飯豊山゜石転び沢〜梶川尾根(山形県小国町)

2021年06月12日(土) ~ 2021年06月13日(日)

• GPS: 29:58
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,888m
• 下り: 1,891m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:07
• 合計: 7:44

距離 8.5km 登り 1,493m 下り 68m

7:56 スタート地点
8:22 8:28 温身平
11:46 11:47 石転びの出合
15:40 梅花皮小屋

2日目

• 山行: 7:31
• 休憩: 0:22
• 合計: 7:53

距離 9.5km 登り 377m 下り 1,823m

6:02 梅花皮小屋
6:43 6:52 北股岳
8:16 門内岳
8:26 8:38 門内小屋
9:16 9:17 扇ノ地神
10:17 梶川峰
12:31 湯沢峰
13:55 ゴール地点

天候

曇り・晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

石転び沢は落石、滑落、など事故も起きているルート。落石の多い地点では常に上を確認しながら歩く必要がある。
登山中も落石、氷の塊の落下があり避ける状況が何度かあった。このルートは詳しい方と共に歩く事をお勧めします。

その他周辺情報

飯豊山荘はコロナの影響で日帰り温泉のみ営業中。日帰り温泉営業時間は午後４時まで。

写真

6/12 7:56

飯豊山荘付近の駐車場は車でいっぱいだった。登山の他に遊歩道散策、渓流釣りの方も訪れるためだろうか。
左手建物に登山届を出し道路奥のゲート脇を通って温身平に向かう

6/12 8:27

温身平到着、飯豊山が正面に見える

6/12 8:39

堤防脇を通って登山道へ

6/12 8:59

深い森に入る

6/12 9:50

沢沿いの道を進む

6/12 10:25

沢渡渉、水量が多くてドキドキ！

6/12 10:34

沢渡渉後、いったん雪渓を下ると登山道のリボンがある

6/12 10:37

岩、倒木、斜面をへつり、緊張の登山道が続く

6/12 10:49

3時間近く歩き、ようやく雪渓が見えて来た

6/12 10:52

ウツギの花がキレイ

6/12 10:54

雪渓に入る

6/12 11:41

雪渓登りが始まる

6/12 12:26

だんだん傾斜がキツくなる。
左手に小さな滝が見える

6/12 12:36

雪渓右側の景色、所々雪渓に亀裂が入っている
雪渓中央はスノーブリッジになって薄く危ないと聞き、中央より少し端を歩く

6/12 13:09

スキーの方はあっと言う間滑り降りて行った

6/12 14:01

草付きが見えて来た。近そうに見えるがまだまだ遠い

6/12 14:16

斜面を振り返るとこんな石が転がっている。
落ちて来ないで！祈りながら歩く

6/12 15:32

梅花皮小屋が見えて来た！

6/12 17:59

今夜の宿泊はテントも含めて32人、意外と多い。

6/12 16:41

小屋付近はお花畑

6/12 16:42

水場に向かう道もイチゲの群生

6/12 17:29

梅花皮小屋脇から大日岳、尾西小屋が見えた

6/12 17:32

梅花皮小屋と登って来た雪渓が見える

6/12 17:33

北俣岳斜面と残雪

6/12 18:16

次第にガスが上がってきて雪渓は見えなくなった。

6/13 5:48

2日目
梅花皮小屋の付近に咲く白いシラネアオイが朝日に輝く

6/13 6:06

イワカガミも朝日に染まる

6/13 6:14

北俣岳に向かう途中で小屋を振り返る。
雪渓斜面の角度にあらためて良く登って来たものだと思う。

6/13 6:17

イチゲがどこまでも続く
6月の飯豊は花にあふれている。

6/13 6:45

6/13 6:51

6/13 7:06

門内小屋に向かう道もイチゲロード

6/13 7:19

ツバメオモト

6/13 7:41

スミレ群生

6/13 8:17

門内岳山頂

6/13 8:18

門内小屋

6/13 8:34

小屋前の鐘と景色

6/13 8:43

絶景とお花畑は続く

6/13 8:47

素晴らしい！

6/13 8:59

真っ白なシラネアオイ

6/13 9:02

ガスが上がり歩いてきた稜線が見えて来た

6/13 9:04

胎内山　標高1890メートル

6/13 9:06

ハクサンコザクラの花色がとても濃い

6/13 9:14

扇の地神、ここから梶川峰方面に向かう

6/13 9:15

雪渓からガスが上がる

6/13 9:20

左手に?差岳

6/13 9:29

右手は歩いてきた峰々

6/13 10:16

梶川峰

6/13 10:42

岩場を下る

6/13 11:27

左上に見える山から下って来る際にも幾度か急傾斜の雪渓下りがあるため注意が必要だ。

6/13 11:32

イワウチワ
残雪が遅くまで残っている場所では春先の花たちが咲いている

6/13 11:32

カタクリ群生

6/13 11:37

白いイワカガミ

6/13 11:44

滝見台からの眺め
正面に石転び沢雪渓が見える

6/13 11:55

オブジェの様な木

6/13 12:28

湯沢峰

6/13 13:15

眼下に飯豊山荘が見える
そろそろ本格的な激下りが始まる

6/13 13:18

足が疲れた頃に、左右の切れ落ちた細尾根に差し掛かる

6/13 13:39

木の根や岩に掴まり三点支持を守りながら慎重に下山する

6/13 13:47

岩の急斜面も足場を確認しながら

6/13 13:56

梶川峰登山口に到着

撮影機器：

Canon EOS R Canon

感想

こみち

温身平から石転び出会いに到達するまでも気の抜けない登山道が続く。雪渓歩きでは氷の塊、小石が落下し、当たらない様に避ける場面が何度かあった。また雪渓から落ちない様に足元にも注意が必要だ。
長時間の雪渓歩きで疲れた頃に雪渓上部の斜度45度の登りがやってくる。
ここが一番危険でキツイ。前を歩く団体さんがジグザグにステップ跡を作ってくれたので助かったが、装備、体調管理、食事管理など準備万全にしないと簡単に来れる場所ではない。石転び沢は2度目だったがやはり大変なルートだと改めて感じた。帰りの梶川尾根も何度か大きめの雪渓下りがあり注意を要した。また最後に細尾根の激下りは神経を使う。登り下りの大変さはあるが稜線上のお花畑、残雪の山々は美しく素晴らしかった。苦労して登ったからこそ見れる景色、飯豊は素晴らしい。山行を共にしたメンバーに心から感謝したい。