【甲斐駒ヶ岳】山頂独占まったり景色を堪能(黒戸尾根ピストン)
- GPS
- 12:21
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 2,568m
コースタイム
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 12:22
0.6〜0.7のペース表記になっていますが、割戻計算では登り:67%、下り:85%、合計:74%くらいのペースです。
天候 | 晴れ♪ 山頂では太陽が照り付けて暑い(というより痛い)くらい。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道須玉ICから道の駅はくしゅうへ、約10km、10分ちょっとくらい。 22:30に到着し、そのまま仮眠。 03:30に起床して尾白川渓谷駐車場へ移動、10分程度。 駐車場は04:00過ぎの出発時点で20台程度。 平日の割に車が多くてびっくり。 ◆帰り 行きの道を反対方向へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆全体 ・登山口から5合目までは植生の変化が楽しい普通の(というより、簡単なレベルの)登山道。 五合目から七丈小屋まではハシゴ中心、たまにクサリの急登。 七丈小屋を越えてしばらくすると森林限界の上に出て、岩場中心の急登。 地図/標高グラフの印象以上に、前半と後半で斜度が異なります。 ・五合目に向けて100mほど下りますが、誤差程度でとにかく登りっぱなし。 ・数日前のレコでは登山道に雪が残っているとの情報があがっていましたが、すっかり溶けてなくなっていました。 ・ヤマレコだと日帰りの方が多い印象のコースですが、私が下山のタイミングで登ってくる方も多く、宿泊の方も多そうです。 ◆登山口〜五合目 ・危険個所もなく、樹林帯の道が中心。 「急登の黒戸尾根」のイメージとは違って、緩やかな道が中心。 普通の森、クマザサの道、苔の道と植生の変化が楽しい道。 ・刃渡しは補助もしっかりしているし、気を付けていけば難しいところはなし。 ただし、切り立ってはいるので、間違うと谷の下に一直線・・・ 鳳凰三山・八ヶ岳の景色が素晴らしい場所でもあります。 ・刃渡しから刀利天狗まではちょっとした岩場・ハシゴ・クサリあり。 ◆五合目〜七丈小屋 ・小屋跡を越えて下りきってからの登り返しで急なハシゴの連続。 補助もしっかりしており、危ないと思うような個所はありませんでした。 さすが日本三大急登と思い始めたのはこの辺り。 ・石仏がいっぱい。 ちょうど手を置きたい位置に鎮座しているのですが、なんかバチがあたりそうで・・・ ◆七丈小屋〜甲斐駒ヶ岳 ・八合目の手前で森林限界の上に出ます。 ・クサリ場は、比較的クサリを頼りながらでないと登りづらい個所多し。 下りの時間帯になると、みなさんの汗で?多少、クサリが滑るところも。 ・どこから登ったらいいのか、一瞬、迷うようなところは、岩にステップが切ってあります。 ・急登なのと、空気が薄くなって体が重たいのとで、八合目から上が思いのほか時間を要しました。 |
その他周辺情報 | ◆七丈小屋 営業中。小屋泊、テント泊とも完全予約制のようです。 宿泊以外の方は水100円、トイレ200円。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(26ℓ)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
|
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感想
標高差がエグイ、ドMコースの黒戸尾根。
個人的なイメージでは、黒戸尾根を日帰りできる人は健脚の称号が与えられる人。
ずっと陽の長い時期にチャレンジしたかったのですが、梅雨の時期とも重なって毎年なかなかチャンスが訪れず。
ちょうど雪も解けているとの情報があり、天候もばっちりそうな平日。
仕事の都合もつき、またとないチャンスということでチャレンジしてきました。
歩き始めてしばらくすると、後から来た方々に次々と抜かれます。
抜かれた後は、あっという間に姿が見えなくなり・・・
引っ張られそうになりますが、勝手がわからないのでペースを守って進みます。
思っていた以上に順調に七丈小屋へ。
ここまでは途中、階段・ハシゴが多い区間はあったものの、持っていたイメージよりも普通の登山道。
七丈小屋を越えて森林限界を越えることには、頭にもやがかかった感じ。
出発が早い時には寝不足になりがちということもあるのかなあ。
体も重たくなり、一気に進みが遅くなります。
一方で周りは絶景の稜線歩き。
ケガをしてもしょうがないので、絶景を楽しみながら、慎重にノンビリ歩きを決め込みます。
平日とはいえ予想外に、山頂に到着時点ではほかに誰もおらず。
次の方が来たのは50分後で、それまでは山頂独占!
同じようなタイミングで出発して、途中で抜かれた方も多かったのですが、みなさんあまりに早すぎたということですね・・・
3度目の甲斐駒ヶ岳で、初めて好天に恵まれました。
絶好の天気の山頂は、まさに360度の絶景!
お昼ご飯を食べた後は、コーヒーを飲んでまったりと。
その後もボーっと景色を堪能して、気が付いたら1時間。
気持ちのよい山頂は、たまにこういうことがある。
山頂にいるうちに体は高所に慣れたようでしたが、下りは慎重に。
下山してしばらくは登ってくる方とのすれ違いも多く、ちょうどいいタイミングで山頂にいた模様。
多少、雲が多くなった時間帯はありましたが、下山時まで天候に恵まれて、素晴らしい登山を堪能しました(下山は多少、飽きましたが・・・)。
疲れはしましたが、また行きたいと思ういいコースでした。
また行くために、体力維持に努めんと。
dai tさん、こんにちは。
日帰り黒戸尾根ピストンお疲れさまでした。
上の方はまだ雪が消えたばかりで冬枯れでしたか。
まだ春の名残りなんですね。
抜群に陽が長くて涼しい6月が、8月より良いのかもしれませんね。
自分が歩いた6年前と比較してそう感じました。
このコースはホントに変態レベルのスピードハイカー?
というよりトレイルランナーが多いですよね。
とにかくウルトラ級にキツイコースなので少しでも若いうちにトライした方が良いと思います、私は6年前、これが最後と思いました。
yamaheroさん、ありがとうございます。
おかげさまで無事に歩きとおしてきました!
以前に比べると、この時期でもだいぶ暑さを感じるようにはなってきましたが、さすがに3,000m近くになると夏はこれからのようです。
変態レベルの多さにはびっくりしました!
普段、他の山を歩いているときには考えられないような抜かれっぷり。
楽しみながら登ることとのバランスを考えると、私はこれくらいが限界でした。
体力維持に努めながら、こういう登り方ができるうちにトライしていきたいと思います。
今のうちの体力の積み重ねが、年を取ってからも効いてくると思いますし。
yamaheroさんのようにw
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