花木の多き山 日留賀岳
- GPS
- 07:06
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,425m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明瞭。要所に赤テープあり |
写真
感想
今日は栃木の日留賀岳(ヒルガタケ)に行くことにした。半年ほど前にも登ったのだが途中から雪が降りだし何も見え
なかったので今日はじっくりと頂上からの景色を見てみたい。登山口は小山さんという個人のお宅からである。前回も
来ているので戸惑うことはない。個人宅とはいえ軒先に登山届の帳面が置かれておりそこに記入してから入山する
ことになっている。この方は日留賀岳登山道の整備にも関わっておられるそうだ。ありがたい。ただその前にちょっと
この家の裏手に回ってみる。そこはクマガイソウの群生地なのだ。4月末にも来たがその時は蕾だけだったが、今日は
やっぱり遅すぎた。ほとんどが終わっているがそれでも林の奥のほうでは何とかみられるものがあった。これも小山さんが
管理されている。満開時は見事だろうなあ。また来年の楽しみとしよう。
鳥居をくぐって出発である。歩き始めてすぐフタリシズカを見つける。たくさん生えている。この先も色々あるといいなあ。
山中の整備された道を行くとそこで今度はギンリョウソウがあった。地面にへばりついているので写真を撮るのに苦労する。
その後林道に飛び出しそこから2kmほど林道歩きだ。P1036の脇が林道の終点でここからが実際の山登りが始まる。
天気はまずまずで今日は山頂からの景色も望めそうだ。
道は明瞭なので迷うこともなく進み尾根に乗るとあとはひたすら登る。P1514の手前で日留賀岳が目に入る。もうあと少し
だな。今日は暑いという予報だったがもう1500mを越えているこの辺りは結構涼しい。そしていろんな花木が現れる。
オオカメノキ、シロヤシオ、ミツバツツジ、シャクナゲ。どれもいい具合に咲いている。草花はあまりないけれど、こうした花々も
またきれいだなと思う。
そしてもうすぐ頂上いうところで見晴らしが良くなってくると東側に雪をかぶった山々が突如現れた。あれはどこの山か。
形状からして黒々しているのは尾瀬の燧ケ岳。白く連なっている山は会津の会津駒ケ岳あたりだろう。山頂が平坦すぎて
どれがどの山かは判然としない。でもやはり今日はこれが見られてよかった。
じきに着いた頂上は自分だけ。先ほど見えていた会津の山や燧ケ岳は分かるが東の山は余りなじみがない。地図で
見るとこの春先に登った大佐飛山や黒滝山とわかる。そして手前の長者岳から鹿又岳、男鹿岳に林道が走っていることが
見て取れる。こんな高いところにあるあの林道は何だろうか。地図にはどうも載っていない。ちょうど後から登ってきた人に
聞くとあれは幻の林道だという。大佐飛山周辺は自然環境保全地域に指定されていて、その林道は作ったものの使われること
なく今に至っているらしい。林道の造成許可等いろいろあったろうに不思議だな。
さあ帰ろう。今日のコースはそれほど登り返しがないので帰りは楽だ。どこかでコーヒータイムをと思ったが結局あまりいい
ところがなく林道まで来てしまった。でもここは車が来るわけでもなく落ち着ける。ゆっくりとコーヒを味わい駐車場に戻った。
そしてここから南を見ると大きな山があることに気づく。調べてみると先週登った釈迦が岳だった。まだまだこの地域の山の
概念図ができていない。
それでも今回の登りで日留賀岳の感じは掴めたかな。この時期の花木を見るにはいいところのようだ。
*帰る途中に遊湯センターに寄った。最近は検温と連絡先を聞かれるのは普通だが年齢も聞かれた。何に使うのかなと思ったら
65歳以上の人は入浴料の600円が200円になるとのこと。まだしばらくその恩恵にあずかれない。早く65歳にならないかなあ。
kasaya
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