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Yamareco

記録ID: 3264266
全員に公開
ハイキング
甲信越

小秀山 〜 滝めぐり、シャクナゲ祭り、そして御嶽を眺める

2021年06月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:54
距離
12.2km
登り
1,350m
下り
1,331m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
2:08
合計
9:54
6:46
7:04
46
7:50
8:11
87
9:38
45
10:23
10:42
4
10:46
11
10:57
24
11:21
13
11:34
12:29
12
12:41
12:42
16
12:58
12:59
14
13:13
13:14
3
13:17
13:24
119
15:23
15:27
2
15:29
15:30
33
16:03
乙女渓谷キャンプ場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:乙女渓谷キャンプ場(¥500)
コース状況/
危険箇所等
乙女渓谷:落石で木製の遊歩道が破壊されている箇所がある。通行はできた。
カモシカ渡り:ほぼ垂直の岩場があるが、ホールドがしっかりしていて、危ない感じではない。
その他、全般でコース整備がしっかりしている。
スタートは乙女渓谷のキャンプ場。駐車場近くの管理棟に行って駐車料金を払います。この日は無人だったのでポストに投函。
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スタートは乙女渓谷のキャンプ場。駐車場近くの管理棟に行って駐車料金を払います。この日は無人だったのでポストに投函。
登りは二の谷ルートから。管理棟横の橋を渡って登山開始。新緑が気持ちいいです。
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登りは二の谷ルートから。管理棟横の橋を渡って登山開始。新緑が気持ちいいです。
二の谷ルートは乙女渓谷の渓流に沿って進みます。途中、いくつかの滝を巡って行くようで楽しみです。
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二の谷ルートは乙女渓谷の渓流に沿って進みます。途中、いくつかの滝を巡って行くようで楽しみです。
しっかりとした造りの木橋が続く遊歩道を行きます。水のせせらぎに癒されます。
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しっかりとした造りの木橋が続く遊歩道を行きます。水のせせらぎに癒されます。
水はとにかくきれい。小さな滝にもついつい足を止めて写真撮影。
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水はとにかくきれい。小さな滝にもついつい足を止めて写真撮影。
もう少し光が欲しいですが、深い谷の中なので、朝方は難しそうです。
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もう少し光が欲しいですが、深い谷の中なので、朝方は難しそうです。
それにしても、すごいところに道を通していますね。ここなんて、完全に渓流の中。足元を水が流れています 笑
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それにしても、すごいところに道を通していますね。ここなんて、完全に渓流の中。足元を水が流れています 笑
若葉の色が清々しいです。紅葉の時期に写真撮影だけに来てもいいかも。
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若葉の色が清々しいです。紅葉の時期に写真撮影だけに来てもいいかも。
この階段はなかなかハード。というか、やっぱり造りがすごい。
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この階段はなかなかハード。というか、やっぱり造りがすごい。
ねじれ滝。木々が邪魔をして隠れ気味ですが。
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ねじれ滝。木々が邪魔をして隠れ気味ですが。
最初の大きな滝、和合の滝。いい雰囲気で、ここで暫しの撮影タイム。
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最初の大きな滝、和合の滝。いい雰囲気で、ここで暫しの撮影タイム。
和合の滝 1
和合の滝 2
和合の滝 3
和合の滝 4
淵のグラデーションがきれいでした。
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和合の滝 4
淵のグラデーションがきれいでした。
名のない小さな沢も、どこも美しいです。
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名のない小さな沢も、どこも美しいです。
和合の滝からはしばらく渓流を離れて、しっかり登るルートに。
和合の滝からはしばらく渓流を離れて、しっかり登るルートに。
途中にあった避難小屋。登山で使うことはなさそうだけど、中はきれいでした。
途中にあった避難小屋。登山で使うことはなさそうだけど、中はきれいでした。
大きな落石。前方の階段が壊れています。手すり部分の足場を使って慎重に通過。小さい落石は他にも数箇所でありました。
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大きな落石。前方の階段が壊れています。手すり部分の足場を使って慎重に通過。小さい落石は他にも数箇所でありました。
奥に乙女渓谷最大の滝、夫婦滝が見えて来ました。
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奥に乙女渓谷最大の滝、夫婦滝が見えて来ました。
木々の間から覗く夫婦滝。
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木々の間から覗く夫婦滝。
今までの滝とはスケールが違います。落差80mだそうです。ちなみにこれは男滝で、夫婦滝というからには女滝があるわけだけど、ルート上からは見えません。途中に展望台への分岐があったけど、近くで見えるからいいや、とスルーしたのは失敗…。
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今までの滝とはスケールが違います。落差80mだそうです。ちなみにこれは男滝で、夫婦滝というからには女滝があるわけだけど、ルート上からは見えません。途中に展望台への分岐があったけど、近くで見えるからいいや、とスルーしたのは失敗…。
夫婦滝からは急登になります。観光目的のトレッキングなら夫婦滝までですかね。
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夫婦滝からは急登になります。観光目的のトレッキングなら夫婦滝までですかね。
流れの先がなくなってますが、ここが夫婦滝の落ち口みたいです。滝の上を見ることって初めてかも知れません。
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流れの先がなくなってますが、ここが夫婦滝の落ち口みたいです。滝の上を見ることって初めてかも知れません。
これは子滝。
そして最後の滝、孫滝に到着。写真の撮り過ぎで、コースタイムよりもだいぶ時間が掛かっていますが、ここでもしっかり撮影タイム。
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そして最後の滝、孫滝に到着。写真の撮り過ぎで、コースタイムよりもだいぶ時間が掛かっていますが、ここでもしっかり撮影タイム。
孫滝 2
楽しい滝巡りはこれでおしまい。
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孫滝 2
楽しい滝巡りはこれでおしまい。
ここからは一気に登ります。巨大な鎧岩を通過。
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ここからは一気に登ります。巨大な鎧岩を通過。
道も険しくなり、木の根っこを掴みながら登る箇所も。
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道も険しくなり、木の根っこを掴みながら登る箇所も。
イワカガミがたくさん咲いていました。
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イワカガミがたくさん咲いていました。
さて、小秀山登山の最大の難所といわれている、カモシカ渡りです。
さて、小秀山登山の最大の難所といわれている、カモシカ渡りです。
一段目は木の根っこで、二段目がこの岩場。「小秀山↑」の看板がなんかシュール(苦笑)。ほぼ垂直って感じですが、ホールドはしっかりしていて、腕力も使ってクリア。
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一段目は木の根っこで、二段目がこの岩場。「小秀山↑」の看板がなんかシュール(苦笑)。ほぼ垂直って感じですが、ホールドはしっかりしていて、腕力も使ってクリア。
カモシカ渡りを過ぎるとシャクナゲが見られるように。
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カモシカ渡りを過ぎるとシャクナゲが見られるように。
引き続きイワカガミも。
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引き続きイワカガミも。
下山で使う三の谷ルートと合流してからは、小秀山まで尾根道となります。眺望はあまりないけど、時々、開けるところも。ガスっぽいけど、うっすら御嶽山の姿も。
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下山で使う三の谷ルートと合流してからは、小秀山まで尾根道となります。眺望はあまりないけど、時々、開けるところも。ガスっぽいけど、うっすら御嶽山の姿も。
ちょうどガスとの境目ぐらいですかね。
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ちょうどガスとの境目ぐらいですかね。
ひと際、巨大な兜岩。
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ひと際、巨大な兜岩。
兜岩の上から。先行者の方はもう一歩、先まで行っていたけど、ちょっと怖くてここまで。完全に下界が見渡せるそうです。
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兜岩の上から。先行者の方はもう一歩、先まで行っていたけど、ちょっと怖くてここまで。完全に下界が見渡せるそうです。
ガスが薄くなって、御嶽山がくっきりと。
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ガスが薄くなって、御嶽山がくっきりと。
中央アルプスの山々もなんとか見えました。木曽駒あたりかな?
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中央アルプスの山々もなんとか見えました。木曽駒あたりかな?
兜岩を過ぎると大きな登りは無くなり(ただ、割とアップダウンはある…)、小秀山へラストスパート。
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兜岩を過ぎると大きな登りは無くなり(ただ、割とアップダウンはある…)、小秀山へラストスパート。
「第二高原」と名前が付いているあたりのシャクナゲがすごかったです。ちょうどベストな時期でしたね。シャクナゲ祭り状態です。
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「第二高原」と名前が付いているあたりのシャクナゲがすごかったです。ちょうどベストな時期でしたね。シャクナゲ祭り状態です。
シャクナゲ 1
一株一株、少しずつ花の色の濃さが違って個性的。
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シャクナゲ 1
一株一株、少しずつ花の色の濃さが違って個性的。
シャクナゲ 2
蕾もかわいいですね。
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シャクナゲ 2
蕾もかわいいですね。
シャクナゲ 3
ポンポンがたくさん。
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シャクナゲ 3
ポンポンがたくさん。
シャクナゲ 4
最後はアップで。
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シャクナゲ 4
最後はアップで。
山頂に建つ小屋が見えました。まだ意外と距離があって、心が折れそうに…。
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山頂に建つ小屋が見えました。まだ意外と距離があって、心が折れそうに…。
細かなアップダウンが疲れた体にシンドイ…。
細かなアップダウンが疲れた体にシンドイ…。
最後は黙々と歩き続けて小秀山山頂に到着。スタートから5時間半近く掛かっていますが、写真を撮り過ぎなので、あてにしないでください。御嶽山がしっかり見えていて嬉しいです。
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最後は黙々と歩き続けて小秀山山頂に到着。スタートから5時間半近く掛かっていますが、写真を撮り過ぎなので、あてにしないでください。御嶽山がしっかり見えていて嬉しいです。
小秀山は御嶽山の展望台ですね。裾野が一望できます。青空が欲しかったけど、梅雨であることを考えれば、これなら十分でしょう。
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小秀山は御嶽山の展望台ですね。裾野が一望できます。青空が欲しかったけど、梅雨であることを考えれば、これなら十分でしょう。
御嶽山を拡大。噴煙は少しだけ。
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御嶽山を拡大。噴煙は少しだけ。
その他の山は残念ながらあまり見えませんでした。中央アルプスが辛うじて。
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その他の山は残念ながらあまり見えませんでした。中央アルプスが辛うじて。
本日のランチはジェノベーゼのパスタ。バジルを持ってくるの忘れた…。フォカッチャ(Pasco)もなかなか良く合います。
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本日のランチはジェノベーゼのパスタ。バジルを持ってくるの忘れた…。フォカッチャ(Pasco)もなかなか良く合います。
ちゃんと御嶽山を見られたので、てるてる坊主たちをしっかり褒めておきました 笑
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ちゃんと御嶽山を見られたので、てるてる坊主たちをしっかり褒めておきました 笑
下山の前に、もう一度、御嶽山を。
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下山の前に、もう一度、御嶽山を。
さて、、長い下山の始まりです。すでにまずまず足が終わっています…。
さて、、長い下山の始まりです。すでにまずまず足が終わっています…。
まあ、ゆっくり下ろうと決めて、花を探しながら。
オオカメノキ かな?
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まあ、ゆっくり下ろうと決めて、花を探しながら。
オオカメノキ かな?
ミツバオウレン
コバイケイソウ
まだほとんど蕾。
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コバイケイソウ
まだほとんど蕾。
ゴゼンタチバナ
兜岩まで戻ってきました。行きよりも眺望がありますね。疲れているから岩には登らなかったけど…。
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兜岩まで戻ってきました。行きよりも眺望がありますね。疲れているから岩には登らなかったけど…。
三の谷ルートを下ります。カモシカ渡りは下る自信なし。。
三の谷ルートを下ります。カモシカ渡りは下る自信なし。。
あの尖がり山は鶏岩というそうです。以降、眺望もなく、特段のイベントも発生しない修行の下りになります。
あの尖がり山は鶏岩というそうです。以降、眺望もなく、特段のイベントも発生しない修行の下りになります。
三の谷ルートは九十九折りを繰り返すので、傾斜は緩やかで歩きやすいです。ただ、とにかく長い…。
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三の谷ルートは九十九折りを繰り返すので、傾斜は緩やかで歩きやすいです。ただ、とにかく長い…。
山の神まで降りて来れば、登山口はすぐ。今回も無事帰って来れて、感謝のお参り。
山の神まで降りて来れば、登山口はすぐ。今回も無事帰って来れて、感謝のお参り。
山頂から3時間掛かって三の谷の登山口。しかし、キャンプ場まであと2kmの林道歩きが残っている現実…。
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山頂から3時間掛かって三の谷の登山口。しかし、キャンプ場まであと2kmの林道歩きが残っている現実…。
相変わらずきれいな渓流です。水の音に疲れた体と心を癒してもらいました。
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相変わらずきれいな渓流です。水の音に疲れた体と心を癒してもらいました。
16時ちょうどに下山完了。疲れたけど、いい山でした。
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16時ちょうどに下山完了。疲れたけど、いい山でした。

感想

御嶽山の展望台といわれる小秀山へ。

スタートは乙女渓谷のキャンプ場で、二の谷の渓流に沿って滝めぐりをしながらの登山。新緑と水のせせらぎが心地よく、ここだけでも満足しちゃいそうでした。たくさんの写真を撮りながら、コースタイムを大幅にオーバーしながら進みます。夫婦滝を過ぎると本格的な登りに。カモシカ渡しは垂直に近い岩場で、ちょっとだけアルパイン気分。ただ、木の根っこや岩のホールドがしっかりしているので、怖さはなく登れました。

兜岩を通過すると、山頂まではなだらかな尾根歩き。ただし、細かにアップダウンがあるので、体力は確実に削られました…。ちょうどシャクナゲが見頃できれいでした。たくさん咲いていてシャクナゲ祭り状態。

色んなところで写真を撮り過ぎたせいもあって、登頂には5時間半近く掛かりましたが、なんとか小秀山に到着。御嶽山もしっかり見ることができました。

コースは変化があって面白いけど、それなりにハードなコースと思います。下山の三の谷ルートは特にイベントもないので、疲れた体で長い修行の時間でした…。でも、滝めぐり、シャクナゲ、御嶽山と、この山の魅力をコンプリートした感じで大満足です 笑

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稜線に吹く風のむこうへ
https://ridgeline-wind.hatenablog.com/entry/kohideyama/210611

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コメント

金曜日はお疲れ様でした。

とても同じルートの写真とは思えない
素敵な写真ばかりですね。

また、どこかの山でお会いした時は、ご挨拶させて頂きます。
2021/6/13 8:24
Re:
Hiroyasu72 さん
お疲れさまでした。
乙女渓谷の渓流が好きすぎて、写真撮りまくりの山行になりました。
シャクナゲの花もちょうど見頃で幸運でしたね。

またどこかで。
これからも良い山行を!
2021/6/13 9:39
懐かしく拝見!
おはようございます♪
私と同じルートでしたので懐かしく拝見させていただきました 今はシャクナゲが綺麗ですね お疲れさんでした
2021/6/16 8:40
Re: 懐かしく拝見!
akadake5 さん
コメントありがとうございます。
小秀山はコースが変化に富んでいて、なかなか楽しい山でしたね。
違う季節にも歩いてみたいです。
2021/6/17 7:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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