鹿島槍ヶ岳(種池山荘テント泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,498m
- 下り
- 2,485m
コースタイム
5:20 柏原新道登山口
6:21 ケルン
7:29 石ベンチ
8:09-10:13 種池山荘
10:46 爺ヶ岳南峰
11:07 爺ヶ岳中峰
11:44 冷乗越
11:53 冷池山荘
12:44 布引山
13:17-38 鹿島槍ヶ岳
14:06 布引山
14:38 冷池山荘
14:51-58 冷乗越
16:09 種池山荘
【2日目】
3:50 種池山荘
4:25-53 爺ヶ岳南峰
5:13-58 種池山荘 テント撤収
7:44 柏原新道登山口
天候 | 3日 晴れ/曇り 4日 曇り/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
終点の扇沢に有料駐車場 その手前に数か所の無料駐車場やスペースがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にポストあり 遭対協の方が常駐し、登山届けを出す様に指導していました 《柏原新道〜種池山荘》 危険箇所は特にありませんでしたが、雪渓をトラバースするところで、気を抜くと奈落へまっしぐらとなりそうでした。 《種池山荘〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳》 特に問題ありませんでした |
写真
感想
今回は約2カ月ぶりとなる、北アルプス遠征。散々吟味して決めた先は、鹿島槍ヶ岳だ。
車中泊で乗り込むべく、金曜夜に自宅を出発、黒部ダムへのトロリーバス駅のある扇沢に深夜1時前に到着。扇沢より少し下の、登山口に一番近い無料駐車場に、かろうじて2台分ほど空きがあったのでソコへ入れる。
車内でワクワクしながらビールを呑んでいると、山奥にもかかわらずひっきりなしに車が上がってくる。この分だと扇沢の有料駐車場もかなりの数になるのだろう。
一寝して朝方4時に眼を覚ますと、周囲はガサガサ準備する音が聞こえる。
車を降りて登山口へ眼をやると、団体さんやらトレラン者やらで大賑わいだ。
支度をして、登山口で届けを記入していざ出発。
種池山荘まで続く柏原新道は、危険箇所こそ無いもののひたすら登りが続く、なかなかツライ道だった。(テント装備の影響もあったか)
山荘に到着、テント受付をすると札は1番。狭いテン場と聞いていたので、混雑を予想して早く来たのに少し拍子抜け。
が、小屋の方から『込み合うので、奥から詰めて張って下さいね』と言われ、最奥になるべくギリギリで張る。
ほどなく2番札の方が来られ、対面に同じくギリギリで設営。聞くと、同じく鹿島槍ヶ岳までピストンするとの事でした。
ちんたら準備をしていたら、アっと言う間に10時に。あわてて出発する。
爺ヶ岳への稜線はキレイで足取りも軽やかに。残念ながら進む鹿島槍方面は雲でほとんど見えないが、南側の蓮華岳、さらに奥に穂高・槍、振り返ると立山・剱岳などはバッチリでした。
爺ヶ岳南峰・中峰と進み、北峰は巻いて先を目指す。冷池乗越を過ぎてしばらく進むと冷池山荘に到着。ここも大きい立派な山荘で、登山客でにぎわっていた。
山荘から5分ほど歩くと、稜線上にテン場がある。計画段階でこっちに泊るか迷ったが、強風が怖くて種池にしたのだ。
ここらへんからは、ほとんどガスの中を練り歩く荒行だった。
布引山への急登、鹿島槍への最後のガレ場も、真白な中を突き進む。
山頂に到着するも・・・・
チョー楽しみにしていた、後立山連峰最高峰の自慢の絶景は、そうやすやすとは拝ませてもらえませんでした。
そういえば、ここまで鹿島槍の姿すらも見せてもらってません。
ションボリと山頂を後にする。ご褒美の無いこのコース まあ長いこと・・・
帰りは爺ヶ岳付近までガスってて、もう早くテン場に戻る事しか考えませんでした。
テン場へ戻るとテントはどっと増えておりおよそ20張り。それでも予想よりかは少ない。最終的に今日は30張りほどになった。
残念だった展望をビールとつまみで慰める。こうなったら明日早起きして爺ヶ岳で日の出を見て下山するか。
担いだ芋焼酎を呑みながら、静かなテン場の雰囲気を楽しんで寝袋に潜り込む。
翌朝、暗闇を爺に向けて出発。山頂に着くと数名の方が日の出待ち。
えらく寒い中、岩陰に入り防寒着を着て東の空を睨みつける。
一面分厚い雲に、嫌な予感。場所によっては明らかに雨も降ってそうだ。
あえなく日の出時刻を過ぎても、全く赤く染まらない。
仕方ない、諦めが肝心だ 撤収しよ。
ちゃっちゃとテン場へ戻る。テント撤収中に雨もポツリポツリ。
急いで支度をして、山荘を後にする。
行きは登り一辺倒だった柏原新道、下るのは早いが雨の分滑りやすかった。
下山後は麓の薬師の湯にて疲れを取る。
次回は十分に経験積んでから、五竜からキレット越えて来ようかな。
お疲れ様です。隣通しでテント被りした夫の方です。早々のレコアップ楽しく拝見させていただきました。
2日目はあいにくの雨で残念でした。下山時、激しく降られたのではないでしょうか。我々は暫く小雨になるのをテン場で待ちましたが、結局辛抱切らしてザーザー降りの時に下山を始めました。登山口に着いた頃にはカンカン照りでしたが…
次回の山行はお互い最後まで天候に恵まれると良いですね。また、お会いすることがあれば宜しくお願い致します。
yoshi1さん コメントありがとうございます。
まさに下山途中はけっこう降りました。お互い残念でしたね。過去レコ拝見させてもらいました。テントに限らず山域も被りが多かったので、またどこかで会えるといいですね。
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