常念岳・一の沢コース(3度目の正直で槍をとらえる幸運続きの山行)
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- GPS
- 10:30
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,843m
- 下り
- 1,842m
コースタイム
天候 | 快晴(多少雲に紛れる) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道25号線(通称、山麓線)から一の沢登山口に向かうルートをナビすると、工事中で通行止めの道を案内されるが、置いてある看板の通りに、戻ってから、少し進んでから左折するとよい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
王滝ベンチから胸突八丁までの登山道で一部水が流れていることがあり、岩場などは滑る可能性がある。(特に笠原沢から胸突き八丁) 雪渓は残っているが、歩く箇所はない。 下山時に笠原沢の手前で一度道を間違えたがとりあえず戻ってこれた。 登山ポストは一の沢登山口にある。トイレもある。 下山後はほりでーゆー四季の郷のお風呂で癒されました。 県道25号線に出てからアルプスあずみの公園を三俣方面に向かう。 |
写真
感想
3年ぶりの常念登山!今年の登山は、御嶽、編笠山、焼岳と毎週ガスだらけで、おまけに一週間前の天気予報では、雨の予報。
今回もガスが、前回以上の悪天候になるかと思っていたが、この一週間で天気が好転!晴れたり曇ったりの天気予報に変わったので、常念へ登る事にしました。
いつも通勤時に眺めている常念。形もはっきりしていて、わかりやすい山なので、目指しやすいこと事の上なし。同僚にも自慢できそうな感じでした。
いつも以上の早起きで集合し、5時少し過ぎにはメインの駐車場に到着。ほぼ満杯だったけれど、かろうじて空いていた奥のスペースにすべり込ませて、登山準備しました。
駐車場から登山口まで1kmちょっと、途中の路肩に結構、車停まってましたが、こんなところにも停められるのかと思いつつ、まぁー駐車場の方がね。ぶつけられても困るし。
登山口で登山計画書を提出し、トイレをすませて、常念登山の開始です。
開始早々、沢を流れる水のゴーという音が嬉しい感じ。他の登山道でもここまで水の流れを感じるところは無いので、好きなコースなんですよね。
まぁー鳥のさえずりと木々のささやきを聞くのも素敵ですが・・・
あっという間に山の神を越えて、一つ目の沢、二つ目の沢でマイナスイオンを吸収しつつ、王滝ベンチへ。湧水で顔を洗ってサッパリ!
ここから、ペースメーカーだったけど、体(というより荷物かな)も軽かったので、爆走!休憩もままならず、ちょっと写真撮りつつ、気がついたら胸突八丁!
昔はここもきつかったなぁーって思って歩いていたら、もう最終水場だし。
そこからのペースは落ちたものの、常念乗越へ3時間半のペースで到着でした。
予定より、1時間くらい早い。。。おまけに晴天で、3回目の常念チャレンジで初めて槍ヶ岳を見ました!テンションアップですね。こんなに近いことにびっくり!
軽く休憩して、常念アタックしましたが、ここからが地獄でした。前半のハイペースの影響か、息は上がらないけど、足も上がらない事態に・・・dondeさんペアはどんどん進んでいつの間にか見えないし。僕らペアは休憩歩き休憩歩きを繰り返して、カメのように一歩ずつ。それでもやっぱり登らないとね。最後はハーハー言ってましたが、それがワーという歓声に!槍はもちろんの事、富士山も見えるし、穂高もはっきり!前常念も、蝶が岳も、安曇野の街も眼下に広がる!
ランチタイムでまったりしつつ、素敵な風景を写真で撮りまくり!あっちでパシャ!こっちでパシャ!最終的に350枚超えちゃいました。先週の悪天候で30枚ってことを考えると、たくさん撮ったなーという感じ。おかげで予定の時間オーバーしまくりだけど、満足できる写真撮れました。
下山も、dondeさんペアのペースについて行けず、置いてけぼり。しかーし!この遅いペースのおかげで、二つの幸運に恵まれる。
1.山頂から青空に伸びる虹にめぐり合う!雨が降ったわけでもないのに出てきた虹にびっくり。しかもサークル状じゃなくて、横に流れてました。
2.ライチョウしかも家族ずれにめぐり合う!目の前の登山道を1匹の親ライチョウと6匹くらいの子ライチョウが横断♪カメラ片手に15分くらい写真撮ってました。かわいかったー!一度見たことあったけど、こんなに近くでは初めて。しかも、家族ずれだったし。
そんなこんなにでルンルン下山に♪♪♪足パンパンになったけど、下山のペースもイイ感じに。王滝ベンチからは軽いトレラン状態に。登りはあまり撮らなかった、ビデオも利用して、マイナスイオンいただきました。
あのハイペースだったのに、10時間のコースタイムは遅いかなーって気もするけど、休憩もばっちり満足で、いろいろ見れたので最高でした。なにより天気が良かったのがイイ!
先週は雨とガスで下山中に登山者に山頂の具合を聞かれても、全然答えてあげられなかったけど、今回は、満面の笑みで「最高です!!」って言えたし。
距離も標高差も時間も倍以上なのに、今日の方が全然疲れてない。モチベーションってすごいなって実感した山行でした。
山頂付近で、他の登山者は、「今日は大ラッキー!」と言っていたが、いやいや今日は「超ラッキー」だよ!
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