尾瀬ヶ原・三条の滝
- GPS
- 09:25
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 438m
- 下り
- 450m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 3:00
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:17
天候 | 初日曇り時々晴れ 2日目曇り時々晴れのち一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上毛高原駅より関越交通大清水行尾瀬戸倉下車 尾瀬戸倉の鳩待峠バス連絡所より乗合バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
尾瀬ヶ原までは特に危険な箇所なし。スニーカーで下りる人もいる。 三条の滝への道はドロドロで滑りやすい。通行には注意が必要。 |
その他周辺情報 | 燧小屋1泊2食つき10,000円。別途部屋代が1部屋2,000円。翌日のおにぎり代800円。生ビール一杯800円。缶ビールロング缶600円。お風呂は16:30から19:30まで。夕食は17:30から。朝食は6:00から。消灯21時。 |
写真
装備
個人装備 |
マスク 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ(軍手) 防寒着 雨具(カッパor傘) 靴 ザック 帽子 初日昼ご飯(おにぎり) 計画書 保険証 携帯 サングラス タオル トレッキングポール(あれば) 箸 カメラ 携帯バッテリー サブバッグ 水0.5L 着替え(風呂の後) 登山靴を入れる袋(盗難防止に部屋まで持って上がる) 下山後に履き替える靴(履き替えるなら) ヘッドランプ(あれば) 保温性カップ(味噌汁・コーヒー用)
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共同装備 |
クッカー・ストーブセット 行動食 笛 筆記用具 ファーストエイドキット 熊避け鉄砲 水1.0L(味噌汁・コーヒー・予備) 酒つまみ 味噌汁・スープ・コーヒー
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感想
さて、水芭蕉のベストシーズンに尾瀬に行ってみたいものだと思っていた。天候も良さそうで、計画通りに決行。
上毛高原で待ち合わせ、バスで尾瀬戸倉まで向かいます。尾瀬戸倉でバスを降りたら、橋を渡って尾瀬第一駐車場にある鳩待峠バス連絡所まで。今シーズンは、上毛高原からのバスを降りたところにある案内所は営業を中止していて、尾瀬第一駐車場にある鳩待峠バス連絡所まで歩いて行かなければならない。数分だけどね。尾瀬第一駐車場は自家用車で満車。ここでバイクの同行者と待ち合わせ。鳩待峠までの乗合バスチケット1,000円を買い、おでこで検温を済ませて乗合バスへ乗車。30分程度で鳩待峠です。途中雪がまだ残る至仏山が左手に現れ、ワクワクしてきます。
お昼にはちとまだ早く、山の鼻まで下りることに。靴底をよく払ってからいざ尾瀬ヶ原へ。ゆっくりと石畳を下りて行きます。何年か前に見たサンカヨウが生えていないかと右手を注意していた。けれどもそれらしきものは見当たらず。程なく木道階段が現れ。調子良く下りて行きます。ムラサキヤシオツツジが咲いていました。この花は、咲いている時期が短いのだとか。綺麗に咲いているところを見れて幸運。橋を渡り、ニリンソウが一杯生えているところで、1輪だけ咲いているニリンソウをパチリ。オオバキスミレもパチリ。黄色いスミレなんて初めて。程なく山ノ鼻に到着。
ここでお昼にします。山ノ鼻は現在テントで宿泊はできません。熊が出たとかで。アルコールストーブでお湯を沸かしてアマノフーズ味噌汁。各自用意したおにぎりを頬張り、アサリの味噌汁やらシジミの味噌汁やら。アマノフーズの貝類味噌汁は、貝殻つきなんだよね。フリーズドライにしてはと皆ちょっと驚き。食後のコーヒーキリマンジェロがうまい。山ノ鼻のトイレは使えます。100円。
とここで喫煙者にお願い。自分は人から離れたところで吸ってるつもりでも、風上で吸っては風下の他人に臭い臭いが流れて行きます。吸うなら風下に人のいない場所で。
ゆるゆると木道を見晴まで歩いて行きます。今年はなんだか去年に比べて人が多い気がします。水芭蕉は多くがまだ小さく。燧ヶ岳が美しい。いつかあれにも登ってみたいもの。ドロドロ道だとかいうけれど。で、バーンという鉄砲の音らしき音が。熊がいたのかしらん。リュウキンカが黄色く咲いています。紫色のショウジョウバカマが至る所に。タテヤマリンドウの青紫も綺麗。
牛首分岐を過ぎると、人がちょっと減りました。ま、左右に人が分かれるわけだから。途中龍宮小屋で小休止。ここのトイレは使えたみたいです。
龍宮分岐があったからか、ここからさらに人が減った感が。見晴までは程なく。
見晴に着いたはいいけれど、今夜泊まる燧小屋がどこなのか。小屋の裏手に出てしまい、ぐるっと反対側の表玄関へ。
お世話になりますと、宿帳に記入して。部屋に荷を下ろし、いやー三条ノ滝はどうすると思案。去年、山小屋に着いてから三条ノ滝へ下りて夕食ギリだったのを思い出し。今年はハイキング初めてのメンバーだし、三条ノ滝は明日を提案。で、決まったらビールタイム。ロング缶600円です。最近どうしてるかって話に花が咲き、笑った笑った。こんなに饒舌だったっけ。アルコールが入ると人は饒舌になり、皆すべらない話を披露。お約束通り、夏の思い出を披露。けど、あれは暑い東京で、6月の涼しい尾瀬を思い出した歌なんじゃ?だって、水芭蕉は5月下旬から6月に咲く。夏の8月にはニッコウキスゲの黄色のは咲いてるけど水芭蕉は終わってる。
あっという間に時間が過ぎてお風呂タイム。汗を流して熱い風呂が心地よい。
で、あっという間に夕食タイム。まずはお約束の生ビールで再び乾杯。うまい。金目を薄く煮たのや、フキと揚げ蒲鉾を炊いたのとハンバーグ・ポテトサラダ。圧巻だったのが、お櫃いっぱいの舞茸ごはん。これが絶品だった。皆何度もお代わり。ちょっと何かの油を回しかけてあるのか、オイリーな感じもまた疲れた体には嬉しい。御櫃もお代わり。漬物も完食。汁は、山椒の葉の香りが効いたゴボウと高野豆腐のそば汁。
部屋に戻って酒盛り再開。お茶のペットボトルに入れてきた黒霧島。ここでも饒舌な一面を。程なく眠くなり散会。歯を磨くついでに再びお風呂に入り。
今日はそんなに歩いてないのにあっという間に沈没。途中夜中に目が覚めたけど、二度寝したら明るくなるまで目が覚めず。
朝食は、サバ味噌とハムサラダ・山菜と竹輪の煮たの・トロロ・生卵。なめこの味噌汁がまた天然っぽくて。浅漬けに、花豆を甘く炊いたのがついていて。
お昼のおにぎりを受け取り、しばしへやで小休止。食後はちとゆっくりしないとね。
荷をまとめてお世話になりましたと山小屋を後にし、見晴分岐で先に帰るメンバーと別れ。真っ直ぐ山ノ鼻へ向かって行った。我々はいざ三条ノ滝へ。
整備した木道がやがて尽き、朽ちた木道に変わり、それも尽きて山道に。それもだんだんドロドロの泥道に変わり、気をつけて下りる。途中道に雪が残っていた。平滑ノ滝を観て、濡れた石段を下りる。濡れた丸い石は滑りやすい。神経を使う。ムラサキヤシオツツジやシャクナゲを観て、圧巻の滝が現れる。怒涛の音は聞こえていたが、改めて白く落ちる滝を見るとおぉーってなる。ふと目を右にやると、沢筋に雪が残っている。
で、三条ノ滝展望台に到着。ここでは皆右端に構えて滝を撮り。水量が半端ない。
折り返して登り。尾瀬は、下りてから登り返すんだよね。何気にしんどい。けど、下りる方がやはり怖くて、登りはしんどいけど比較的怖さは感じない。ドロドロの場所を避けて木の根っこを渡るとイワナシが可愛らしく咲いていた。
整備した木道が出てきたところで小休止。ここのトイレもやってる。
分岐から東電小屋方面へ。至仏山をバックにパチリ。
さっき観た滝の上流の橋へ出て、湿原のち森へ。東電小屋脇のトイレも使えたみたい。ここからは再び気持ちの良い原っぱ。右手に木立があり、カッコウが鳴いている。木に茶色いものがあり、あれは鳥の巣か、はたまた残った枯れ葉か。
臨む山手には沢筋にまだ雪が残っている。足元の沢には水芭蕉が咲いている。ヨッピ橋を過ぎて龍宮への分岐で小休止。ここから牛首分岐までの間は池塘が楽しめる。蛙が鳴いている。牛首分岐で上を羽織る。ちと寒くなってきた。
牛首分岐からは、人が多くなる。すれ違う人の中で、ビーサンみたいなのを履いている人を見た。ま、いいんだけどね。逆さ燧は、風が吹いていて逆さがあまり見えず。
橋にさしかったところで人が木道の左に固まって何やら見ている。熊がいた。ツキノワグマが1頭ノシノシ。ま、50mはあっただろうから、危害はないけどね。
山ノ鼻で昼食。山小屋のおにぎり。包みから何やら黄色いものが染みている。タクアンの汁だった。おにぎりが、サービスなのか、1つの中に具が2種類。昆布と鮭。昆布と梅。プロセスチーズが添えてある。湯を沸かして玉ねぎスープとコーンスープ。食後にコーヒー。
と、パラついてくる。確かに、scwの予測では、11-12時ににわか雨の雲が掛かるはずだった。パラつく程度と踏んで鳩待峠に向かう。結構降ってきて傘をさす。向かいから、子供連れや、スカートを履いた女性も降りてくる。大丈夫かいな。
途中から晴れ間も見えて、逆に暑くなり、上を脱ぐ。鳩待峠に着いた頃は、ちょっと汗だく。
土産物屋で花豆の納豆と煮たのをゲット。とそうこうしているうちに乗合バスの時刻が近づいてきて。下りは早い。第二駐車場やら何やらで途中人を降し、バス停へ。ちょうど上毛高原へのバスが発車するタイミングに合い。2時間の乗車。普通の路線バスの座席なんだけど、疲れてウトウト。
上毛高原では乗り換え10分。急げ。チケットを買ってる間にビール買っていてくれた。上越の、ペットボトル入り500mL。乗車と同時に乾杯。あ”ー。うまい。
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