至仏山~子連れ4歳児


- GPS
- 33:10
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 857m
- 下り
- 845m
コースタイム
6:50駐車場(戸倉)7:10-7:40鳩待峠(乗合いタクシーで移動)-7:55山ノ鼻ビジターセンター-山ノ鼻至仏山荘(昼食)-11:39尾瀬植物研究見本園13:04-13:50(原の)川上川橋-14:01尾瀬ロッジ
【2日目】
6:39尾瀬ロッジ-6:51至仏山入口-11:40至仏山12:45-14:14小至仏山14:30-15:00オヤマ沢田代-16:57鳩待峠17:10-尾瀬ロッジ駐車場(戸倉)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場から乗り合いタクシーで鳩山峠へ移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ・路は濡れておりぬかるみ箇所有。 ・木道は新旧混在しており、ほとんどはよく整備されているが 一部斜めになっている。 ・蛇紋岩のため、ほとんど滑りやすい。 【トイレ】 ・鳩待峠、山ノ鼻にしかなく、登山道の途中にはまったくない。 【飲食店】 ・鳩待峠、山ノ鼻のみ。 |
写真
漣太郎は、スパッツを履いてたのですが
靴の中に直接しみてしまった。
靴下が濡れて、愚図る。
愚図って歩きたくないでぐらぐらしてたら
軍手までびしょ濡れになりさらに愚図るというやっかいな展開。
歩きはじめて5分もたたないうちに
さっきの小山が山頂だったことに気づき
泣きながら山頂なら休憩したかったから戻るという漣太郎。
しかたなく小至仏山へ戻る。
装備
個人装備 |
ヘッドライト 1 漣太郎以外
軍手または手袋 1
レインウェア 1 漣太郎以外
着替え一式 1 漣太郎以外
登山靴 1
ザック 1 漣太郎以外
スパッツ 1
タオルまたは手ぬぐい 1
帽子 1
半袖シャツ 2
ズボンまた半パンツ+タイツ 2
携帯電話 1 漣太郎以外
アウタージャケット 1
飲料水 2 漣太郎以外
カメラ 1 漣太郎以外
ウェットティッシュ 1
歯ブラシ 1 歯磨き粉は不要
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共同装備 |
レインウェア 1
軍手 1
着替え一式 1
アウタージャケット 1
行動食 3 お菓子類
タオルまたは手ぬぐい 1
ロールペーパー 1
地図 1
時計 1
飲料水 1
日焼け止めクリーム 1
筆記用具 1
ファーストエイドキット 1
トイレキット 3
ごみ袋 3
宿泊予約引受書 1
ベネフィット利用案内書 1
|
感想
鳩待峠から山ノ鼻へ向かい始めた時から
この場所のスケールの大きさを感じた。
朝早くから家を出て眠かったこともあってか
歩きはじめはしばらくフラフラしていた漣太郎でした。
それでも初日は難なく山ノ鼻まで到着。
ロッジが気に入った様子でした。
それでもやはり少し眠いのか
チェックイン時間にはすでに眠ってしまい
植物研究見本園をゆっくり散歩で終わった。
2日目は、山ノ鼻~至仏山~小至仏山~鳩待峠のルート。
いつものごとく地図の標準コースタイムの2倍を設定した。
ただ山ノ鼻~至仏山までが地図によってタイムが異なり
一番長く記されていた3時間20分で計算すると
朝5時20分には小屋を出発したいという計画でした。
ところが朝も昼もお弁当というのはお勧めしないという宿の方の助言で
朝は早い時間の朝食にしてもらい食べたらすぐに出発に。
それでも山頂に12時には到着しないとバスに間に合わないだろうと予測し
とにかく登りを頑張ろう!ということに。
漣太郎にもそのことを説明した。
山頂到着は11時40分と意外と早く安心。
登りは最初は階段が多かったが、
森林限界を超えしばらくすると
段々と遠くに見える尾瀬ヶ原、燧ケ岳を望み
時々振り返りながら山頂までたどり着けた。
山頂では越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山方面を眺めることができ
さらにテンションはあがる。
風はそれほど強くなく休んでいると
岩は冷たくて気持ちいいが、太陽からの日差しが暑かった。
漣太郎は、会う人達に「何歳?」と尋ねられ
「頑張っててえらいね~」と声を数えきれないほどかけてもらった。
そのおかげでモチベーションがほぼ劣ることなく
途中「靴下が濡れて嫌だ」「カメラで撮る時は自分に声かけて」
「鎖場を使うのは自分、父ちゃん、母ちゃんの順番」などといった具合な
こだわりによって生じた愚図りによるロスタイムが多かった。
小至仏山でも同じく。
山頂についたが、山頂に着いたことに気づかなった漣太郎。
写真を撮った後、本人から「行く」という掛け声のもとに
下りに出発したが、5分もたたないうちに「休憩」と言いだし
「小至仏山の山頂で休憩したかった」「山頂だってわからなかった」とのやりとり。戻りたいと言うので戻り、山頂にてしばし休憩。
ようやく機嫌を取り戻し、再出発だった。
漣太郎のトイレは3回。今回は途中にトイレが無いので
トイレキットで用を足してもらった。
下りは思ったより時間がかかり、バスの時間に間に合いたくて
最後の1キロはかなりのペースで歩いた。
漣太郎はというと、手をつないで下っていたが
テンションが高い。ほとんど笑いながら下った。
帰りのバスに間に合い乗ったらすぐ漣太郎は熟睡でした。
至仏山、漣太郎は登れるとは思っていたが
何よりコース時間の2倍の計算でいくと時間が心配であり、
また蛇紋岩がどれほどのものかという心配もあった。
が、無事に制覇出来て本当にほっとした。
山の鼻登山口近くで、「お兄ちゃん何歳?」と声をかけたものです。知らない人なのにきちんと「4才」と答えてくれました。本人はどう思っているか分かりませんが、こんな小さい時から山に登っていると、これから先、どれだけの山を登ることができるのだろうか?羨ましいです。無事な下山もできたし、この日は景色も開けてよかったですね。
先日の連休に登りましたが、あのシンドイ山を親子3人で・・
お疲れさまでしたm(_ _)m
三人の至仏山頂での笑顔は最高です
よく4才児(漣太郎チャン)と一緒に急登の続く山を辛抱強く登り
ましたね~(>_<)
凄い・素晴らしい・・親子愛 の山行き・とじっと見せていただ
きました
今後も親子愛の・・安全登の山レコを楽しみにしてます
お疲れ様でした。登山口近くでお会いしていたのですね。
息子は恥ずかしがって挨拶も出来ないことが多いのですが
年を聞かれて、頑張ってるねぇと声をかけられると
途端に元気になり、わかりやすいです
今はまだ親の趣味につきあってもらってるんで
これから先はわかりませんが、
「嫌だ」と言われないように(笑)
親子で楽しみたいと思います。
ほんとこの日は天気にも恵まれて良かったです。
お声かけありがとうございました。
子供にとってはロッククライミング状態でしたが
その方が好きみたいですね。親は子供ペースなのでおそらく子連れでない方に比べるとまったく楽チンなんだろうなぁと感じてます。
登山で親子愛を今後も深めて行きたいですねぇ~
いつか子供のペースについていくのが大変になるのが楽しみですね~。これからも親子で安全第一に楽しんでいきますね。
コメントありがとうございました
今月4歳になる息子と尾瀬ロッジ泊で2日目におなじルートで至仏山に登ろうと思います。体力面の不安はありませんが飽きず集中してくれるといいのですが。
至仏山の山頂までの間、鎖場があるかと思いますがお子さん一人でも上れる感じでしたでしょうか?
危険な感じなら背負って通過しようかとは考えていますが。
また、小至仏から鳩待までかなり時間を要していたようですが休憩や遊びながらゆっくり行動したためでしょうか。
標準タイムの1.8倍程度で考えると16時には鳩待峠という計画を立てています。
はじめまして、mckee30さん。
4歳児の至仏山のレコ、懐かしく思い出しながらコメントします。
4歳児なので、ほんのちょっとした出来事で進まなくなりました。
登り始めの登山道は泥濘があったのですが、靴が濡れ靴下までも染み込んで
まずそこで機嫌が悪くなって泣いてました。途中で着替えをして気を取り戻しました…。
小至仏山ピークで、写真を撮り本人に伝えてたはずなのに
下り始めたら、小至仏山ピークでもう少し休憩したかったし、ピークだと知らなかったから
戻れと言われ…言い出したら足が前へ進まないということもあり引き返しました。
体力は登れる子は4歳でも大丈夫だと思いますが、4歳児の気分をうまくのせることが
できるかが鍵かと思います。
さらに問題はトイレですね。うちは男の子なのでやりやすかったですが
途中でトイレキットを2回くらい使ったかと思います。
心配されている鎖場ですが、ひとりで登ってました。
むしろ手出しをすると怒るタイプで、一番先に登らないと嫌がったので
やってもらいましたが、大丈夫でした。
今から思うと結構、ギリギリ計画だったなと思います。
引き返すこともできないので今なら4歳児でこのコースはやらないかもしれません。
うちもギリギリでゴール地点残り1キロは、遊びながら上手く乗せて走って
下山してたと記憶しています。
なので、たまたまうまくいったかもしれませんと感じてます。
今までの登山経験にもよりますし、4歳児で体力あれば登れるよ!って思いませんので
気をのせられるアイテム必須だし、背負子は覚悟しておいた方が良いと思います。
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