ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 325648
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

八方尾根〜唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜扇沢

2013年07月20日(土) ~ 2013年07月22日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
49:43
距離
25.7km
登り
2,634m
下り
3,119m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
八方池山荘〜八方池〜丸山〜唐松山荘(荷物デポ)〜唐松岳山頂〜唐松山荘〜五竜山荘

2日目
五竜山荘〜五竜岳山頂〜G5 〜口ノ沢のコル〜
キレット小屋〜鹿島槍北峰分岐(荷物デポ)〜北峰〜鹿島槍北峰分岐〜鹿島槍南峰〜布引山〜冷池山荘

3日目
冷池山荘〜爺ヶ岳南峰〜種池山荘〜爺ヶ岳登山口
天候 20日 晴れ
21日 晴れのちガス
22日 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
20日朝 扇沢(爺ヶ岳登山口)駐車場へ集合、車1台をデポして八方へ移動
22日  大町温泉郷経由、信濃大町駅で解散
コース状況/
危険箇所等
後立山のメジャールートですので整備は行き届いていますが、唐松小屋〜鹿島槍ヶ岳の間は岩稜帯やザレ場の通過が多数有り、体力面と合わせて初心者にはハードルが高いと思われます。
ある程度の経験を積んでからトライされることをお薦めします。

※ 冷池山荘の外トイレは工事中です(基礎工事の段階)。山荘内のトイレが使用出来ます。
  テン場から小屋までサンダルで行くのはきついです。特に暗いときは足下に十分注意して下さい。
※ 種池山荘に薬師の湯の100円割引券がありました。
ウエストポーチを加えると20kg超。
もう少し軽くしたかったな。
2013年07月20日 06:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 6:26
ウエストポーチを加えると20kg超。
もう少し軽くしたかったな。
ゴンドラからリフトを乗り継ぎます
2013年07月20日 06:50撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/20 6:50
ゴンドラからリフトを乗り継ぎます
白馬三山はまだ随分白いですね
2013年07月20日 06:57撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
8
7/20 6:57
白馬三山はまだ随分白いですね
目指すは鹿島槍ヶ岳
2013年07月20日 07:04撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 7:04
目指すは鹿島槍ヶ岳
白馬三山は絵になります
2013年07月20日 07:10撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
6
7/20 7:10
白馬三山は絵になります
sakusakuさん達を追い越してしまいました
2013年07月20日 07:26撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/20 7:26
sakusakuさん達を追い越してしまいました
八方池の定番のアングル
人が大勢いました
2013年07月20日 07:57撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
13
7/20 7:57
八方池の定番のアングル
人が大勢いました
2013年07月20日 08:13撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 8:13
2013年07月20日 08:35撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 8:35
まだ雪渓が残っています
アイゼンは不要です
2013年07月20日 09:05撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/20 9:05
まだ雪渓が残っています
アイゼンは不要です
唐松山荘が見えました
2013年07月20日 09:55撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 9:55
唐松山荘が見えました
山頂からのパノラマ
2013年07月20日 10:19撮影
2
7/20 10:19
山頂からのパノラマ
唐松山荘とテン場
ジグザグに下ります
2013年07月20日 10:20撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7
7/20 10:20
唐松山荘とテン場
ジグザグに下ります
不帰方面
2013年07月20日 10:21撮影
1
7/20 10:21
不帰方面
本当は向こう側に行くつもりだった・・・
雪がいっぱい(汗
2013年07月20日 10:24撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/20 10:24
本当は向こう側に行くつもりだった・・・
雪がいっぱい(汗
まだ先は長い
2013年07月20日 11:29撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/20 11:29
まだ先は長い
牛首を巻きます
2013年07月20日 11:31撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 11:31
牛首を巻きます
延々と岩場の通過
2013年07月20日 11:31撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/20 11:31
延々と岩場の通過
人が多いと渋滞になります
2013年07月20日 11:35撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 11:35
人が多いと渋滞になります
振り返って
2013年07月20日 11:35撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 11:35
振り返って
コマクサで和みます
2013年07月20日 11:46撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 11:46
コマクサで和みます
ずっと渋滞
2013年07月20日 12:12撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 12:12
ずっと渋滞
五龍は大きいなぁ
2013年07月20日 12:23撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 12:23
五龍は大きいなぁ
雪渓がぶつ切れです
2013年07月20日 12:24撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/20 12:24
雪渓がぶつ切れです
少し近づきました
2013年07月20日 13:18撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/20 13:18
少し近づきました
compassさんの差し入れ
丑の日にはちと早いですが、精を付けます
2013年07月20日 16:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/20 16:55
compassさんの差し入れ
丑の日にはちと早いですが、精を付けます
朝の小屋前
広場にもテントが一杯
2013年07月21日 04:39撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 4:39
朝の小屋前
広場にもテントが一杯
さて、五龍のピークを目指しますよ
2013年07月21日 05:17撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 5:17
さて、五龍のピークを目指しますよ
結構な高度感があります
2013年07月21日 05:35撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 5:35
結構な高度感があります
鹿島槍ヶ岳とダイヤモンドコース方面
2013年07月21日 05:44撮影
7/21 5:44
鹿島槍ヶ岳とダイヤモンドコース方面
剱・立山をバックに
2013年07月21日 05:52撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/21 5:52
剱・立山をバックに
パノラマで
2013年07月21日 05:52撮影
3
7/21 5:52
パノラマで
五龍からガラ場を下ります
2013年07月21日 06:10撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 6:10
五龍からガラ場を下ります
振り返ると
2013年07月21日 06:35撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 6:35
振り返ると
ここからが核心部?
2013年07月21日 06:47撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 6:47
ここからが核心部?
G5の基部を通過
2013年07月21日 06:59撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/21 6:59
G5の基部を通過
チシマギキョウ
2013年07月21日 07:13撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/21 7:13
チシマギキョウ
ウスユキソウ
ピントが甘い(汗)
2013年07月21日 07:14撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 7:14
ウスユキソウ
ピントが甘い(汗)
まだまだ鹿島槍は遠い
2013年07月21日 07:44撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/21 7:44
まだまだ鹿島槍は遠い
石楠花
2013年07月21日 07:51撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/21 7:51
石楠花
梯子が出てきました
2013年07月21日 08:03撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 8:03
梯子が出てきました
軽装なら良いんだけどちょっとザックが重い
2013年07月21日 09:19撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 9:19
軽装なら良いんだけどちょっとザックが重い
斜度がありますね
2013年07月21日 09:22撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 9:22
斜度がありますね
すれ違い待ち、有り難うございます
2013年07月21日 09:28撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
4
7/21 9:28
すれ違い待ち、有り難うございます
下りも落石注意
2013年07月21日 09:33撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 9:33
下りも落石注意
キレット小屋だ〜
Lにしましょう
2013年07月21日 09:47撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/21 9:47
キレット小屋だ〜
Lにしましょう
八峰キレット方面へ急登
2013年07月21日 10:38撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/21 10:38
八峰キレット方面へ急登
まあ、こんな感じ
2013年07月21日 10:40撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 10:40
まあ、こんな感じ
良く写真に出てくる梯子と
2013年07月21日 10:46撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/21 10:46
良く写真に出てくる梯子と
その先のトラバース
2013年07月21日 10:47撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 10:47
その先のトラバース
梯子ではなく鎖のあるザラ場を下ります
2013年07月21日 10:51撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 10:51
梯子ではなく鎖のあるザラ場を下ります
ここはどうって言うことはない
2013年07月21日 10:51撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 10:51
ここはどうって言うことはない
中央、やや右下にキレット小屋の一部が見えていますが、分かりますか?
2013年07月21日 11:07撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 11:07
中央、やや右下にキレット小屋の一部が見えていますが、分かりますか?
登り返しがきついです
2013年07月21日 11:45撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 11:45
登り返しがきついです
吊尾根分岐でザックを置き、北峰を空身でピストン
2013年07月21日 12:02撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 12:02
吊尾根分岐でザックを置き、北峰を空身でピストン
こっちは人が少ない
2013年07月21日 12:10撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
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7/21 12:10
こっちは人が少ない
ガスが湧いてきます
2013年07月21日 12:11撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/21 12:11
ガスが湧いてきます
大きな音がしたと思ったら、人より大きい岩が雪渓の上に!
2
大きな音がしたと思ったら、人より大きい岩が雪渓の上に!
滑って落ちていきました(汗
3
滑って落ちていきました(汗
さあ、南峰まであと少し
2013年07月21日 12:37撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 12:37
さあ、南峰まであと少し
やった〜 結構疲れている・・・
2013年07月21日 12:58撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
3
7/21 12:58
やった〜 結構疲れている・・・
雪渓に穴ぼこが。
ウィルソン株みたいにハート型にならんものかと覗いてみるが、ちょっと違う(笑
2013年07月21日 13:17撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
7/21 13:17
雪渓に穴ぼこが。
ウィルソン株みたいにハート型にならんものかと覗いてみるが、ちょっと違う(笑
2013年07月21日 13:24撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 13:24
爺ヶ岳
中程に冷池山荘が見えます
2013年07月21日 13:41撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
2
7/21 13:41
爺ヶ岳
中程に冷池山荘が見えます
今日は、生でしょ!
2013年07月21日 15:11撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
6
7/21 15:11
今日は、生でしょ!
テン場は広々
ちょっと遠いのが難点
2013年07月21日 16:52撮影 by  DMC-FZ28, Panasonic
1
7/21 16:52
テン場は広々
ちょっと遠いのが難点
最終日はガスの中
2013年07月22日 04:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 4:46
最終日はガスの中
爺ヶ岳中峰と
2013年07月22日 05:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/22 5:39
爺ヶ岳中峰と
南峰を踏みます
2013年07月22日 06:01撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 6:01
南峰を踏みます
種池山荘前はコバイケイソウのお花畑
2013年07月22日 06:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/22 6:41
種池山荘前はコバイケイソウのお花畑
雪渓トラバース自体は問題ありませんが
2013年07月22日 06:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:55
雪渓トラバース自体は問題ありませんが
落石には十分に注意して
2013年07月22日 06:57撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 6:57
落石には十分に注意して
振り返ると結構な傾斜があるんですね
2013年07月22日 06:59撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 6:59
振り返ると結構な傾斜があるんですね
稜線上に種池山荘が
2013年07月22日 07:31撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 7:31
稜線上に種池山荘が
扇沢ターミナルと針ノ木雪渓
2013年07月22日 07:46撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/22 7:46
扇沢ターミナルと針ノ木雪渓
登山口です
お疲れ様でした
2013年07月22日 08:36撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/22 8:36
登山口です
お疲れ様でした

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25,000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 ライター ナイフ 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 手袋 ストック ビニール袋 替え衣類 シュラフ ザックカバー 食器 水筒 時計 日焼け止め 非常食
共同装備
テント テントマット コンロ ガスカートリッジ コンロ台 コッヘル(鍋) 医薬品 カメラ

感想

【20日】

当初、この日程で早月尾根〜剱岳〜大日岳を小屋泊まり縦走する予定でしたが、1週間ほど前になってもかなりの残雪が残っているという情報でした。梅雨明けが早く、雨による融雪が進まなかったのが誤算で、急遽、代替案の後立山となりました。

一人、夜行バスアプローチのため予約のキャンセルと再予約を行い、金曜夜の飲み会を途中で抜け出して準備し、新宿から白馬方面行きのバスに乗り込みます。
運良く隣が空席だったため、横になって多少眠れました。
七倉経由のバスが扇沢に着くとCompassさん、Masuzushiさんが車で先着しており、1台をそのまま爺ヶ岳登山口にデポして八方のゴンドラリフトに向かいます。
朝霧が晴れて天気は上々! ゴンドラ、リフトと乗り継いで、あっという間に八方池山荘前に到着。白馬三山と目指す鹿島槍方面もスッキリ見えて気持ちが高ぶります。
テント泊装備になって、なんやかんやで約20kgのザックとなったため、スタートはゆっくり・・・と思ったら、ちょっと早めのペースで行きますね。出だしとは言え付いていくのがキツイです。何とか良いペースに付いていくと前方にちょっと見たことがあるような方が? 振り返るとsakusakuさんでした。その前にはwakaさんもいらっしゃいます。
単独ではなかったのでご挨拶だけで通過してしまいましたが、大変失礼を致しました。

このコース、ずっと以前に縦走した他、昨秋も唐松小屋まで登っているので、そこまではルート状況も分かっています。それでも扇雪渓が大きく、イメージは秋と随分違います。
鎖の付いたトラバースを通過すると、登山者で賑わう唐松小屋の前に出ました。ここでザックを置き、唐松岳山頂をピストンします。途中で今度は13Bさんとすれ違います。sakusakuさんから情報がメールで行っていたようで、お互いびっくりではありませんでした。
さて、小屋に戻ってLにします。ここから暫くが今日のハイライト。ちょっと出発に手間取っていたら、20名のツアーの方々に先を越されたのでもう少し調整してから出発。それでも鎖場が多いこのコース、大人数だとどうしても時間が掛かるので直ぐに渋滞に巻き込まれてしまいます。
昔の記憶はあまり残っていませんが、牛首のトラバースはそこそこ緊張感があって、テン泊の装備では荷物に振られないように気を遣います。連休のレコでは悪天の中ここを通過されている方々がいらっしゃいましたが、我々は天気が悪かったら撤退したかなぁ・・・

牛首を下りきった辺りでツアーパーティーに先行させて頂きましたが、登りになるとこちら(私だけ?)も足が進みません。五竜岳はでっかいし、小屋の位置はあそこだっけ?いやその上かも(地図読みが足りませんね)・・・等と甘い期待を膨らませないように抑えながらゆっくりと登ります。足に余裕のあるCompassさんがテン場へ先行します。やっと辿り着くと何とか本来のテン場スペースにソロとツインの2スペースが確保されていました。Compassさん有り難う!
その後に到着した方は小屋前の広場や軒下などに張っておられました。

一息ついて、早速缶ビールで乾杯。今日は食材もいろいろあるので、肉やウナギ(!)、日本酒も出して宴会。16:30からは夕食となり、明日に備えて早々に就寝となりました。


【21日】

予定は3時起床。2つのテントの間にあったソロの方の目覚ましで起きるとちょうど3時でした。寝過ごさなくて良かった。棒ラーメンの朝食で、撤収をして4時半過ぎに出発。テントに結露がなかったので気分良く歩き出せました。まずは五龍岳への岩稜を登ります。ここって、こんなだったっけ・・・と思うほど岩場が厳しいのは、歳を重ねたせいか、それともザックが重いのか・・・いずれにしても今は余裕がないんだなとつくづく感じます。
山頂分岐はもう殆ど山頂と変わらない高さですが、ザックを置いて空身で山頂に行きます。今日も良い天気で剱・立山をはじめ、ダイヤモンドコースから槍穂までバッチリです。
何時までも居たいですが、ここからがまたハードなルートなので先を急ぎます。
八峰キレットよりもその手前と言われるように、どちらかというとキレット小屋までの方がきつい感じ。ここでMasuzushiさんの靴にトラブル。踵が剥がれてしまいました。ショートスパッツのゴムで押さえて続行しますが、この先を考えると不安です。すれ違いのグリーンレンジャーの方と靴をチェックしていると、通りかかったソロの方がテーピングテープを出してくれました。本当に有り難うございました。
おかげさまで何とか無事に山行を継続出来ました。以前から救急(応急)用に入れておかなければと思いつつ、まだ入っていなかったテーピングテープ。今度は入れておきます。(事前のチェックもね)

五龍山荘を水とドリンクで2Lくらい持って出たのに、キレット小屋でL(何故か溫麺)を作ると残り0.5L程度しか無く、ここで珍しくコーラを購入。糖分補給にもなりちょっと元気が出ました。
八峰キレットは小屋からの直登がキツイ。その先は記憶にある梯子の通過くらいで、まあここまでと比べてどうと言うことはありません。全体的に長いのでややハードですが、せっかくですから北峰にも空身で登り、双耳峰をクリアします。あとはテン場まで下るだけ・・・が、疲れも出てきてペースは上がりません。まあ、今日は日曜日だし、雨は降りそうもないのでトボトボ行きます。
冷池山荘のテン場は小屋から離れているけれど広めで、日曜日と言うこともあり空いています。先に設営をしてから酒やつまみ,水筒を持って小屋に向かいます。確かにサンダルで行くような感じではありません。
小屋で外トイレを探すとありません・・・? 聞いたら建て替え中(小屋の手前のスペースがやはりそうらしい)なので小屋の中のトイレを使ってくださいとのこと。靴を脱ぐのが面倒なので、取りあえず生ビールを先にすることにしました。
このまま小屋前で夕食まで過ごすつもりでしたが、テントの札を5時頃にチェックにくるということなので、夕食はテン場に戻ることにしました。
缶ビールも小屋前で飲んで、トイレと水の購入を済ませてテン場に戻ります。
2日間の好天を振り返って、明日は何とか雨にならないと良いなぁなどと思いながら、今日も早い就寝となりました。


【22日】

昨夜は11時過ぎにパラッと雨が降り不安はありましたが、幸い大して降らず朝はガスの中でした。3時起床でそれぞれ朝食を済ませ、撤収をしたら取りあえず冷池山荘まで各自で行きます。ヘッデンだとルート脇の崖も気をつけないと危ないです。山荘内のトイレをお借りしてから出発の準備。今日はちょっと登ってあとは下るだけです。
明るくなり始めるころに小屋を出発、爺ヶ岳に登ると思っていたら初めは下りから入ります。今日は完全にガスの中であまり視界はありません。登り返しも先が見えないので淡々と刻んで行くしかありません。爺ヶ岳中峰、南峰を経由し種池山荘に到着。一面のコバイケイソウに迎えられました。
山荘で薬師の湯が朝からやっていることが分かり、それなら早く下りても問題無いね、ということで雨が落ちないうちにとさっさと下ります。下りてくると天気はやや回復。稜線の上の方はガスが掛かっているものの、中腹から下は陽が射して雪渓が輝いています。早く下りたらバスの時刻は変えられるんだろうかと思いながら、良いペースで登山口まで下りてきました。
薬師の湯に入り、早昼をどこかでと思いましたがさすがにまだ営業時間ではありません。信濃大町付近をウロウロし、結局11時開店のお蕎麦屋さんに入って、待ち時間にバス会社へ電話。昼頃の便があればと思ったら、1本前は9時台でした(泣)。結局、予約をしていた15:10のバスまで干し物や散髪をしながら時間調整し、新宿着は20時頃になってしましました。

Masuzushi,Compassさん、いろいろ有り難うございました。
また、宜しくお願いします。


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コメント

44枚目〜
三人様 こんにちは

44枚目の写真に写っている上にいる二人は、私(sakura0725)とご一緒したButaModernさんですよ

やー、やっぱりすれ違ってたんですね、びっくりです

多分、分かってたらもっとお話ししてたんだろうと思います。その節はすれ違いのご挨拶だけで失礼しました

またどこかでお会いできるといいですねっ
2013/7/27 14:13
あの時でしたか
sakura0725さん、コメント有り難うございます。

あの時は私が遅くて上でお待たせしてしまいました。申し訳ありません。
すれ違いはキレット小屋よりも五龍側でしたか、やっぱり早いですね

いつかまたお会いできると思いますが、もっとヤマレコをアピールしなきゃ行けませんね。新しいTシャツにしようかな
2013/7/27 19:18
6枚目〜
三人様 こんにちわ
(sakura0725さんの真似してみました。)

五龍までかな?と思ったら爺まで行かれたんですね。
あの時私が振り返ったのは
何かのお告げです
びびびっと来たんですね。

私はすっかり軟弱ですが、この逆コースを歩いた事があります。(遠い昔。。。confident

崖の間に現れたキレット小屋に感動しました。
2013/7/27 19:30
神様のお告げ?
sakusakuさん、

あの時は熱い視線に振り返って頂き有り難うございました

ずっと昔は針ノ木まで行ったはずなのですが、昔の事って忘れていることが多いですね〜 歳は取りたくないな
2013/7/27 20:37
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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [3日]
扇沢〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜アルプス平縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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