北穂〜涸沢岳
- GPS
- 26:08
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 2,922m
- 下り
- 2,933m
コースタイム
8:00 上高地BT - 9:50/10:00 徳沢園 - 10:55/11:05 横尾 - 12:00/12:20本谷橋 - 14:30涸沢キャンプ場
7/28
5:45涸沢キャンプ場 - 8:40涸沢北穂分岐 - 9:05/10:25北穂高岳 - 10:40涸沢北穂分岐 - 11:45最低コル - 12:50涸沢岳 - 13:15/14:20奥穂高山荘 - 15:55/16:00涸沢小屋 - 16:10涸沢キャンプ場
7/29
8:45涸沢ヒュッテ - 10:00本谷橋 - 11:00/11:10横尾 - 12:00/12:20徳沢園 - 13:50上高地BT
天候 | 曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢ヒュッテ下500mは完全な雪渓。涸沢テント場は雪上キャンプ場。 ザイテン下も雪渓あり、アイゼンが無難。 北穂奥穂分岐下にも残雪多いが、きれいにステップが切られているのでここはアイゼン不要。 |
写真
感想
会社の同僚と6人での集中山行。目的地は北穂ですが、一般ルートの南陵を普通に登る3名と、バリエーションルート東陵アタックの3名に分かれての山行を計画。私は前者での参加です。
初日は2時に宇都宮を出発し6時過ぎに沢渡P着。晴れ間も見えてまずまずの天気かな、と思っていたのもつかの間、遠方から雷鳴が聞こえると同時に大粒の雨が。あまり幸先が良いとはいえないスタートで、上高地までバス利用。
バスターミナルでそそくさと雨具を着込み、とりあえず出発。明神〜徳沢〜横尾と快調に歩をすすめる。しかし横尾橋をわたり上りにはいるとどうもペースが落ちる。序盤がハイペースだったのか、あるいは6人3日分の食糧の重さが応えているのか、メンバーから遅れがちになる。
事前に涸沢ヒュッテのHPで見ていて驚きはしなかったが、ヒュッテ下0.5kmは完全に雪渓状態。迷わず直前に追加装備した軽アイゼンを装着し、やっと到着。一昨年の小屋泊の時はこんなにきつくなかったので、やはり重装備時の脚力が不足しているようだ。他のメンバーは明日に備えてロープワーク、ラペリングの練習へザイデン下へ。呑気な猿の一家も見学に来て、和気あいあいと終了。名物生ビールとおでんで気勢を上げ、キムチ鍋をつついて。7時過ぎには就寝。
2日目は4:30起床。連泊なので撤収の手間がないため朝は楽だ。前夜のキムチ鍋にアルファ米を投入し、チーズを載せたおじやで鋭気を養い。5:45出発で北穂を目指す。
北穂までは特に危険箇所はないが、丸3時間ほぼ登りっぱなしなので、前日の疲れも相まってなかなかハード。雪は山頂下に一部残っていたが、恐らくは北穂山荘の方がきれいにステップを切って下さっていたので難なく通過できた。
北穂山荘の旨いコーヒーを飲み、無線で東陵隊を励ましながら待って合流し、10:30に涸沢岳→奥穂山荘へ向かって出発。最低コル→涸沢岳のルートはエアリア地図にマル危マークの付く箇所。CLさんも「怖かったらコンテするよ」と配慮して下さったが、ここは気合いを入れて乗り切る。しかしここで雨が急に大粒の雨。今考えると危険な箇所だが、全身ずぶ濡れは避けたいので皆あわててカッパ、ザックカバーを装着。
涸沢岳→奥穂山荘はそれまでと比べれば比較的易しいルートだが油断は禁物。雨の中黙々と歩き奥穂山荘に13:00着。山荘内で休憩させて貰い、コーヒーをたててしばし大休息ののち、14:30発。あとはザイデンを黙々と涸沢まで降りるのみ。涸沢上部もかなり急な雪渓。ここも雪渓の処理の苦手な私はアイゼン装着で切り抜け、16:00涸沢着。特に大きなトラブルもなく無事1日を終わったが、やはり皆緊張したのか、夕方からは皆で大宴会となった。
3日目は上高地まで降りるのみ。しかし朝から大雨。雨の中意を決してパッキング、テント撤収して、9時前に出発。もうあとはただ雨中黙々と下山。14:00上高地BT着。
3日間終始天気は不調で、楽しみにしていた北穂からの眺望もなく、その点では欲求不満もあるが、その中で当初の予定を無難にこなせたこと、とくにマル危マークの穂高の尾根を経験出来たことは大きな満足感をのこした。次こそは、北アの絶景を見に来ます。
北ア同士、似たよーなお天気でお互いガックシ山行ですたね
しかし おでんビールっっっっ!!!!!
CLがヒュッテで飲み過ぎて潰れました。合掌
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