ってすごい!ありがたい!!
山荘では、2002年のヤマケイの雑誌を読んで、まったり。
山での写真の撮り方の特集でした。本棚にたくさん面白そうな本がありました。
晩ごはんは、入れ替え制で1回目に入れなかったので、2回目の食堂へ。
おなかぺこぺこだったので、ぺろりと完食!
消灯時間の21時まで、小屋の前のベンチでくつろぐ人たちや、部屋ですごす人たち、山小屋の時間がとても楽しかったです。
わくわくして3時頃目が覚めて、廊下を誰かが歩く音や、人の気配を感じて、ちょっと早いけど準備開始。
夜中はかなり激しく雨が降っていたけど、朝にはすっかり止んで、少しずつ明るくなっていく空がとても良かった。
残念ながら、ご来光は見れませんでした。
朝食後、6時に出発。雲取山の山頂を目指します。
地質好きな私としては、雲取山の山頂部にあるという赤い岩(地質図Naviによると、約1億年前〜6500万年前に付加したチャートという岩石(ガラスと類似の成分))が見たくて、昨日の虫がたくさんのつらい登りも頑張れたようなものです。
山頂の少し手前の、ちょっと岩を登るようなところに、初めて赤い岩があり、思わず「わー♪」って大きな声を出したので、岩のところで転びでもしたのかと思われたかもしれません。
大丈夫です、岩を発見しただけです!
雲取山の山頂からは、富士山が見えました!
朝まで大雨だったので、展望を期待していなかっただけに、とても嬉しい富士の姿でした。
やっぱり美しい富士山に感激!
七ツ石山方面へ下山を開始しましたが、しばらくはずっと富士山を眺めながらの尾根あるきで、サイコーに気持ちよかったです。
朝までの雨をあびた草木が、水滴をまとってキラキラしていて、ずっとゆっくり歩きたいと思いましたが、午前中のバスの時刻が気になって、思わず気持ちがあせって、早あるきになってしまいました。
ちょっともったいなかったかな。。反省。
七ツ石山の山頂を巻き、七ツ石小屋へのルートを歩きましたが、途中は道が細くなっていたり、崩れていたりして、この箇所は一番こわかったです。
七ツ石小屋のトイレは、東京都が11月にバイオトイレを作る予定とのこと。
環境保全に向けての取り組みに期待します♪
お水を頂いて、さらにどんどん下ります。
ずっと同じような風景のなかを、どんどん下って、あっという間に鴨沢着。
11時20分に間に合えばいいと思っていましたが、着いてみたら10時20分でした。
私たちにしては快挙ともいうべきコースタイム!
早さを求めているわけではありませんが、いつもコースタイムから2割くらいはオーバーする私たちにしては、すごいことでした。
バスで奥多摩駅まで移動し、奥多摩駅から徒歩でもえぎの湯へ。
露天風呂がとても気持ちがよかった!
お昼もここで食べて、まったりしてから帰りました。
今年の1泊2日の山あるきも、けがなどなく元気に下山できて、本当に良かったです。
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