高妻山〜乙妻山
- GPS
- 09:30
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高妻山〜乙妻山間はひとけがなく、登山道が荒れ気味。 |
その他周辺情報 | 下山後は戸隠神告げ温泉湯行館(650円)に入浴。 |
写真
感想
戸隠キャンプ場の駐車場で車中泊し、2日目は高妻山、さらに乙妻山を目指します。前日ブユに刺された箇所がひどいかゆみを帯びて、非常に不快です。この日も沢沿いの樹林帯を歩いたため、ブユに襲われます。
沢を登り切って稜線に出ると、一不動でした。ここから二釈迦、三文殊…と乙妻山山頂の十三虚空蔵まで稜線上に仏様が祀られています。古来この地が信仰・修行の場であったことがうかがえます。前日の西岳や戸隠山も修験の道でした。こんな険しい、恐怖を感じる稜線で鍛錬していたのですから、昔の修行僧はどんな体力と精神力の持ち主なんでしょうか。
稜線上に出るとブユはいなくなります。ところが、おっきなアブが爆音のような羽音を立て、スズメバチのような警戒色でもって近づいてくるから、ぞっとします。あたりには無数の赤トンボが飛んでいます。昔、雄略天皇が吉野を訪れた時にアブに刺され、そのアブをトンボが捕まえたという伝説があって、トンボは「勝ち虫」と言われるようになったみたいですが、周りに飛んでいる赤トンボたちは、アブを捕まえてくれそうにはなかったです。
高妻山に登頂し、これで百名山30座目。それにしても、連日暑い…。やはり、3,000m級の北アルプスに比べ、2,000m級の戸隠連山では暑いです。虫が多いのも、気温が高くて、標高が低いためでしょうね。後悔しました。また、毎日下山して食事して温泉に入れるから快適な登山になるだろうなんて予想していましたが、実際は毎日登山と下山を繰り返すので、稜線上を縦走するより標高差が激しく、かなりきついことがわかりました。今さら思いついてもあとの祭りなので、もう1日がんばります。
この日も下山後は戸隠神告げ温泉湯行館(650円)に入浴。その後、前日と同じく築山で食事をしようと思ったら、本日の営業は終わってしまったとのことでした。そばが食べられないのかと残念に思っていたら、お詫びにと売り物の乾麺をくださいました。なんてやさしいお店なんでしょう。また戸隠に来ることがあったら、必ずここで食事します。
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