入笠山、高座岩、御所ヶ池を法華道で周回
- GPS
- 09:34
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 1,625m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 9:35
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特段危険を感じるところなし |
その他周辺情報 | 高遠町さくらの湯 500円 |
写真
感想
明日は晴れそう!梅雨の貴重な晴れ間どこかへ行かねば、と数ヶ所候補を考えるもパッとしない。そんな時、NHKR1の山カフェが入笠山を取り上げていた。そ〜だ💡法華道を歩いて高座岩に行こう!足を延ばして入笠山のスズランなどの花を愛で、ズミが見られたらいいな。と欲深なことを思いついてしまった。CTはよく分からないが、時間の許す限り歩いてみようと出かけた。
〇赤坂駐車地~高座岩
入口付近の転回場?に駐車した。通常なら御所平峠を目指すコースを選ぶところだ。しかしそこはへそ曲がり、ひとひねり荊口尾根(勝手に名付けた)を登ることにした。
尾根末端にお寺があり、その寺の裏に電気柵があった。電気柵の外れる箇所が尾根の取付きであった。前回の失敗を生かし、指先でつまんで外し慎重に通過した。(つまんでも掴んでも触れば感電すると思うけど…。)
下草もなく歩き易い、すぐに道型が現れ辿って行った。1,300m辺りで尾根が広くなると道型がなくなり、踏跡も怪しくなった。獣道を拾いながら上を目指した。1,500m辺りで岩が現れ、踏跡は右へ右へと逸れて行き、ついには五色滝方向から来る尾根に乗った。
ここからは再び踏跡がしっかりし、荊口三角点辺りからは小笹が現れた。稜線まであと少しの所で踏跡が分からなくなった。適当に行くと踏跡が現れ、稜線のトレッキングコースに飛び出した。
これまでと比べると道幅2mと高速道路のようだ。稜線の道にはクリンソウが咲き、ズミの並木となっていた。ズミは残念ながら散っていた。
あと5分ほどで高座岩という地点で、一人の山ガール(山G)と出会った。いつも通り挨拶をして行先を尋ね合った。すると山Gは入笠山へ行くと言う。このまま行くと鹿嶺高原だが、途中東へ下れるのだろうか?
二人で地形図やスマホマップを見たりと調べると、どうも高座岩から下らず南に直進してしまったようだと分かった。そこで二人で高座岩まで戻るとしっかりした道があった。また入笠山辺りですれ違いそうですねと言って別れた。大賑わいとも知らず…。
高座岩は見晴らしがいい所だが、残念ながら雲がかかって展望が得られなかった。
〇高座岩~入笠山
マナスル山荘までは牧場内のアスファルト道で眺めも良く快適であった。
大沢山に山頂標識はない。北100m位に三角点があった。牧草地からの眺めは抜群であった。
入笠湿地はハイカーで大賑わいであった。あまりの人出にビックリだ。
ゴンドラ駅のお花畑はきれいだが、人工的な感じがした。スズランは思った以上に小さかった。
入笠山も大賑わいで休憩中の客は100人以上と思われた。これでは高座岩で別れた山Gが居たとしても見つけられないと諦めた。雲で北アルプスや八ヶ岳がはっきり見えないし、先もあるので仕方ないと下山開始。
〇入笠山~高座岩
これからのコース取りなどを考えながら黙々と下っていた。すると誰かが立ち止まっているのに気が付いた。ぱっと顔を上げるとなんと先の山GはないかΣ(゜Д゜)格好も今どきだし、顔もマスクで隠れてるし、逢えてもわからないだろうとも思っていた。
相手が先に気づいて立ち止まっていたこともあり、すぐに分かった。ゆっくり大阿原湿原で写真を撮っていたとのこと。ヤマレコやっているとのこと見つけたらコメント下さいね(^^)/
1960m山は電波施設があるだけ、見晴らしもない。くたびれ儲け(>_<)
湿原はズミが散りかけ。満開だったら見事だろうな。テイ沢は涼しくて静かでいい。
〇高座岩~芝平~赤坂P
再びの高座岩、午前中よりは随分眺めがよくなった。御所平峠から法華道を辿った。すぐに御所平の看板があった。説明によると何やら昔の高貴な方が戦に敗れここに避難して滞在したとのことであった。それで御所なのかと納得した。御所に選ばれたくらいなのでカラマツ林で雰囲気のいい場所であった。
少し下ると御所ヶ池であった。樹林帯の中の小さな池でひっそりとしていた。
ここから南西に下れば駐車地の赤坂だが、法華道は芝平へ下っているのでこだわって辿ることにした。所々に案内板あり、道がはっきりしているので迷うことはなかった。緩やかに登って北西尾根を下る。昔の主要道路なので急な所もなく歩き易い。
P1,352mから南西に下る道の方がはっきりしているが、敢えて法華道にこだわり北西に下った。芝平が近づくにつれ道が大きく蛇行し不安になった。だが忠実に道を辿れば林道に出られる。
さらにこだわって尾根末端を目指したが、道はなくなり耕作放棄地に出た。そこまでこだわる必要があったのか?
道路に出て少し下ると水場があった。冷たくて美味しい清水だ。芝平には何軒かの民家があったが、人が住んでいそうなのは1軒のみ。さらに下ると廃分校があった。現状から昔の賑わいを想像することはできなかった。
※感想&反省
結構しっかり歩いた感があり満足な山行となった。次はズミが満開の時に来てみたい。
ダニとヒルに注意して歩いた。この山域にはいないのか幸い被害無し。
さくらの湯は食事処がないのが残念だった。湯は無色透明だが、ヌルヌルし石鹸が残っている感じ。なんか効用がありそう😄
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