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Yamareco

記録ID: 3283430
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳・蝶槍 ⇔「2592m峰」を往復★初夏のお花天国

2021年06月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:59
距離
18.6km
登り
2,014m
下り
2,010m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:05
休憩
1:54
合計
10:59
距離 18.6km 登り 2,014m 下り 2,023m
5:54
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天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股登山口手前の駐車場。6月の平日なので、朝6時前でも空いてました。
コース状況/
危険箇所等
蝶ヶ岳の山頂手前や、蝶槍の向こうの2592m峰に行く途中の鞍部などで雪渓を通過します。通常の登山靴でOK。
その他周辺情報 早朝に、三股登山口から登山道に入った途端に、新しい大量のクマの糞あり。
やはり三股付近をテリトリーとしているようなので、要注意。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股登山口から暫くは、渓谷沿いの穏やかな道。
2021年06月18日 06:20撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 6:20
三股登山口から暫くは、渓谷沿いの穏やかな道。
まめうち平に向けて徐々に急登が増えますが、しっかりした階段が随所に設けられてます。
2021年06月18日 06:28撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6/18 6:28
まめうち平に向けて徐々に急登が増えますが、しっかりした階段が随所に設けられてます。
沢沿いの道から、常念岳の南側に周りこむように登っていきます。
2021年06月18日 07:04撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 7:04
沢沿いの道から、常念岳の南側に周りこむように登っていきます。
穏やかなまめうち平を過ぎてからが、本番です。
2021年06月18日 07:55撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6/18 7:55
穏やかなまめうち平を過ぎてからが、本番です。
常念岳がどんどん姿を変えて行きます。安曇野や松本のほうから見る姿とは大違い。
2021年06月18日 07:57撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 7:57
常念岳がどんどん姿を変えて行きます。安曇野や松本のほうから見る姿とは大違い。
三股駐車場を出発してから3時間。植生は低木に変化して、蝶ヶ岳の稜線に出るのももうすぐです。
2021年06月18日 09:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6/18 9:03
三股駐車場を出発してから3時間。植生は低木に変化して、蝶ヶ岳の稜線に出るのももうすぐです。
この登山道は、木製のしっかりした階段が随所に設けられ、登りやすい道でした。
2021年06月18日 09:04撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 9:04
この登山道は、木製のしっかりした階段が随所に設けられ、登りやすい道でした。
大滝山との分岐で雪渓が現れます。遠くに一段低く見えているのは鍋冠山ですね。
2021年06月18日 09:14撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 9:14
大滝山との分岐で雪渓が現れます。遠くに一段低く見えているのは鍋冠山ですね。
この雪渓は、一部をかすめる程度で通過できます。
2021年06月18日 09:15撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 9:15
この雪渓は、一部をかすめる程度で通過できます。
雪渓を超えるとハイマツ帯になって、常念岳までの稜線が目に飛び込んできます。
2021年06月18日 09:23撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 9:23
雪渓を超えるとハイマツ帯になって、常念岳までの稜線が目に飛び込んできます。
安曇野のほうは雲海気味ですね。
2021年06月18日 09:24撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 9:24
安曇野のほうは雲海気味ですね。
西に目を移すと槍・穂高が見え始めて。
2021年06月18日 09:27撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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西に目を移すと槍・穂高が見え始めて。
もう、この景色を見ているだけで、ただただ幸せ〜。
2021年06月18日 09:32撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 9:32
もう、この景色を見ているだけで、ただただ幸せ〜。
北に目を移せば、槍と常念が並び立つ。
2021年06月18日 09:34撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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北に目を移せば、槍と常念が並び立つ。
この景色をずーっと眺めながら蝶槍まで歩く。幸せのプロムナード。
2021年06月18日 09:38撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 9:38
この景色をずーっと眺めながら蝶槍まで歩く。幸せのプロムナード。
稜線上はミヤマキンバイの群落が多数。
2021年06月18日 10:11撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 10:11
稜線上はミヤマキンバイの群落が多数。
まだまだこれから咲くのも多いです。
2021年06月18日 10:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 10:05
まだまだこれから咲くのも多いです。
横尾に降りる分岐点。これをずーっと降りて、ずーっと行けば涸沢なんだなぁ。
2021年06月18日 10:32撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6/18 10:32
横尾に降りる分岐点。これをずーっと降りて、ずーっと行けば涸沢なんだなぁ。
雲はドンドン増えてきて完全に高曇りですが、3000mの景色は惜しげもなく続く。
2021年06月18日 10:33撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 10:33
雲はドンドン増えてきて完全に高曇りですが、3000mの景色は惜しげもなく続く。
蝶槍が見えてきました。常念岳〜大天井もいつか歩きたい。
2021年06月18日 10:52撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 10:52
蝶槍が見えてきました。常念岳〜大天井もいつか歩きたい。
蝶槍まで来ましたが、ちょっとまだ歩き足りない。
2021年06月18日 11:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:03
蝶槍まで来ましたが、ちょっとまだ歩き足りない。
天気はまだ持ちそうだし、この気持ち良い稜線を短時間で引き返すのは勿体ないなぁ。
2021年06月18日 11:03撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:03
天気はまだ持ちそうだし、この気持ち良い稜線を短時間で引き返すのは勿体ないなぁ。
というわけで。この先、常念岳の手前に見えている「2592m峰」まで行くことにします。
2021年06月18日 11:04撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:04
というわけで。この先、常念岳の手前に見えている「2592m峰」まで行くことにします。
鞍部までググっと下降すると、雪渓を通過。
2021年06月18日 11:25撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:25
鞍部までググっと下降すると、雪渓を通過。
登り返しに入ると蝶ヶ岳とは植生が変わり、初夏のお花畑が次々に現れます。まずは咲きかけのサンカヨウ。
2021年06月18日 11:29撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:29
登り返しに入ると蝶ヶ岳とは植生が変わり、初夏のお花畑が次々に現れます。まずは咲きかけのサンカヨウ。
ミヤマキスミレ。
クモマスミレやキバナノコマノツメより、葉が尖ってます。
2021年06月18日 11:31撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:31
ミヤマキスミレ。
クモマスミレやキバナノコマノツメより、葉が尖ってます。
シナノキンバイ。
2021年06月18日 11:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:36
シナノキンバイ。
シナノキンバイは大きめの花で目立つ。たくさん咲いていて、蜜を吸いに来る虫たちが群がってました。
2021年06月18日 11:54撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 11:54
シナノキンバイは大きめの花で目立つ。たくさん咲いていて、蜜を吸いに来る虫たちが群がってました。
ハクサンイチゲもたくさん咲いてました。
2021年06月18日 12:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 12:05
ハクサンイチゲもたくさん咲いてました。
「ハクサン」と名がつく花の中で一番好きです。
2021年06月18日 12:05撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 12:05
「ハクサン」と名がつく花の中で一番好きです。
2592m峰です。蝶ヶ岳エリアとは、花だけでなく虫の生息も違ってブユとメマトイが多い。虫除けハッカスプレー活躍。
2021年06月18日 12:15撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 12:15
2592m峰です。蝶ヶ岳エリアとは、花だけでなく虫の生息も違ってブユとメマトイが多い。虫除けハッカスプレー活躍。
蝶槍がだいぶ遠くなりました。
2021年06月18日 12:06撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 12:06
蝶槍がだいぶ遠くなりました。
近くて遠い常念岳。だいぶガスが増えてきました。
2021年06月18日 12:06撮影 by  Canon EOS M2, Canon
6/18 12:06
近くて遠い常念岳。だいぶガスが増えてきました。
ミネザクラ。まだ咲いている。
2021年06月18日 12:33撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 12:33
ミネザクラ。まだ咲いている。
数は少なかったですが、オオサクラソウも咲いてました。
2021年06月18日 12:36撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 12:36
数は少なかったですが、オオサクラソウも咲いてました。
初夏の花で紫色の花は少ないので、小さくても目立ちます。
2021年06月18日 12:37撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 12:37
初夏の花で紫色の花は少ないので、小さくても目立ちます。
2592m峰でお花天国を満喫して、蝶槍まで戻ってきました。
2021年06月18日 13:14撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 13:14
2592m峰でお花天国を満喫して、蝶槍まで戻ってきました。
ライチョウでも探しつつ、ゆるゆると稜線を蝶ヶ岳に戻ります。
2021年06月18日 13:20撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 13:20
ライチョウでも探しつつ、ゆるゆると稜線を蝶ヶ岳に戻ります。
穂高連峰は、なんとか高曇りで踏ん張る。
2021年06月18日 13:21撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 13:21
穂高連峰は、なんとか高曇りで踏ん張る。
振り返れば先ほどまで居た2592m峰は、ガスに飲み込まれようとしています。
2021年06月18日 13:21撮影 by  Canon EOS M2, Canon
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6/18 13:21
振り返れば先ほどまで居た2592m峰は、ガスに飲み込まれようとしています。
安曇野から雲が着々と沸き立ちますが、蝶ヶ岳の稜線がそれを打ち消します。
安曇野から雲が着々と沸き立ちますが、蝶ヶ岳の稜線がそれを打ち消します。
本当の蝶ヶ岳山頂には、一番最後にたどり着きました。ここから2時間半の激下りで、三股駐車場への到着は17時前でした。
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本当の蝶ヶ岳山頂には、一番最後にたどり着きました。ここから2時間半の激下りで、三股駐車場への到着は17時前でした。
撮影機器:

装備

個人装備
防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 行動食 非常食 飲料 ライター コンパス GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

三股〜蝶ヶ岳はとても整備の行き届いた道なので、ヤマレコの「らくルート」の標準時間より随分早く歩くことができます。
蝶槍まで行ってもやや歩き足りない気持ちですが、常念岳まで強行すると慌ただしいことになり、この素晴らしい稜線をじっくり楽しむことができなくなります。

そこで、常念岳に行く途中にある2592mピークまで足を延ばすことにしました。
すると全く植生が違っていて、蝶ヶ岳では咲いてなかった初夏の高山植物が咲き誇っていて、思わぬ収穫となりました。
3000mの景色は蝶ヶ岳で楽しんで、お花畑は2592mピークで楽しんで、なんとも贅沢な一日でした。

クマについては、それと思われる大量の糞が三股登山口エリアにありました。
なるべく賑やかにして歩きましょう。

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