三ツ峠山 カモメランが見頃だった

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 04:52
• 距離: 10.1km
• 登り: 626m
• 下り: 1,065m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:44
• 合計: 4:52

距離 10.1km 登り 626m 下り 1,083m

9:51 西川新倉林道脇駐車場
11:02 11:08 展望ポイント-１
11:12 0:00 三つ峠山荘
11:15 0:00 四季楽園
11:40 11:41 御巣鷹山
12:17 12:19 三ッ峠山
12:23 12:56 四季楽園
12:58 0:00 三つ峠山荘
13:05 展望ポイント-２
13:35 0:00 木無山登山口（白滝林道終点）
13:54 0:00 鉄塔
14:17 0:00 母の白滝
14:22 0:00 母の白滝駐車場
14:40 14:42 河口浅間神社
14:43 河口局前バス停

梅雨前の五月晴れを期待したが　富士山は終日雲の中だった

天候

曇り　時々陽が射す

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

河口湖駅からタクシーで西川新倉林道脇駐車場へ（≒25分　5470円）
河口浅間神社 （ かわぐちあさまじんじゃ ）近くの河口局前（≒10分　310円）

コース状況／危険箇所等

分かり難い所がなく　全体によく整備された歩きやすいコース
開運山等は人が多いし　広くはないので昼食場所には不向き

その他周辺情報

河口湖駅前のホテルで日帰り入浴ができる（650円）

写真

5/30 9:51

西川新倉林道脇駐車場　ここから出発

5/30 9:59

シロバナヘビイチゴ　オランダイチゴの仲間なので3小葉も似ている

5/30 10:10

ツルシロカネソウ　3小葉の頂小葉は菱形卵形　側小葉はさらに小葉がつく

5/30 10:11

沢沿いに群落をつくっていた

5/30 10:26

ナツトウダイ　三日月型の蜜腺が特徴的

5/30 10:57

ワチガイソウ　雄しべは10本　黒い葯がポイント

5/30 10:59

ボケ　株立ちしている

5/30 11:00

トウゴクミツバツツジ　雄蕊は10本ほどありそうだ…

5/30 11:04

ツルシロカネソウ　白い花被片は萼片で　花弁は黄色い部分　雄しべは白色で数多い

5/30 11:08

展望ポイント1　富士さんは顔を見せてくれない

5/30 11:09

グンナイキンポウゲ　郡内とは　富士吉田市・​都留市・大月市を含む一帯だって

5/30 11:10

根生葉の先端部は　尖らずに円みを帯びる…

5/30 11:14

八ヶ岳　手前は茅ヶ岳や曲岳かな

5/30 11:14

奥に甲斐駒ヶ岳　鳳凰三山と北岳は雲の中　間ノ岳　農鳥岳がやっと見えた

5/30 11:14

塩見岳から悪沢岳　赤石岳　聖岳が何とか分かる（手前は釈迦ヶ岳　御坂黒岳から鬼ヶ岳　十二ヶ岳）

5/30 11:14

開運山とNHKの電波反射板だそうです

5/30 11:20

キバナノコマノツメ　葉の表面や縁に細かい毛

5/30 11:24

一面にシロバナヘビイチゴ　踏まないように

5/30 11:40

御巣鷹山の電波塔（つい見上げた写真を撮ってしまう）

5/30 11:43

東京電力が設置したもの

5/30 11:49

シロバナエゾノタチツボスミレのようです（囲ってあった）

5/30 11:46

厳重に囲まれた中に…

5/30 11:50

葉を見ると正に…

5/30 11:51

アツモリソウ　咲いていた

5/30 11:52

正面から

5/30 11:52

数は少なかったが　嬉しい

5/30 11:56

ルイヨウボタン　葉がボタンに似ている（類葉）

5/30 11:58

カモメラン　囲いのない所に

5/30 11:58

淡紅紫の地色に　紅紫色の斑点が可愛い

5/30 12:01

フデリンドウ　花は一つだが…

5/30 12:02

オオカメノキ　装飾花に気づいて上を向き

5/30 12:04

シロバナカモメラン　しっかりと囲まれた中に群落

5/30 12:05

まだ咲いていないのが残念

5/30 12:06

カモメラン　しかりと囲まれた中に

5/30 12:07

距が長い　葉は根元に1つ

5/30 12:08

とてもカモメには見えない

5/30 12:13

ツルキンバイ（キジムシロよりまばらに花が咲く）

5/30 12:16

開運山頂　富士山も見えないので早々に下山

5/30 12:19

歩きやすい階段だ

5/30 12:25

クリンユキフデ　タデ科イブキトラノオ属（トイレの近くに）

5/30 12:25

ホソバアマナ　ユリ科の特徴がある

5/30 13:07

木無山頂は　草原の奥？

5/30 13:08

何かありそうだが　見には行けない

5/30 13:17

マイヅルソウ　咲き初め

5/30 13:52

クサタチバナ（キョウチクトウ科）タチバナの花に似ることから　

5/30 14:03

林道を越えると　沢に向かってどんどん下って行く

5/30 14:14

父の白滝　綺麗な流れだった

5/30 14:17

母の白滝　どちらも河口浅間神社に関係している

5/30 14:28

遥拝所　石の先に　天空の鳥居がある…

5/30 14:40

河口浅間神社　865年　富士の噴火の怒りを鎮めるために建てられたのが起源らしい

5/30 14:44

ハコネウツギ　葉の表面にやや光沢あり

5/30 14:44

本日のゴール　丁度良い山行でした

撮影機器：

COOLPIX P610 NIKON

感想

atuya

　横浜からの富士急高速バスは15分以上遅れて　河口湖駅に到着（渋滞も無かったのに…）
　タクシーに乗車し″三ツ峠登山口へ″と伝えたが　駐車場まで上がってくれた。料金は500円弱増えたが　出発時刻が遅いので有難い
　綺麗なトイレ前で🍙を一つ食べて　いざ出発（駐車場はどこも満車状態）
　陽が射しこんでくる樹林帯を上がって　沢沿いに　シロバナヘビイチゴやツルシロカネソウ　ツルキンバイが見られ　本日の山行に期待できると足取りもちょっと軽くなった。三つ峠山荘下のコース沿いには花が多く　ワチガイソウ　タチツボスミレやトウゴクミツバツツジ（だと思われる）も花が残っていた
　尾根に上がって展望ポイントからの富士山は雲の中だったが　グンナイキンポウゲを初めて確かめることができた。四季楽園を過ぎて　お目当てのカモメランが咲いているか　早く見たかったので裏コースを御巣鷹山へ向かう。″ありました　沢山！　囲いの中に″　写真は撮りずらいが　見られただけで嬉しい（実物を見たのは初めて）先へ進んで　御巣鷹山の下の草原には　アツモリソウも咲いていた（全開しているのは2つくらいだった）まだ早いだろうと思っていたので非常に嬉しい
　御巣鷹山の電波塔を一回りして　開運山へのメインコースの周りにはカモメランが見飽きるほどに咲いていた（囲いのある所が目印になる）白花のカモメランはまだ蕾だった（山ちゃんに″ギンランかも知れない″と言ってしまった…ゴメン）
　開運山は人が多く直ぐに下山（階段で歩きやすくなっていた）して　四季楽園のベンチでビールを頂きながら昼食。帰りのバス時間を気にしながら　初の白滝林道を下る。花はほとんどなく急な樹林帯を下って林道を横切ると階段となり　これが足にきつくて　スピードもあがらない。″父と母の白滝″に辿り着いた時には　バスの時間まで30分　間に合うだろうかと心配しつつ　富士山の遥拝所に寄って　見えたら凄いだろう富士山を想像する。近道と思われる山道を下ると山宮で　その下には河口浅間神社の屋根が見えていた。時間も気になるので遠くから参拝し　バス停へ急ぐ（この間は短かった）
　バスは15分遅れて河口局前バス停に到着（富士急バスは　ちょっと時間にルーズかな）駅前で一風呂浴び　初めての富士回遊号に乗り　ビールで乾杯して帰路についた（ゆったり座れて良かった）
　山ちゃんと久しぶりに　山歩きができて楽しかった（3週間前　鶴見川沿いを帰化植物を見ながら一緒に歩いているが…）
　
　今回はアツモリソウやカモメランが見られたことが有難い。保護活動をされている三ツ峠ネットワークの皆さんには　感謝　感謝です
　

コメント

cogomi02

マイナーな植物が載っていてとても勉強になります！

atuya

Re: 無題
cogomi02さん　コメント　ありがとうございます
昔どっかで教えて頂いたのを思い出して　記録に残そうと思っています
山に行けるうちは　楽しんで調べたいなあと…
（実は結構　分からずに　無視しているものあります）