荒島谷川支流鳴ザコ
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,173m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は下山コースめがけて稜線に直登を試みるルートを選択したが、早めに旧下山コースを目指して左支流に入ってもいい。ここはお好みで。 ※旧下山コースはかろうじて踏み跡がある難路です。 |
写真
感想
前週の遡行は 遡行というより登攀であった。
一般登山と初級の沢 以外の経験がない 状態で挑むには経験がなさ過ぎて不安に思うこともあった。
(結果的には そんな不安感もベテランのフルサポートのおかげで吹き飛び、とても楽しかったですが)
それで今回の鳴ザコ
mt2702mさん(ボス)曰く「中級下の沢」とのことで初級者が経験を積むにはちょうど良さそう。
実際遡行してみて、ロープ出す個所もあったが大体はフリーで抜けられ テンポよく進むことができた。
詰めがキツク 下山が灼熱で多少参ったが、今回も楽しい遡行をすることができ同行してくださったボスには感謝です。
参加二回目のYottyさんが来るということで、基本的な溯行が学べる谷をチョイス。しかも詰め上げは日本百名山のである荒島岳。山頂を踏むのは二度目となるYottyさんだが、快く計画を承諾。今回は二名で溯行となった。
越美北線下山駅でYottyさんと合流して、荒島谷川林道の入口に向かう。ここからおおよそ40分の林道歩きで鳴ザコへ。ちなみに「ザコ」というのはこの辺りの方言で「谷」のことを指す。この周辺の谷は、〜谷ではなく、〜ザコと呼ぶところが実に多い。
F1鳴滝は左岸ルンゼを巻く。ここは以前、落石による事故があったので慎重に通過。巻き終わる頃に空を見上げると雨が・・・。
一発目のロープ出しでは、Yottyさんがてきぱきとロープを操作。飲み込みの早さが際立つ。
鳴ザコは南面の谷。上空も開けていて晴れていると暑いくらいなのだが、頭上はしっかりと曇り空。暑くないから快適だと強がり言いながらの溯行となる。
二又での地図出し確認の方法など、基本的な溯行術を説明しながら進んでゆく。教えるのは現地で行うのがいちばん。理論は後から自然と付いてきますからね。
さて、大二又を越えると今日のメインイベントとなる直瀑が現れる。ここでもしっかりと手順を伝授してYottyさんにフォローを頼む。30mロープなので若干ロープが足りなくなり、途中で移動してもらうものの、実にスムーズにこなすYottyさん。何も言うことがありません(^^ゞ
Yottyさんは持参のタワシが大活躍の様子できっちりとフォローをこなしてビレイ解除。
さ、ここからはロープをザックに収めて高度を稼ぐのみ。今回は通常ルートの旧下山コースの尾根は目指さず、新下山コースの稜線に向けて直上を試みる。なかなか急な源頭部だったが、無事稜線に到着。空はいつの間にか青空へと変わっていた。
山頂で一息入れていよいよ下山。新下山コース上部を歩くのはこれが初めて。展望のよい好ルートだが、根曲がり竹が伸びすぎて、転ぶとちょっとやばい感じに。しかも天気が一気に好転し、辺りは灼熱の暑さに。
長く急な尾根、それに加えて暑さという三重苦となって、登山口に着く頃には二人とも死にそうになっていた(笑)
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