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Yamareco

記録ID: 329701
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沢登り
北陸

荒島谷川支流鳴ザコ

2013年08月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.3km
登り
1,180m
下り
1,173m

コースタイム

荒島谷川林道口6:25-鳴ザコ出合7:05-下山コース12:05-12:10山頂12:50-下山駅14:40
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
荒島谷川林道の入り口、河川敷に駐車スペースあり。下山(しもやま)コースを下山する場合は、下山駅駐車場に一台配置しておくといい。徒歩15分の距離。
コース状況/
危険箇所等
今回は下山コースめがけて稜線に直登を試みるルートを選択したが、早めに旧下山コースを目指して左支流に入ってもいい。ここはお好みで。
※旧下山コースはかろうじて踏み跡がある難路です。
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下山駅に1台配車し九頭竜川河川敷まで移動。
九頭竜川はうまいこと飛び石で徒渉。

2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
8/6 22:21
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下山駅に1台配車し九頭竜川河川敷まで移動。
九頭竜川はうまいこと飛び石で徒渉。

荒島谷川林道を行く。堰堤が無ければいい谷でした。
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荒島谷川林道を行く。堰堤が無ければいい谷でした。
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2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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林道歩きでいい汗かいてきた頃に…
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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林道歩きでいい汗かいてきた頃に…
鳴(なる)ザコF1。鳴滝。
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鳴(なる)ザコF1。鳴滝。
Yottyさんが覗きにゆく。
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Yottyさんが覗きにゆく。
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近寄っただけでびしょ濡れになる
水量はチョイ多い
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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近寄っただけでびしょ濡れになる
水量はチョイ多い
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F1は少し手前から巻きます。
2人の間隔が離れすぎると落石で逆に危ない 場合があるとのこと。
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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F1は少し手前から巻きます。
2人の間隔が離れすぎると落石で逆に危ない 場合があるとのこと。
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滝の落ち口。
先週のシリタカもそうだったが、、本流との出合に滝が架かる ってパターン
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
8/6 22:21
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滝の落ち口。
先週のシリタカもそうだったが、、本流との出合に滝が架かる ってパターン
今日は水量が多いね。
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今日は水量が多いね。
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水が跳ね上がっておま
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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水が跳ね上がっておま
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滝の左岸壁を行きます。
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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滝の左岸壁を行きます。
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一手が出づらいのでロープを出す。
ハーネスの飾りとなっていたATC−XPを使用し、初ビレイヤーとなる。
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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一手が出づらいのでロープを出す。
ハーネスの飾りとなっていたATC−XPを使用し、初ビレイヤーとなる。
フォローはYottyさん。
フォローはYottyさん。
水の中でもぐいぐい♪
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水の中でもぐいぐい♪
いい滝っすね。
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退屈な河原歩きはありません。 
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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退屈な河原歩きはありません。 
青空だったら満点をあげたい。
青空だったら満点をあげたい。
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ゴルジュは入り口のF1箇所だけで、その後はそらの開けた明るい沢だ
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ゴルジュは入り口のF1箇所だけで、その後はそらの開けた明るい沢だ
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右岸からシャワーで突っ込んだら 浴びるには冷たく 一瞬呼吸が止まったw
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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右岸からシャワーで突っ込んだら 浴びるには冷たく 一瞬呼吸が止まったw
連瀑です。
もひとつ。
よじよじ♪
メインイベントの滝。
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メインイベントの滝。
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水量 若干多いらしい
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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水量 若干多いらしい
右のルンゼ状をロープを出して登ります。真新しい残置がありましたが、こんなところに残置はだめです。
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右のルンゼ状をロープを出して登ります。真新しい残置がありましたが、こんなところに残置はだめです。
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ロープにあまり余裕がない為、中段まで登ってきた。
支点回収時にハーケンに亀裂を見つけた。
幾度となく命を預けてきただろう 使い込まれたハーケンはここで役割を終えた。
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ロープにあまり余裕がない為、中段まで登ってきた。
支点回収時にハーケンに亀裂を見つけた。
幾度となく命を預けてきただろう 使い込まれたハーケンはここで役割を終えた。
Yottyさんが登ってくる。持参のタワシが大活躍♪
Yottyさんが登ってくる。持参のタワシが大活躍♪
スッキリとした沢線。大好きな風景。
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スッキリとした沢線。大好きな風景。
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分岐点で地図を読む。
地図ではわかりづらい谷に見事に引っかかって…
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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分岐点で地図を読む。
地図ではわかりづらい谷に見事に引っかかって…
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予定とは違う沢に…
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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予定とは違う沢に…
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引き返します。
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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引き返します。
振り返ると周囲の山々より高くなっています。
振り返ると周囲の山々より高くなっています。
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水が涸れる前に補充しましょう
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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水が涸れる前に補充しましょう
詰め上げ途中でYottyさんが振り返る。「登ってきたナ〜」。
詰め上げ途中でYottyさんが振り返る。「登ってきたナ〜」。
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頂上稜線まで続く谷であったが、途中で読み違えて急傾斜藪に掴まる。
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
8/6 22:21
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頂上稜線まで続く谷であったが、途中で読み違えて急傾斜藪に掴まる。
源流域。
背面の尾根は、旧下山コースの稜線。
背面の尾根は、旧下山コースの稜線。
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登山道に乗った。
この直前のゴツイ笹藪で息絶え絶えw
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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登山道に乗った。
この直前のゴツイ笹藪で息絶え絶えw
荒島岳山頂。急に晴れてきました。
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荒島岳山頂。急に晴れてきました。
荒島大権現と青空。
荒島大権現と青空。
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山頂部には花が多かった
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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山頂部には花が多かった
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2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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新下山コースから返り見る山頂。
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新下山コースから返り見る山頂。
新下山コースをゆく。
新下山コースをゆく。
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上部を遮る物が無く 直射日光が厳しすぎる…
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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上部を遮る物が無く 直射日光が厳しすぎる…
この後、地獄の下りになりました・・・。
この後、地獄の下りになりました・・・。
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新下山コースはフィックスロープが多く、稜線までほぼ直登のキビシイルート。
2013年08月06日 22:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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新下山コースはフィックスロープが多く、稜線までほぼ直登のキビシイルート。
撮影機器:

感想

前週の遡行は 遡行というより登攀であった。
一般登山と初級の沢 以外の経験がない 状態で挑むには経験がなさ過ぎて不安に思うこともあった。
(結果的には そんな不安感もベテランのフルサポートのおかげで吹き飛び、とても楽しかったですが)

それで今回の鳴ザコ
mt2702mさん(ボス)曰く「中級下の沢」とのことで初級者が経験を積むにはちょうど良さそう。

実際遡行してみて、ロープ出す個所もあったが大体はフリーで抜けられ テンポよく進むことができた。

詰めがキツク 下山が灼熱で多少参ったが、今回も楽しい遡行をすることができ同行してくださったボスには感謝です。

参加二回目のYottyさんが来るということで、基本的な溯行が学べる谷をチョイス。しかも詰め上げは日本百名山のである荒島岳。山頂を踏むのは二度目となるYottyさんだが、快く計画を承諾。今回は二名で溯行となった。

越美北線下山駅でYottyさんと合流して、荒島谷川林道の入口に向かう。ここからおおよそ40分の林道歩きで鳴ザコへ。ちなみに「ザコ」というのはこの辺りの方言で「谷」のことを指す。この周辺の谷は、〜谷ではなく、〜ザコと呼ぶところが実に多い。

F1鳴滝は左岸ルンゼを巻く。ここは以前、落石による事故があったので慎重に通過。巻き終わる頃に空を見上げると雨が・・・。

一発目のロープ出しでは、Yottyさんがてきぱきとロープを操作。飲み込みの早さが際立つ。

鳴ザコは南面の谷。上空も開けていて晴れていると暑いくらいなのだが、頭上はしっかりと曇り空。暑くないから快適だと強がり言いながらの溯行となる。

二又での地図出し確認の方法など、基本的な溯行術を説明しながら進んでゆく。教えるのは現地で行うのがいちばん。理論は後から自然と付いてきますからね。

さて、大二又を越えると今日のメインイベントとなる直瀑が現れる。ここでもしっかりと手順を伝授してYottyさんにフォローを頼む。30mロープなので若干ロープが足りなくなり、途中で移動してもらうものの、実にスムーズにこなすYottyさん。何も言うことがありません(^^ゞ

Yottyさんは持参のタワシが大活躍の様子できっちりとフォローをこなしてビレイ解除。

さ、ここからはロープをザックに収めて高度を稼ぐのみ。今回は通常ルートの旧下山コースの尾根は目指さず、新下山コースの稜線に向けて直上を試みる。なかなか急な源頭部だったが、無事稜線に到着。空はいつの間にか青空へと変わっていた。

山頂で一息入れていよいよ下山。新下山コース上部を歩くのはこれが初めて。展望のよい好ルートだが、根曲がり竹が伸びすぎて、転ぶとちょっとやばい感じに。しかも天気が一気に好転し、辺りは灼熱の暑さに。

長く急な尾根、それに加えて暑さという三重苦となって、登山口に着く頃には二人とも死にそうになっていた(笑)

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