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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

安比岳から茶臼岳、本当の安比温泉訪問

2013年07月21日(日) [日帰り]
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GPS
04:40
距離
19.3km
登り
989m
下り
989m

コースタイム

8:00ぶなの駅-8:40林道終点、登山口-8:50茶臼岳分岐-9:00安比温泉-10:30八幡平、茶臼岳分岐-11:05茶臼岳-11:55安比岳分岐-12:40ぶなの駅
天候 曇り、時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ぶなの駅までのバスはありません。
JR花輪線安比高原駅から歩くと10km近くあります。
コース状況/
危険箇所等
安比温泉までの沢沿いの道は崩れた斜面を横切り、滑りやすい個所があります。
安比温泉だけに行く場合、ゴム長靴がよいでしょう。安比温泉は浴槽だけで、脱衣所などはありません。もちろん無料です。
安比岳への急登手前の、がれた沢を渡るところはガレ沿いに登らないように注意してください。対岸やや下方にピンクテープあります。
登山ポストありません。
下山後の温泉は一番近くが岩畑の湯で入浴料500円です。他、安比周辺にいくつかあります。
朝のぶなの駅です。トイレは使えますが、避難所代わりの休憩室は鍵がかかっていました。管理人さんが来るまで使えません。他に1台しか車は止まってなく、ガスもかかり、静かな雰囲気でした。しかし、降りてきたらとんでもないことに・・・
2013年07月21日 07:58撮影 by  740SC, SAMSUNG
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7/21 7:58
朝のぶなの駅です。トイレは使えますが、避難所代わりの休憩室は鍵がかかっていました。管理人さんが来るまで使えません。他に1台しか車は止まってなく、ガスもかかり、静かな雰囲気でした。しかし、降りてきたらとんでもないことに・・・
ぶなの駅までは舗装道路でしたが、そこから先は未舗装の林道になります。この黒滝入口の悠悠の森の看板までは、低床の乗用車でこれますが、この先の木材集積所から先は少し悪くなります。
この周辺には駐車スペースありますので、林道の運転に不安な方はこの辺りに駐車した方がよいかと思います。登山口まで半分くらいの位置です。
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ぶなの駅までは舗装道路でしたが、そこから先は未舗装の林道になります。この黒滝入口の悠悠の森の看板までは、低床の乗用車でこれますが、この先の木材集積所から先は少し悪くなります。
この周辺には駐車スペースありますので、林道の運転に不安な方はこの辺りに駐車した方がよいかと思います。登山口まで半分くらいの位置です。
林道の終点です。10台以上の車を止められます。この200mくらい手前に少しギャップを越さなければならない所があり、不安な方はその手前に車を止めているようです。
林道の終点です。10台以上の車を止められます。この200mくらい手前に少しギャップを越さなければならない所があり、不安な方はその手前に車を止めているようです。
ここが登山口です。安比温泉の標柱の左に、上にあがる明瞭な山道がありますが、ここから右に沢に降りて対岸に渡ります。
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ここが登山口です。安比温泉の標柱の左に、上にあがる明瞭な山道がありますが、ここから右に沢に降りて対岸に渡ります。
対岸に渡ったところから登山口を振り返ります。水量にもよるようですが、今回は靴を濡らさずに渡るのは難しいのでは。
ここからひと登りすると道が左右に分かれます。右に入るのが正解で、よく見るとすこし先に登山道入り口の白い看板があり、そこから300mごとに安比岳経由の八幡平縦走路まで看板があり、安心して歩けますが、一部注意が必要な場所もあります。
対岸に渡ったところから登山口を振り返ります。水量にもよるようですが、今回は靴を濡らさずに渡るのは難しいのでは。
ここからひと登りすると道が左右に分かれます。右に入るのが正解で、よく見るとすこし先に登山道入り口の白い看板があり、そこから300mごとに安比岳経由の八幡平縦走路まで看板があり、安心して歩けますが、一部注意が必要な場所もあります。
ほどなく茶臼岳への道を左に分けます。帰りはここを降りてきます。
ほどなく茶臼岳への道を左に分けます。帰りはここを降りてきます。
右岸沿いに登山道がありますが、安比温泉手前で対岸に渡ります。ここから一度ひと登り頑張ります。2万5千図には沢沿いに行く道もありますが、通れなかったら、戻る手間がかかるのでとりあえず登りました。
右岸沿いに登山道がありますが、安比温泉手前で対岸に渡ります。ここから一度ひと登り頑張ります。2万5千図には沢沿いに行く道もありますが、通れなかったら、戻る手間がかかるのでとりあえず登りました。
安比温泉の分岐です。一度沢まで降りて、沢を渡った先が温泉です。
安比温泉の分岐です。一度沢まで降りて、沢を渡った先が温泉です。
本当に野湯です。温度はややぬるいくらいかな。入ったら気持ちよさそうですが、まだ先があるので、手と顔を洗うだけにしました。
先客が一人いらっしゃいました。ここだけが目的とのことです。気持ち良さそうでした。その方は2つ手前の写真の渡渉地点から沢沿いに来たそうです。刈り払いもしてあり、問題なかったとのことです。温泉経由して安比岳に登るなら、沢沿いの方が楽かもしれません。
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本当に野湯です。温度はややぬるいくらいかな。入ったら気持ちよさそうですが、まだ先があるので、手と顔を洗うだけにしました。
先客が一人いらっしゃいました。ここだけが目的とのことです。気持ち良さそうでした。その方は2つ手前の写真の渡渉地点から沢沿いに来たそうです。刈り払いもしてあり、問題なかったとのことです。温泉経由して安比岳に登るなら、沢沿いの方が楽かもしれません。
安比岳の登りから、スタート地点とおぼしきブナの駅がポツンと見えました。違うかもしれませんが・・・
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安比岳の登りから、スタート地点とおぼしきブナの駅がポツンと見えました。違うかもしれませんが・・・
安比岳手前の三角点に安比岳の看板があります。これは間違いです。三角点は頂上の印ではありませんよ。
安比岳手前の三角点に安比岳の看板があります。これは間違いです。三角点は頂上の印ではありませんよ。
さらに登った、この割れた看板の先が本当の頂上のようです。藪で覆われているのでパス。
さらに登った、この割れた看板の先が本当の頂上のようです。藪で覆われているのでパス。
八幡平の縦走路に出ました。ぶなの駅からちょうど2時間30分です。ここまで安比温泉で会った方以外に誰ともすれ違いませんでした。ここから茶臼岳方向に進みます。とたんに人だらけ。団体で歩かれているとなかなか追い越せません。
黒谷地湿原も人が多くて休まず突っ切りました。
八幡平の縦走路に出ました。ぶなの駅からちょうど2時間30分です。ここまで安比温泉で会った方以外に誰ともすれ違いませんでした。ここから茶臼岳方向に進みます。とたんに人だらけ。団体で歩かれているとなかなか追い越せません。
黒谷地湿原も人が多くて休まず突っ切りました。
本日最初で最後の頂上らしい頂上の茶臼岳です。ガスで岩手山も大深岳方面も見えませんでした。
本日最初で最後の頂上らしい頂上の茶臼岳です。ガスで岩手山も大深岳方面も見えませんでした。
茶臼岳避難小屋の脇から安比方向に入ります。八幡平スキー場が営業していた時は、リフト終点から八幡平へのツアーコースとして人気があり、コースも整備されていましたが、スキー場が閉鎖されてからはもう誰もこのコースは使わないのではないでしょうか。以前山スキーで茶臼岳から旧スキー場方向に行ってひどい目にあったことがあります。
茶臼岳避難小屋の脇から安比方向に入ります。八幡平スキー場が営業していた時は、リフト終点から八幡平へのツアーコースとして人気があり、コースも整備されていましたが、スキー場が閉鎖されてからはもう誰もこのコースは使わないのではないでしょうか。以前山スキーで茶臼岳から旧スキー場方向に行ってひどい目にあったことがあります。
安比岳経由の道は看板が300mごとにあるのに対し、茶臼岳から安比へのルートには新しい標識は一つも見なかったような気がします。あるのはこのような古い標識で、なにが書いてあったのかもう読めません。ただし、登山道は明瞭で、迷うようなところは一つもありませんでした。ただ2万5千図にある恵比寿森方面への分岐に気が付きませんでした。廃道になったんですかね。
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安比岳経由の道は看板が300mごとにあるのに対し、茶臼岳から安比へのルートには新しい標識は一つも見なかったような気がします。あるのはこのような古い標識で、なにが書いてあったのかもう読めません。ただし、登山道は明瞭で、迷うようなところは一つもありませんでした。ただ2万5千図にある恵比寿森方面への分岐に気が付きませんでした。廃道になったんですかね。
結構すんなりと朝に通った分岐に降りてきました。頂上から1時間かかりませんでした。
結構すんなりと朝に通った分岐に降りてきました。頂上から1時間かかりませんでした。
撮影機器:

感想

 以前から気になっていた安比温泉に行ってみることにしました。ただそれだけではなんなので、安比岳から茶臼岳の周遊コースにしてみます。
 朝の天気がいまひとつだったので、行くか止めるか国交省の岩手山ライブカメラと安比高原スキー場のライブカメラ(こちらは少しタイムラグがあるみたいです)をにらめっこしていました。どうも岩手山の頂上やスキー場の頂上は雲に覆われていないようなので、この天気は曇りではなくガスと判断してゴーしました。本当に便利な世の中になりました。昔だったら行ってみるしかなかったのに。
 ぶなの駅に着く前辺りから霧が濃くなって本当に大丈夫?って感じでしたが、歩き始めたらすぐに明るくなって、予想通りガスを抜けて日がさすようになりました。ぶなの駅から登山口まで林道なので、無理せずぶなの駅から歩き始めました。本当にぶな林が美しく、途中の湿原も車で走ったら気がつかなかったろうな、歩いて正解と悦に入っていました。
 安比温泉も秘湯そのもの。6月に訪れた方のブログでは浴槽にお湯がたまっていなかったようですが、今回はしっかりとたまっていました、地元の方がしっかり管理されているのでしょうね。湯の花の浮いた少し白濁した湯です。本当の安比温泉です。
安比岳、茶臼岳の登山道も部分的ですが、最近刈り払いを行ったようです。
茶臼岳から八幡平の縦走路の人の多さに比べて、なんと人の少ないコースでしょう。たしかに花は少ないけれど、静かな山歩きしたい方にはお勧めです。
 帰りも、登山口からぶなの駅まで、ぶな林と湿原の景色を楽しみながら下っていたら、大型バスとすれ違う。あれれ?ぶなの駅あたりがなんか・・大型バスが数台止まり、人だらけ。とてもゆっくりしていく雰囲気ではなく、顔を洗っただけで着替えもせずにさっさと帰ってきてしまいました。
 
 今回初めてゴム長靴で登ってみました。沢の渡渉があるのと、ここのところ天気が悪く、道がぬかるんでいることを予想してです。時々ゴム長登山がよかったといううレコもあるもので。たしかにぬかるみ、渡渉気にせず歩けたのは良かったです。でもゴム長が有効な場所の率が低いので、この位なら靴ぬらしても登山靴かトレランシューズの方がよいと思いました。

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